Oggi本誌でも「渋谷のバーのマスターから、少しだけ恋に疲れたあなたに伝えたいここだけの話」を連載中の林伸次さん。
長年にわたり男女の恋愛模様を見つめてきたからこそ、アラサー女性に知っておいてほしい「陥りやすい恋の罠」について解説していただいています。
第6回となる今回は、「潔癖すぎる罠」。
さて、どういうことなのでしょうか……?
林さん、お願いします。
「婚活を頑張っている女性に多いのが、男性の細かい部分を気にしすぎる人。”ビールの飲み方がオジサンっぽくて嫌”とか”食べ方が汚い”、”靴がダサい”など、何かしら難癖をつけて恋人候補から外してしまいます。
“結婚相手を探しているんだから、最初から本命になれるような理想の人を探して何が悪いの!?”という声も聞こえてきそうですが、言い換えればそれは相手に対して理想が高く、求め過ぎ。僕からすれば”そんなことは後からいくらでも直せるよ”と思います(笑)。
飲み方や食べ方、服装など、実は直せるところばかりにとらわれていては、恋人候補の人数をグッと少なくしてしまうので非常にもったいない。
例えば僕も、若い頃はレストランでのスマートな支払い方やマナーを何にも知りませんでしたが、妻に教えてもらいました。
出会ってすぐは、自分がアドバイスすることで直せそうな部分には目をつむり、人間性や価値観などその人の本質をよく見るようにしましょう。そこでいいな、関係を進めたいな、と思った人は育てていけばいいんですよ」
最初から全て完璧な男性はなかなかいないですし、それはお互いさまでもありますよね。初対面では細かい部分までチェックしてしまう気持ちは抑え、他人には直せない人間性や価値観を知る努力をしてみましょう。
結論
直せる行動より直せない人間性を知った上で、
好きになれるかを見極めていこう
次回もアラサー女性が陥りやすい恋の罠、お楽しみに!