思わず目を奪われる! オイルサーディン風デザインのチョコレートがかわいい
ショコラコーディネーター®市川歩美です。
先日、私はマドリードを訪れた後、パリへ移動しました。9月の始めの、夏の名残を残した秋のパリ。そんなパリで、オイルサーディンそっくりのチョコレートにときめいていた私がいました。
パリではお馴染みのチョコレートブランド「ミシェル・クルイゼル」の「サーディン オン ショコラ」です。キラキラ光るその様は、まさにマイワシ類の小魚そのもの。実はホイルラップされた魚の形のミルクチョコレートで、オイルサーディンそっくりの缶に入っています。
▲サーディンは1本ずつでも買えます(ミシェル・クルイゼル サントノーレ店)。
ミシェル・クルイゼル、といえば、カカオ豆を直接カカオ農家から買い付け、チョコレート製品にするまでの全てを自社で手掛ける、1948年創業の本格チョコレートブランド。世界のプロフェッショナルが認める、クオリティの高いチョコレートを作り続けるブランドです。
が、しかし。そういうブランドだからこそ、こういうチョコレートを販売してくれているのがうれしいじゃありませんか♥
▲網に入れて水揚げされた感を演出。
ミシェル・クルイゼルは、パリに4店舗(サントノーレ、マレ、マドレーヌ、ネウリー・スール・セーヌ)、美しいブティックがあります。私は今回パリの3店舗と、ノルマンディのファクトリーに併設された1店舗で、様々なスタイルに演出されたサーディンに出会いました。
▲マドレーヌ店のショーケースは、サーディンにふさわしいブルーの海を表現
缶入りのものから、1本売りのものまで。
可愛らしいヴィジュアルと、その美味しさで、お土産として大人気だそうです。
▲閑静な高級住宅街にある、ネウリー・スール・セーヌ店では、小舟に溢れんばかりのサーディンが。
ミシェル・クルイゼルは、店舗ごとにディスプレイに工夫がこらされていて、その違いも楽しいです。サーディンのディスプレイひとつとっても、スタッフの方の遊び心とセンスがキラリと(サーディンのように)光っています。
パリを訪れたら、ぜひどうぞ。お店のスタッフの方がみなさんとても親切です。
2018年のバレンタインシーズンには、日本でも缶入りサーディンが「サーディン オ ショコラ」という名前で販売予定とのこと! バレンタインイベントでチェックしましょう。
市川歩美
ショコラコーディネーター®
チョコレートのジャーナリストとして最新のチョコレート情報に精通。
おすすめ・注目のチョコレートの紹介ほか、関連情報を雑誌、テレビ、ラジオ、Webなどのメディアに提供しながら、メディア・チョコレートブランド・消費者をつなぐ、日本唯一のショコラコーディネーター®として活動。フランスの上質なショコラに1990年代前半に出会って以来、チョコレート愛好家歴は25年以上。「ショコラのある生活」を豊かにするべく、チョコレート関連イベント、トークショーへの出演、テレビ番組、記事の監修、商品企画なども行う。