遅刻の理由1:「犬がお腹を壊しちゃって」
遅刻した理由を聞かれて、「すみません。犬がお腹を壊しちゃったんです」と、悪びれずに伝える女子。
ペットは家族の一員ですし、具合が悪そうな愛犬を放っておけない気持ちだって、よーくわかります。しかし、自分の体調不良ではなく、ペットの体調不良を悪びれもせずに報告する姿には「えー。それはないんじゃない?」と感じてしまう人もいるのが世の常。
特に、ペットを飼っていない人からしてみると「犬がお腹を壊しただけで遅刻を!?」とギョッとしやすい言い訳にもなってしまうのです。ちなみに筆者は、大の愛犬家なので、この手の言い訳にもホロリと同情しちゃうのですが、一般的には「なんて自分勝手な言い訳なの!」と思われやすいのでご注意を……。
遅刻の理由2:「昨夜、遅くまで彼氏と話し合いをしてたんです」
恋愛トラブルを抱えていて、恋人と深夜まで話し合いをしていれば、翌朝はウッカリ寝過ごしちゃった!……という展開も起こりがちです。彼氏の浮気や別れ話など、「明日は会社」とわかっていても「今日話しておくべきこと」って、確かにあります。しかし! 夜中まで恋人と話し合っていたことを、堂々と遅刻の理由に挙げられてしまうと「うーん。これってナシなんじゃない!?」と思う人は少なくありません。
仕事にプライベートは持ち込まないのも、社会人に共通する暗黙のルールなはず。当人にとっては一大事でも、職場の人たちからすれば「恋愛を仕事に持ち込まないで!」と感じる人も多いのではないでしょうか。
遅刻の言い訳3:「着ていく服が決まらなくて」
大事な商談がある日などに、朝、クローゼットの前で「着ていく服が決まらない! どうしよう!」と悩んでしまうことも働く女子のリアル。とはいえ、あまりにも洋服に悩みすぎてしまって、遅刻……となってしまったときに、真実をそのまま素直に伝えてくる女子に、周囲はギョッとしてしまいます。
「大事なお客様のところに行くから、洋服が決まらなかったんです」と真顔で言い訳をされても、報告を受けた側としては返事に困ってしまうもの。この手の言い訳には「なんて自分都合な!」としか感じません。
長く社会人をしていれば、やむをえない理由で遅刻をしてしまうことだってあるかもしれません。しかし、あまりにもしょっちゅう遅刻するうえに、その理由がとってもひとりよがりなものばかりだと、周囲の堪忍袋が切れる日も遠くありません…。みなさんの会社に、自分勝手な言い訳で遅刻を繰り返す女子がいたら、どう対処していますか?
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。