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2017.10.01

母「あなた、結婚市場では今半額セール中よ!」【アラサー独女の婚活座談会】

Facebookでは毎月のように「結婚」「出産」報告。思えば最近合コンも減ったかも…。そう感じ始めたアラサーライターA。ようやく重い腰を上げて婚活を決意するも、何から始めていいかわからない! そこで真面目に婚活をしている3人のアラサー女子に、婚活のHOW TOをレクチャーしてもらうことに。婚活のことを母親に話すというメンバー。母親からの結婚プレッシャーについて伺いました。

前回のお話し:X商事のボーナスは4年目で◯百万!? ゴミ屋敷で見つけた給与明細…

【座談メンバー】


サトミ(30)
メーカー勤務。ふんわりした雰囲気の堅実タイプ。今すぐ結婚って感じではないけれど、出会いを求めて婚活中。


ケイコ(29)
メーカー勤務。みんなのお姉さんタイプ。参加した合コンは3ケタを突破。実体験に基づく鋭い考察は切れ味抜群。


ユイ(27)
金融関係会社勤務。メンバー最年少ながら、やはり参加した合コンは3ケタを超える。変わった趣味の持ち主。

聞き手:ライターA(30)
フリーランスライター2年目。数々の合コンで負った傷がなかなか癒えない独身女性。婚活には興味はあるが、実際に行動はしていない。

母から「あなたは半額セール」と言われ……(泣笑)

SALE
(c)Shutterstock.com

――みなさん、婚活のことって親と話しますか?

ユイ:ウチはけっこうしますね。全部オープン。むしろ結婚しなくてもいいから孫が欲しいって言われていて。「お母さん、1人じゃ子供はできません」って言ってるところです。

一同:あはははは(笑)。

ユイ:婚活アプリも「こんなのやってるよ」とか、「こんな人いるんだけど」とかまで話しますね。「今日誰々と合コン行ってくるよー」とかも。で、私が帰った途端「どうだった!?」って前のめりで聞いてきたりして(笑)。

サトミ:すごいフランクだね!

母親
(c)Shutterstock.com

――お母様が早く結婚しなさいという感じなんですか?

ユイ:そうですね。25歳の時に「あなた、今が旬なのに売れ残ってて、これから先売れると思ってるの?」と言われて。昨日も「今もう半額セールだよ、あなた」って。

――25歳の時に!? ちょっとひどくないですか!?

ユイ:厳しいんですよね〜。「私はパパを見つけたから人生の勝ち組よ」みたいなこと言ってますから(笑)。

――……う、う〜ん。いろんな価値観の人がいるなぁ……。

母からの温かい言葉に涙

ケイコ:それすごいわ……。逆にウチはお母さんから心温まる言葉をもらった。人の結婚式がすごく続いた時期で、そんな時に男の人からひどいこと言われて疲弊しちゃって。それで母親に号泣しながら電話したことがあったんです。「こんなこと言われた、つらい、わー」みたいな。「なんで私には結婚ができないんだろう」とか「私にいけないところがあるのかなあ」って。

――独身女性、傷だらけですよね……。

ケイコ:そしたら母が「私はあなたを誰から見てもいい子だな、と思われて、好きって思ってもらえて、そう言ってもらえるような人に育てたつもり。だから絶対大丈夫。それなのに、あなたが自分に自信を持たないって言うのはお母さんも悲しいよ」って言ってくれたんです。「あなたという娘は私にとって誇りです」って。

(c)Shutterstock.com

一同:ステキ~。

――サトミさんは、周りから結婚へのプレッシャーを感じますか?

サトミ:やっぱり母親からは2年くらい前からちょこちょこ言われますね。私は28歳ぐらいの時に結婚式のお呼ばれがすごく多かったんです。そうすると「みんな早いわねー、まあ年頃よねー。あんたは誰かいい人いないの?」みたいに言われて。

――父親よりも母親の方が、娘の結婚への意識が高いのかもしれませんね。

サトミ:「幼なじみの◯◯ちゃん子供できたらしいよ」って、母のネットワークで私の同級生の情報拾ってきたり。ボソッと言うのでちょっとプレッシャー感じてはいますね〜。

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――ケイコさんのお母様も、やっぱり結婚してほしいとおっしゃいますか?

ケイコ:母親が今年55になるんです。母は25歳の時に私を産んでて、60歳までに孫ができるって言うのが目標らしいので……。

――おばあちゃんになる年齢の目標があるんですね(笑)。

ケイコ:婚活しておいてなんですけど、私は彼ができたら1年くらいは付き合いたいなって思っていて。母の教えで小さい頃から「特別な人とは春夏秋冬をできる限り共有しなさい」って言われていて。

――ステキ、お母さん。

ケイコ:例えばすごく暑い時に、彼が暑がりでクーラーをガンガンかけたい、でも自分はそんなにかけてほしくない、ってなったとして、それは体質の問題だから仕方ないですよね。でも「その時にあなたに合わせてくれるかどうかをしっかり見なさい」と。

――なるほど。

ケイコ:「イベントをちゃんと祝いたいのか、記念日を覚えてるタイプなのか、そういうのがすごく重要になってくるから見なさい。寒い時は何を思うのか、短気になるのか、暖めてくれるのか、そういうところをしっかり見た方がいい。だからなるべく1年くらいはイベントをちゃんと経験した方がいいと思う」っていうのは、私が学生の頃から母に言われていました。

――ロマンティックなようで、すごくリアルなアドバイスですよね。

ケイコ:でも最近「できちゃった婚も別にいいよ」みたいに変わりました!(笑)

一同:あははは(笑)。
次回は、結婚式のお呼ばれ事情。おめでたいけど負担も大きい、他人の結婚式について語ってもらいます。

次回のお話し:アラサー独身女子のお祝儀事情


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