スパイスやハーブを駆使した本格ミャンマー料理♡ 居心地も最高でリピート決定!
日本ではなかなかお目にかかれないミャンマー料理が頂ける貴重な愛するレストラン、キングst.の「Dagon/ダゴン」。こちらの2号店が満を辞してダウンタウンにオープンしました! 名前は「RANGOON BURMESE KITCHEN/ラングーン・バーミーズ・キッチン」。
お、カッコいい店内です。キングよりずっと広くてモダンなインテリアに気分が上がります。私たちが訪れたのは夕方5時半ごろ。次々とローカルなお客さんが入り始め、気づいたらあっという間に満席。早速大人気です♡
ミャンマー料理の魅力は、インドやバングラデシュ、中国、タイに囲まれているお国柄、これらの国々の影響を受けているところ。辛いお料理は多くはありませんが、スパイスを多用したインドっぽいカレーや、野菜やハーブを使ったタイっぽい和え物的サラダ、中華風の炒め物など、これらの国々の要素が混ざったようなお料理がなんとも味わい深く美味しいのです。
2号店では、1号店のダゴンで頂けるメニューに新作が数多くプラスされ、バリエーションがより豊富になっていました。好奇心が刺激されるこの幅広いメニュー構成が話題の大きな理由ですね。まずオーダーしたのはレインボーサラダ!
1号店のダゴンではいつも大人気のシグネチャー、ティーリーフサラダ(醗酵した茶葉とナッツや豆、レタス、ゴマなどを和えて頂く)を私はオーダーしますが、今回はお初アイテムにトライ。
このレインボーサラダは、揚げ豆腐、人参、きゅうり、グリーンパパイヤ、キャベツ、ラディッシュ、干しえび、ピーナッツ、ガーリックチップなどをタマリンドヴィネグレットで和えたもの。目の前でドレッシングをかけて混ぜてくれます。
甘酸っぱくてタイ風サラダっぽいお味。さっぱりしていて香ばしくてお野菜がいくらでも入っていく感じ。美味しい♡
ここはサラダだけで9種類もラインナップ! 若返りハーブと呼ばれ、タイやベトナムでよく食べられているツボクサ(pennywort)のサラダは2号店の限定メニュー。セリのような味がするそうですよ。次回は絶対オーダーしよう。
あ、蛇足ですがダゴンで人気のトマト納豆サラダはこちらにはありませんでした。醗酵食材も多いミャンマーではドライ納豆をよく食べるそうで、トマトに香ばしいドライ納豆を効かせたサラダはとっても美味しい♡ ダゴンのほうに行ったらぜひトライしてみて。
いろいろなお野菜をたっぷり使ったサラダの種類が豊富なのは女性にとってうれしいことですね。
周りを見渡すと一品の量が多いのはダゴンと同じ。中華料理のように大勢でシェアしながらワシワシ頂くのがベストですが、今回は2人だったので3品ぐらいしか頼めないなー(涙)。サラダにメインのスパイス料理とヌードル系をオーダーしたらもうお腹いっぱいかも。
カレーや炒め物的なスパイス料理は食材ごとにメニューに載っていてベジタリアンにも対応しています。がっつり派もヘルシー派も楽しめるのが素晴らしい!
メイン料理は、今回はいちばんポピュラーなビーフバーミーズカレーをチョイス。このこっくりしたカレーの味が大好き。辛さはまったくありませんがとっても奥深い。ジャスミンライスと一緒に頂きます。
ほかにもチリチキンやバーミーズサワーリーフシュリンプ、ラングーンフィッシュカレー、レモングラスプロウン、マンダレーポークカレーなどなど、どんな味なのか想像ができない興味津々のメイン料理が35種類も。またすぐに来なくては♡
そしてもう1品選んだのはスペシャルハウスソースで味付けされたシュリンプガーリックヌードル。
ミャンマーではライスヌードルをよく食べるそうですがこちらはエッグヌードルなので焼きそば的な雰囲気。パッタイにもやや似た味付けですが、甘さ控えめでガーリックが効いています。添えられた辛いソースで味変できるのがポイント。美味しい! お酒好きな旦那さんは、ヌードルなのにおつまみになる味だとご機嫌(笑)。
ほかにココナッツチキンカレーソースのライスヌードルやシャンヌードルという、スパイスを効かせたトマトソースのライスヌードルなど、ヌードル料理は全7種。やはり量がしっかりあるのでこの3品でお腹いっぱいになり、今日はあえなくフィニッシュ…。気になるメニューがいっぱいあるのに〜。
今のところ、まだリカーライセンスが取れていないようでBYO(お酒は持ち込み)ですが、近々バーコーナーもオープンさせるとのことなので予約時にお酒についてはご確認を。サモサやフリッターなどの前菜だけで12種類もあるので、カウンター席を陣取って軽くつまんで飲んで、というのも良さそう。
やはりハワイは日本で頂けないエスニック料理の宝庫! しかもこちらは、おしゃれなのにお手頃価格で満足度100%。絶対行ってみてほしいブランニューレストランです♪
場所はハワイシアターの裏手。ペギー・ホッパーギャラリーやフェテなどがあるヌウアヌAve.沿いになります。
初出:しごとなでしこ
武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、2012年ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa