モテ術1:「茶色い料理」で家庭的な雰囲気をアピール
■「実際はイベントとか合コンばかり行っているのに、SNSには煮物とか肉の炒め物とか、茶系の自炊料理ばかり投稿している同期女子。出会った男は、すっかり騙されてしまい『●●ちゃんって、家庭的だよね〜』なんて褒めてくれるんだそうな。合コンするときには、お店の“格”に人一倍うるさいくせに、本当にあざとい!」(A沙・30歳)
茶色っぽい自炊料理は、写真にすると地味になりがち。インスタ映えは狙えない写真も少なくないけれど、そこをあえて逆手にとっての家庭的アピールというわけですね。あざとい女子は、賢い!
モテ術2:お酒を飲んでいる写真は居酒屋投稿に限定
■「おしゃれな女子会の様子は一切SNSにポストしない友人女子。彼女のインスタには、常におじさんが行くような居酒屋で飲んでいる写真しか、投稿されません。
その理由を聞いたら、婚活中は地味な生活をアピったほうが、可能性が広がるって自慢げに言ってました。そのあざとさにびっくりしたけど、妙に納得」(E香・33歳)
おしゃれなお店での食事はSNS映えするから、インスタにもつい投稿したくなりがち。ところが、あざとい女子ほど「私は庶民的です!」をアピールする術を熟知しているというわけですね…。うーん、あっぱれ。
モテ術3:失敗写真で「ドジ」をアピール
■「会うと口調がきつく、女子会では男性を見下した発言も多い先輩女子が、SNSでは別キャラになっています。
なんでもできる完璧な女性なのに、自炊の写真では『焦がしちゃいました♡』だの旅行の写真では『飛行機に乗り遅れちゃいました〜』だのって、ドジな作り話を仕込んで投稿しています。
これまで出会った男性に『完璧すぎて、近寄りにくい』って言われたから、イメチェンを狙っているんですって。その甲斐あって、ちゃんと彼氏もできたみたいで、あざとさに感心してます」(M里・28歳)
SNSでは“かっこいい自分”を印象付けたくなりがちだけれど、あざとい女子ほど“隙”を出すツールとして活用中!? その計算高さ、お見事です!
キラキラ投稿の真逆路線で、モテを狙うあざとい女子たち。コロリと騙されちゃう男子も少なくなさそうなだけに、究極のモテ術かもしれません。
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。