こんにちは。
なでしこリポーターズの長縄由実です。
私は現在都内に住む会社員ですが、学生の頃から東京で働きたいという夢があって13年前に上京しました。
当時は、上京というとハードルが高いという印象が強く、ほとんどの人が地元で就職をしました。
ハードルが高いという理由は、
✔︎ 上京するためにかかる費用が高い
✔︎ 職がなければ部屋が借りられない可能性がある(入居審査)
✔︎ 東京は家賃や生活費が高い
これでは上京したいと思っても、なかなか踏み出せないですよね。
しかし今は、職がなくても、貯金がなくても、頭金なしで都心に安く住める方法があるということをご存知でしょうか。それはシェアハウスに住むということです。
シェアハウスを好んで選ぶ人も増えている
シェアハウスとは、ひとつの住宅を複数人と共用して生活する賃貸住宅のこと。
共同で使うスペースがあるため、ひとり暮らしよりかなり安く住むことができます。また、契約金がほとんどかからず、保証人は不要、家具家電付きというところも多く、すぐに住めるというメリットも。
人気のテレビ番組『テラスハウス』のイメージが強く、共同生活と認識する人が多いのですが、シェアハウスの部屋は、相部屋より個室が一般的です。
ひとり部屋に、トイレ、シャワールーム、キッチンが共同になるというタイプの物件で、いろいろな人間模様を描くドラマの世界とは違い、プライベート空間はしっかり確保できます。
共同スペースには広いリビングやキッチン、テラスや屋上付きの物件もあり、この家賃では絶対に住めないというクオリティの高い物件がそろっていて、価格面だけではなくシェアハウスという商品を好んで入居する人も増えているんです。
シェアハウスなら上京するための費用が通常よりかからないのはなぜ?
シェアハウスなら、物件にもよりますが頭金なしで部屋の契約も可能です。初回にかかる費用は、0円~家賃一か月分と管理会社によりますが、平均では大体3万円ほどといわれています。
都内に住む私には、家具家電付きでそんなに安く部屋が借りられるの? と驚いてしまいます。
それでは、実際に上京するとどういったお金が、どのくらいかかるのでしょうか。
1_部屋を借りるための初期費用
2_家具家電の購入費用
3_引っ越しの費用
4_Wi‐fiや消耗品など生活にかかる費用
などが予想されますが、実際に私が上京した際、かかった費用がいくらだったのか計算してみたいと思います。
1_部屋を借りるための初期費用
(都内家賃84000円の部屋を借りた時に実際にかかった費用)
敷金:79,000円
礼金:79,000円
仲介手数料:85,320円
火災保険料:15,500円
保証料:39,500円
生活サポートクラブ会員費:7,200円
鍵の交換代:10,800円
計316,320円
2_家具家電の購入費用
洗濯機:20,000円
冷蔵庫:22,000円
電子レンジ:8,000円
テレビ:50,000円
テレビ台:4,000円
ベッド:20,000円
ローテーブル:10,000円
カーテン:8,000円
計 142,000円
3_名古屋→東京までの引っ越しの費用
家具家電と段ボール7箱分
計 70,000円
4_Wi‐fiや消耗品など生活にかかる費用
インターネット代:5,000円
生活で必要な消耗品など:10,000円
計 15,000円
全部で543,320円もかかっています(初月&翌月家賃を含めると711,320円)。一般的に上京するには50万円~100万円かかるといわれていますが本当のようです。
それでは、シェアハウスを借りた場合に置き換えてみると、どうなるのでしょうか。
シェアハウスなら…
✔︎初期費用:0円
✔︎家具家電付き調理器具等も全て込みのため:0円
✔︎家具家電付きのため引っ越し業者が不要:0円
✔︎インターネットと消耗品は家賃に含まれるため:0円
計0円
初月家賃などを省けば、本当に0円で上京できるということになります。
シェアハウスなら職がなくても保証人不要で入居できるところも
一般賃貸で契約する場合には必ず入居審査があり、職がない、連帯保証人が立てられないという場合、物件に入居ができないというケースも多くあります。シェアハウスにも入居審査はありますが、入居のハードルが低く、職がなくても入居可、連帯保証人なしで契約できるというところも多いんです。
その場合、契約時に必要になるのも身分証の提出と署名捺印だけでOKということも多く、簡単に部屋の契約ができるのです。
東京23区でも個室のシェアハウスは家賃40,000円台から存在する
シェアハウスの個室は都内23区で40,000円台から存在します。
都心に住めるシェアハウスを運営する会社が多いため、都内へのアクセスが良く、交通費も削減できます。
さらに、家具家電付きだけでなく、wi-fiや水光熱費などのライフラインもすべて家賃に含まれ、調理器具やトイレットペーパーなどの消耗品もついているという物件もあります。そういった物件を選べば、生活費の出費を抑えることができるんです。
また、シェアハウスは、
1_新築で建てられているもの
2_もともと立っている物件をシェアハウスに再構築していてリフォームされているもの
になるため、きれいな物件が多いです。この家賃でもバストイレ別で、オートロック付きのクオリティの高い物件に安く入居できるというのは魅力的。シェアハウスを使えば、東京でも問題なく生活することができます。
私も東京に来る前は、「人が多い東京で、自分が活躍できるのか」「物価が高いため、生活ができるのか」という不安がありました。
でもいざ東京で働いてみると、東京は会社の数が多く仕事も多いし、物価も高いが給料も高いということがわかりました。
東京は仕事の数自体が多いので、未経験でもできる仕事がたくさんあります。
私は上京してから東京でたくさんの仕事に携わり、自分にできることが増えてからは仕事の面白さを知り、今はキャリアアップを目指して充実した毎日を過ごしています。
東京で働きたい。東京でチャレンジしてみたい。だけど上京するのはハードルが高そう。と思って諦めかけていた夢、シェアハウスで叶えてみませんか。
写真提供:株式会社クロスハウス
※シェアハウスの料金体系はさまざまであり、上記で紹介している内容が当てはまらないケースもあります。入居を検討する際は、各不動産会社へ確認をしてください。
初出:しごとなでしこ
長縄由実 なでしこリポーターズ
外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。