■1:仕事関連の投稿で軽いマウンティング
インスタ投稿でも、サバサバした雰囲気を出したくて仕事にまつわるマウンティングする癖があると、まわりからは「うわ~。自分に酔いすぎ!」と思われやすい!
本人は「私は●●な女」と、自分が狙っているイメージをブランディングしたいだけであっても、その人のイメージは本人ではなく周囲が評価するもの。
なんの変哲も無い仕事の書類写真や外回りの写真などを投稿しつつ、#今日も男社会で戦ってます! #ワーキングウーマン #キャリア などと、端々に「私って、みんなよりもサバサバしてるでしょ~」とでも言いたげなタグや文章が乱用されていると、ゲンナリしつつ社交辞令の「いいね」を押している人も、結構いるいるです。
■2:「苗字呼び」一人称を多用
自分のことを「私」で表現する女子は多いけれど、「佐藤は」「田中は」という具合に、苗字で自分を表現している女子の投稿には「うーん、何かに酔ってる?」と感じてしまう人も多数。
「いつもこんな田中に優しくしてくださるみなさま! 本当に感謝しております。今日も田中は焼肉三昧でございます♡」という感じで、一人称が苗字になっていると「女子らしくないサバサバな自分を、あえてアピール? なんか酔ってる!」なイメージにも繋がりやすいです。
自分を客観的に表現したいときには便利な言い方だけれど、多用は鬱陶しさを招きやすく、やや危険というところでしょうか。
■3:なんでも「おひとり様でできるの」アピール
ひとりでなんでもできちゃう女性は、かっこいい! しかしいつも「ひとりで何かをしている」アピールが臭う投稿ばかりだと「自分に酔ってるんだろうなぁ……」な評価を呼びやすいです。
「ホテルのプールはひとりのほうが落ち着きます」「ひとりでフレンチ。シェフが顔馴染みなので、安心して伺えます」などの“私は、ひとりでもここまでできちゃいます”的な投稿は「サバサバしててかっこいい!」よりも「自分に酔ってて痛々しい……」とい評価に繋がりやすいのも否めません。
サバサバ女子の自称サバサバアピール投稿は、度がすぎると「自分に酔いすぎ!」と思われがち。みなさんのまわりの自称サバサバ女子は、いかがですか?
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。