ボイメンメンバーのそれぞれの後輩との寄り添い方とは?
――4月の研修を終え、部署に新入社員が入ってきました。ほめることはできますが、叱ることも大事だと考えています。頼れる上司になるために、いい後輩の叱り方を教えてください!
田村:永遠のテーマだよね…。僕もすごく悩むことが多いよ。
土田:後輩の姿を見て悩んでるの?
田村:うん。僕は後輩に何か気づけば“こうしたほうがいいよ”ってアドバイスをするんだけど、いつもどう言ってあげたらいいかわからないんだよね。だって、後輩と僕は、生きてきた人生が違うから、怒ったらよくなるというわけではない。それに、ほめて伸びる子もいるし、なんとなく伝えてわかる子もいる。結果として、何も言わないのが一番いいんじゃないかな(笑)。
土田:行きついた先がそこかよ!
田村:だって、お母さんに「勉強しなさい」って言われて、ちゃんと勉強した子がかつて何人いたんだって話よ。僕もなんでそんなに言うんだろうって思っていて。だから中学生の頃は反抗して勉強しなかったんだよね。でも、高校2年のある時、ちょっと頑張ったら、試験でクラスの1位が取れて、お母さんに報告したら、本当に喜んでくれて!それがすごくうれしくて、それからは自主的に勉強をするようになったんだ。さらに、そのおかげで成績もよくなって、お母さんが怒ることもパタリとなくなったんだよ。そう考えると、ただ怒るのではなく、後輩には僕の背中を見せて、“この人すごいな”と思わせたらついてきてもらえるのかなと思うんだ。
吉原:僕はアドバイスを求められることが多いんだけど、いつも“僕はこうしていたよ”って答えるようにしてる。僕に相談してくれる子たちは、“僕に憧れている”と言ってくれる子が多いからこそ、それが一番いいのかなと思うんだよね。経験談を話せば、なんとなくわかってくれる気がする。
土田:僕は自分の意見を言ってそれを参考にしてくれるのはうれしいけど、それで行き詰ることもあると思うから、なるべく視野が広がるようなことを言うようにしてる。もちろん、自分で考えさせるように促すから、そこに失敗も生まれるかもしれないけど、与えた情報だけを鵜呑みにすると、なにかニュアンスが変わったときにまた行き詰まっちゃうのは良くないから。
勇翔:僕は相手の気もちに寄り添うことを大事にしてる。叱った時って、原因がわかっていればいいけど、わかっていなければ何も響かないから。何がどう悪いのかを相手にわかってもらうように話すことが一番かな。
土田:メンバーの誰なら上司にしたい?
田村:兄貴担当の田中俊介かな。多くは語らないけど、心の中に熱いものをもっているからね。かわいい後輩にしたいのは、賢人かな。あとはほんちゃん(本田剛文)! あ、でも仕事になったらほんちゃん、俺のことすごい裏で見下してそう…(笑)。
土田:わかる(笑)。何話しても“どうせ知らないでしょ?”って含みがありそう(笑)。
文/吉田可奈 撮影/天田陸人
ニューシングル『進化理論』(発売中)
1月からTBS系全国28局ネットにて絶賛放送中のアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」(土曜朝7時放送)のオープニングテーマ「進化理論」が発売中。 “シンカリオン”のために書き下ろされた今作は、まさにアニメのスケール感、痛快にかっとばす疾走感を表現し、ボイメンらしい遊びもたくさん仕掛けられています。そして子供たちも歌えるサビは放送後に大きな話題を呼び、子供から大人まで世代を超えて楽しめる楽曲に仕上がっています。
Profile
2010年、東海エリア出身・在住の東海エリア出身・在住の東海エリア出身・在住の10人のメンバーで結成されたユニット「BOYS AND MEN」通称ボイメン。トレードマークである学ランを身に纏い、歌・ダンス・芝居だけなくミュージカルなどもこなすエンタメ集団。東海地方をはじめテレビ・ラジオのレギュラー20本が放送されている。2017年1月7日には武道館公演を成功させ、2月からスタートした日本全国47都道府県ツアーも大盛況のうちに幕を閉じた。8月2日にリリースした「帆を上げろ!」で4作連続オリコンデイリーシングルランキング1位を獲得。そして最新アルバム「友ありて・・」は、2018年1月1日付オリコンウィークリーアルバムランキング1位&iTunes総合アルバムランキング1位を獲得するなど、今年もその勢いを日本中に轟かせている。
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現在、「BOYS AND MEN」初のデジタル写真集が発売中!
CanCam×BOYS AND MENのスペシャルなデジタル写真集が発売中。みんなで温泉に入ったり、宴会やカラオケで盛り上がったり… 誌面に載せきれなかったスペシャルな写真が満載。自然とリラックスできる温泉を舞台に、彼らのプライベート感あふれるショットは必見です!
初出:しごとなでしこ