akaneさんってどんな人?
今回ご紹介するのは、振付師・akaneさん。
肩パッドのボディコンスーツというまるでバブル時代を彷彿とさせるスタイルで踊る通称“バブリーダンス”。
YouTubeの再生回数は、なんと! 5,000万回を突破。昨年末には荻野目洋子さんと共に日本レコード大賞特別賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場。まさに社会現象を巻き起こしたことも記憶に新しいですよね。
akaneさんは、25歳にして“バブリーダンス”の生みの親であり、大阪府立登美丘高校でダンス部のコーチを務めます。
そんなakaneさんがダンスを始めたのは3歳のとき。両親の勧めでダンスクールに通い始めたのがきっかけなのだそう。
そして、登美丘高校へ入学し、ダンス同好会を部へと昇格させたという。その後、ダンスを学ぶために日本女子体育大学に進学。大学1年の時に母校の後輩からの依頼でダンス部のコーチに就任。
元々はダンサー志望だったそうですが、「裏方でやっている自分の方が好き」と振付の仕事に夢中に。
そして、「全国制覇をする」と宣言した通り、コーチ就任から4年の2015年に選手権初優勝に輝くと、翌年には2連覇を達成。
3連覇がかかった昨年の“バブリーダンス”は惜しくも準優勝だったものの、akaneさん自らカメラを回しPVを制作。これが功を奏し、“バブリーダンス”が一躍大ブレイク。
akaneさんの「7つのルール」
さて、そんなakaneさんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…
■1.衣装は派手にする
“バブリーダンス”が一躍ムーブメントを巻き起こした背景の一つに女子高生たちが身にまとった奇抜な衣装の存在がありますが、akaneさんは衣装に強いこだわりが。舞台に立った瞬間に観客の目を引くために衣装はカラフルで派手な物をチョイス。
■2.ダンスに抜けを入れる
akaneさんが振り付けをするうえで大切にしていること、それは、ダンスに抜けを入れること。全部カッコよく攻めるのではなく、ときに「え!?」と思うような振り付けを挟むことで観客の心を引き寄せられるのだとか。
■3.生徒の前ではビッグマウス
生徒を奮い立たせるため、akaneさんは生徒の前でビッグマウスに。自分がネガティブになると生徒に伝染するため、「大丈夫」と言い続けることを徹底しているのだそう。自分が生徒を引っ張っていくという姿に力強さを感じますね。
■4.くっきーで現実逃避する
四六時中頭の中はダンスのことばかりなakaneさんですが、癒しは大好きなお笑い。特にお笑いコンビ「野性爆弾」のくっきーさんのファンで、現実逃避したいときに観るのだとか。
■5.月に1回、同級生にネイルをしてもらう
忙しいakaneさんですが、毎月、登美丘高校時代の同級生であるネイリストの友人にネイルをしてもらうことは欠かせないのだそう。お互い近況を報告し合うことで、いい刺激になっているという。
■6.怖いコーチでいる
akaneさんが生徒に厳しく指導する理由、それは、「本番はコーチの私よりもっと怖い」から。真っ暗な舞台に立つだけで緊張し、全力を出せないことがあるので、「これだけやったからいける」という自信をもたせたいという。「嫌われることも自分の仕事」なのだそう。
■7.その日1番観客を沸かす
“バブリーダンス”以降、初の公式戦に臨んだ部員。akaneさんが結果以上にこだわるのは、「その日1番観客を沸かすこと」。
結果は…、優勝。
世界で名が知られるほど一躍有名となりプレッシャーがかかるなか、さらなる高みに向けて挑戦し続けるakaneさんと登美丘高校ダンス部。今後も息を呑むパフォーマンスで私たちの心を魅了してほしいと思います♡
文/かわはらりな
次回の「7ルール」の放送は、4月17日(火)よる11時~11時30分です(4/10はOA休止です)。主人公は、京都のいちごスイーツ専門店オーナーでいちご研究家の渡部美佳さんです。開店前から行列のできる話題沸騰中のお店です♪
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初出:しごとなでしこ
振付師 akane
1992年生まれ 大阪府出身 25歳。全国随一の強豪校、大阪府立登美丘高校ダンス部のコーチで振付師。昨年、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」をキレキレで踊る“バブリーダンス”が注目を集め、「レコード大賞」「紅白歌合戦」などのオファーが殺到。 3歳でダンスを始め、高校時代にはダンス同好会しかなかった登美丘高校で自らダンス部を立ち上げ、日本女子体育大学に進学。大学時代から母校のコーチを務める他、ダンススクールの講師やCMの振付などで活躍。