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2017.12.30

人生のどの場面よりも、努力と結果が相関しないのが妊活【33歳の妊活日記4】

33歳兼業主婦ライターが妊活を実録リポート第4回。

バリバリと仕事をしてきた20代、30歳を越えこのまま独身バリキャリを貫くのかと思ってた矢先に社内の先輩男性と縁あって32歳で結婚。さぁ次は妊娠と考えた2016年5月から、2017秋の今、未だ妊娠に至らず…自分の努力だけでも越えられない壁があることに気がつき、同時に同じ悩みを抱える30代女性の多さを知る。

自分は妊娠できるのか、その答えはまだ見つかっていないけれど、同士のような女性たちへのエールもこめ、またこれから先、妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートします。

これまでの記事:妊活日記はこちら

妊活日記-4 排卵誘発剤クロミッド服用開始。甘い見通しは見事に打ち砕かれた

(c)Shutterstock.com
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前回までのお話。31歳で結婚、32歳で妊活を開始した私。ホルモン検査を終え、ホルモン値に若干の異常はあったものの、不妊専門クリニックには行かず、まずはかかりつけのレディースクリニックで、排卵誘発剤クロミッドを服用し、治療を開始していくことになりました。

さて、今回服用したクロミッド。妊活をされている方には広く知られている薬ですね。いわゆる、排卵しづらいタイプの方に排卵を誘発させる飲み薬です。一日一錠月経の3日目から服用します。私もまず一錠からのスタート。

妊活を始めたばかりの当時の私は「これで排卵するわー」と漠然と思ってました。だって風邪や病気って薬を飲めば大半治るでしょ。当時の私は、妊活もそれくらいの軽い感覚で捉えていたのです。

しかし、これこそが『妊活』。そうは問屋が卸さない。内診を終え、診察室に通されるやいなや。

先生「うーん。だめだね。全然たまご育ってないねー」
私「がーんΣ(゚д゚lll)え!! 薬を飲んでも排卵しないってどういうことですか?」
先生「なんでだろうね。でも一回で効かない人もいるのよ。もう一回継続して飲んでみて」

というわけで、またもやクロミッドを飲むことになりました。

ちなみにクロミッドについては副作用が出る方もいるみたいですが、私は全く出ませんでした。むしろ薬が作用せず、効果がでなかったので、副作用すら出なかったのかもしれませんが…。

(c)Shutterstock.com
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そんなこんなで、排卵誘発剤を飲んでも排卵しなかった事実にもやもやしながら会計をおえ、帰路につきました。速攻で母親と姉のグループLINEで

「薬飲んだのに、排卵しなかったんやけど、なんでやろか?」
「私の妊活、相当やっかいかもしれん」

と連投。私、若い頃から、なにか消化できないことがあるとすぐに家族に連絡しちゃうんです。能天気なファミリーなので、すぐさまレスがきたものの…。

母「あはは! あんたに似てあんたの卵も言うこときかないんだわ」
姉「まぁのんびりでいいんじゃね?」とトボけた返事

最後はなぜかジョニーデップの話になってLINE終了…私の妊活の話は何処へ?? まぁ、この能天気さが私の心の安定剤になっているのかもしれません。でも現実問題、兎にも角にも、排卵誘発剤を飲んでも排卵しなかったわけです。

いわゆる、私の妊活プロジェクトにおいての初めての挫折でした。

妊活における初めての挫折を振り返って、今思うこと

今この記事を書いているのは少し先の私ですが、いまだに妊活は継続してます。もうなんどもこの挫折感を味わってます。きっとこれから先もこの気持ちは書き続けると思いますが、妊活って努力と結果が比例しないなってしみじみと感じています。

(c)Shutterstock.com
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いや、比例する時もあるのですが、しないことの方が多い、の方が正しいかな。私もかれこれ30年少々生きていますので、人生の中でいろんな場面がありました。受験、就職、結婚、転職、昇進、うまく行った時も、挫折した時もありました。でも人生のどの場面よりも、努力と結果が相関しないのが妊活だなって日々感じてます。

ただ、それも今の私にとっては、必要な勉強、経験なのかもしれません。きっと簡単に手に入らないからこそ、妊娠できた時に赤ちゃんを大切にできるのだと思いながら、頑張ってます。ぜひ読者の同志の皆さん、そんな心持ちで一緒にがんばりましょう。

そんなわけで、私の妊活プロジェクトはまだまだ続きます。

つづく

これまでの記事:妊活日記はこちら

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

初出:しごとなでしこ

Hana 33歳兼業主婦ライター

広告代理店で働くアラサー主婦OL。結婚2年目。主婦業、仕事に追われながらも、ただいま子作り奮闘中。夢は、家族でハワイ移住。


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