■1:「何度教えても、私にだけ『了解ですっ』って返事する後輩にモヤモヤ」(36歳女性/管理職)
E里「ウチは小さなベンチャーなので、新人教育などもちょっと手薄なんです。なので、若い子たちの言葉の乱れは、その都度、気づいたときに直すようにしているんですけど…ひとり、何度注意しても『了解ですっ』って返事をする女の子がいて、モヤモヤしてます」
編集部「『了解です』は、目上の人には使うべきではないですもんね。クセになっちゃっているのかしら?」
E里「それが、モヤモヤするのは、“私にだけ了解”だからなんです…。他の人にはちゃんと『承知しました』って、言ってるんですよ。なんか私、バカにされてるのかなぁとか思っちゃって」
編集部「それは確かにモヤっとしますね……親しみの感情からの『了解です』なのかもしれないけれど、判断がつきかねますね…」
■2:「恋愛模様を馴れ馴れしく聞かれるように…」(33歳女性/IT)
M美「失敗したなぁと思っているんですけど、少し前の会社メンバー女子会で、ちょうど彼氏のことで悩んでいたこともあり、後輩の前で赤裸々に恋愛話をしちゃったんです。そうしたら最近も、後輩が私の恋愛模様を、根掘り葉掘り聞いてくるようになって…モヤモヤが止まりません」
編集部「ん? でもそれって、心配して聞いてくれているとかの友好的な意味なのかも?」
M美「うーん、どうなんでしょう。この前なんて、トイレで会った時に『先輩はウジウジ悩むから、男がつけあがるんですよ』って、ワケ知り顔で後輩がアドバイスしてきました。そもそも女子会でも、後輩に聞かせるんじゃなくて先輩に相談していた話を後輩も聞いていた…って感じなんで、後輩にアドバイスされることになるとは思わず…」
編集部「なるほど。先輩の恋愛事情を知って、その後輩は悪い意味での親近感を抱いてしまったのかもですね…」
■3:「飲みに行った翌日からタメ語に…」(30歳女性/エステサロン勤務)
S恵「後輩女子に仕事の話をしようと、ふたりで飲みに行ったんです。そうしたら、その翌日から私にタメ語で話してくるようになって、モヤモヤしています」
編集部「あー。お酒を一緒に飲んで、親しくなったと思っちゃったんですかね」
S恵「まさにそんな感じです。私は指導するのが目的で飲みに誘ったので、仕事の話をメインにしたし、とは言え彼女が傷つかないように、言葉を選んで優しく諭したつもりなんですよね。それがいけなかったんでしょうか、もっと厳しく指導すべきだったのかなぁとか思って、モヤモヤです」
編集部「うーん。あんまり厳しくしても人間関係に響きそうだし、確かに難しいですよね…しかしタメ語は、他の人の手前もあるし、モヤモヤしますね」
何かがキッカケで、後輩に“継続したモヤモヤ”を抱えている先輩女子も。
特定の出来事に対するモヤつきと違って、長引くとストレスになることもあるからちょっと厄介です。我慢の限界を迎える前に、上手に対処したい!
初出:しごとなでしこ