お仕事シーンでのメモ帳活用術3
他人とのコミュニケーションをとるための手段として、LINEやSNSが主流になり、スマートフォンが手放せないという方は大勢いるのではないでしょうか?
スマートフォンは、様々な機能が装備されているとても便利なツール。ちょっとしたメモ書きもスマートフォンで簡単にできてしまいます。
…では最近、紙のメモ帳に手書きでメモを取るという人たちはどれくらいいるのでしょうか?
そこで、コクヨ株式会社が、1,072名に「手書きのメモ帳の使用について」のアンケート調査を実施。その結果、こだわりを持って多様な使い方をされている手書きメモの実態が浮き彫りになりました!
意外! 9割を超える社会人がメモ帳を使っていた!
メモ帳をどのくらいの頻度で使っているかという質問に対して、「毎日使う」という回答が59.8%と最も多く、次に「たまに使う」(33.5%)と続きました。
続いて1,072名のなかの社会人373名に、仕事でどれくらいメモ帳を使うかを聞いてみると…なんと社会人の93.3%が普段から手書きのメモ帳を使用していて、6割近い人は毎日何らかの目的でメモ帳を使用していることがわかりました!
今回、Webアンケートとともに、様々な業種や職種で活躍されている社会人の方々にメモ帳の使い方について聞き取り調査を実施。お仕事別のメモ帳の使い方をご紹介します!
・ある着付け師の場合
▲重要度と緊急度の4象限で整理されたメモ
「スマートフォンは情報を受け取ったり、見たりするぶんには良いのですが、タイムラインで流れてしまうので、手書きのメモに書き出して整理するようにしています。
仕事では、式の日程や着付け、お客様との決定事項や約束事に関する覚え書きで使って、終わったら破り捨てていきます。不要になったら破り捨てられるリングメモがお気に入り。
晩ご飯の準備や家庭のことなどのプライベートな内容は、1枚のメモを4つに区切り、重要度と緊急度の4象限に分けて整理しています」
・あるキャビンアテンダントの場合
▲フライト情報などをメモ
「機内食の個数や優先搭乗の人数など、メールで送られてくるお客様情報をメモに書き留めることが多くあります。他にも、台風の時やキャンペーン実施時のマニュアルに記載されていない機内アナウンス情報なども書き込みます。
メモを書く場合も見返す場合も外で使うことが多いので、折り返せるリングメモを愛用しています。紙が切り離せるカットオフタイプは、お客様にメモを手渡すことも出来て便利です」
・ある薬剤師の場合
▲付箋でメモ内容ごとに3分割にして活用
「仕事中、白衣の胸ポケットに必ずメモ帳を入れています。付箋を使って、薬局業務・患者のバイタルサイン、ドクターから言われたこと、の3つにページを分けて使っています。
最近はデジタルパッドを使う人もいますが、仕事柄、すぐに書かなければならないことが多いのでメモ帳のほうが使い勝手がいいんです」
今回の調査によって、メモ帳は業種や職種によって多種多様な使われ方がされていることが分かりました。
共通して言えることは、社会人にとっての手書きのメモ帳は、業務上で重要な事柄の備忘録や頭の整理用として、また図やイラストが気軽に書き込める手軽さで、自分なりの使い方がカンタンに実現できるツールだということ。
手書きのメモ帳は、業務の生産性を高めるために使われているようです。
情報提供元/コクヨ株式会社
初出:しごとなでしこ