ちょっと気になるあの男性。結婚したら、どんな夫になる!?
【A型夫】は「まじめな良夫賢父」!
基本的に真面目で堅実的で、安定した生活を求めるA型男性。結婚した後もその安定感は続くので、よほど衝撃的な事件(リストラや、家族の不幸)が起こらない限り、幸せな結婚生活を維持してくれるでしょう。
ただし、本人は「親切」のつもりなのですが、何かと口うるさくなるのがA型夫の欠点。また、お金にうるさいのも特徴で、ちょっと買い物に出て、彼が食べないお菓子の袋を入れようものならブツブツ、彼が嫌いなドレッシングを選ぼうものならブツブツ……と、小姑のような行動に出ることもあります。
しかも、最大の欠点は、他人をほめるのが下手だということ。妻がどんなに頑張っても「よくやってくれてありがとう」なんて言葉は、なかなか言い出せません。A型と結婚したら、彼はそういうタイプなのだと割り切って、「小言も愛情! 口下手なのも愛情!」と思っておくことをおすすめします。
「旅行に行きたい」「お高いレストランに行きたい」といった目標を作っておくと、そこに向かって頑張るタイプなので、結婚したら小さくてもいいので目標を作り、達成するたび「すごい!! あなたのおかげ♡」とホメ倒しましょう。そうすれば……長く愛してもらえますよ♡
【B型夫】は「変わらずマイペース」!
結婚しても、結婚前のマイペースっぷりを変えることなく、ゴーイングマイウェイを突っ走るのがB型男性。
仕事上での野心も少なく、毎日がただ楽しければいいじゃん? というB型彼氏と結婚を意識するのであれば、「私が彼を変えてみせる!」「結婚すればきっと変わってくれる!」なんてこと、コレっぽっちも期待しないほうがいいでしょう。
未来に夢を抱くこともなく、目の前にある“自分のやりたいこと”だけを貫くタイプなので、仕事上では、ものすごい大成功をするか、平社員でのほほんと終わるか、どちらかになります。なので、結婚しても女性側は絶対に仕事を辞めないこと、これもB型夫を持つときの心構えになるでしょう。
こんな風に書くと、B型男性を夫にするメリットがまるで無いように思えてきますが、一番のメリットは理解・共感を誰よりもしてくれるということ。楽しいときは2倍以上に楽しく盛り上げてくれますし、あなたがつらい時、困った時、悩んだ時……「がんばってるね」「大丈夫、きっとうまくいくよ」「そんなにつらいならやめちゃえ!」……と、あなたが欲しいと思う言葉をかけてくれるのが、B型夫なのです。
【O型夫】は「専制君主になりがち」!
優しく、言葉がたくみで、包容力があり、生活力にも優れるO型男性は、結婚したら「妻を幸せにするのは、僕の役目だ!」とばかりに、とても頼りがいのある夫へとバージョンアップします。
家事に、育児にと、親せき付き合いに、彼ができる範囲(←ここが大前提ですが)で、労力を惜しまずに協力してくれます。ですから、専業主婦願望が強い女性は、真っ先にO型男性を狙うといいでしょう。
しかし、男性的優位さを他人にまで見せたいがために、家族に対して“強いること”が多いのも、O型夫の難点。まず、妻になった女性には、常にきれいでいることを求めます。育児疲れで髪を振り乱し、女を捨ててしまうなんて言語道断。また、少しでも夫をないがしろにしたり、下に扱ってしまうと、とたんに不機嫌になり、別の女性に心を移してしまったり、家に帰ってこなくなる、なんていうことも……。
このように、イジケると厄介ではあるものの、4血液型中、いちばん扱いやすいのがO型夫です。態度で、言葉で、とりあえずおだてておけば「僕、がんばる!!」とばかりに働いてきてくれます。「この人は、昭和を引きずる男なんだ!! だから私がいないとダメなんだ!!」くらいの気持ちで、温かく見守りましょう。
【AB型夫】は「友達以上恋人未満」!
結婚ということを、「法律上の結びつき」と合理的にとらえるAB型男性。結婚してからも付かず離れず、友達以上・恋人未満くらいの、男性にとってラクで合理的な生活を続けようとする傾向にあります。
この合理性に耐えられる女性にとっては最高のパートナーになるでしょうが、耐えられない女性にとっては、「なんなの!? 私はただの家政婦なの!?」と、嘆きたくなるシーンも出てくるかもしれません。
それでも、妻の趣味や行動に対してとても寛容で、束縛することもなく、お金もきちんと稼いできてくれるので、夫としてはかなり優秀な部類に入ります。とくに子どもに対しては、自分の義務を果たそうと努力をしてくれるので、子煩悩なくらいかわいがるようになることもあります(これもAB型夫の合理主義です)。
AB型夫のもっとも大きな欠点は、こちらが思っている以上に、買い物や付き合い等にお金をかけてしまう、ということ。家計簿をきっちり付け、ある程度大きな買い物をする目標を立てて、「ね、こちらのほうが合理的でしょ? だから協力してね♡」と説得し、ムダ遣いをセーブさせるようにしましょう。
どの血液型も、夫となれば一長一短。あとはあなたの愛情と努力で、よりよい夫になるよう育ててあげればいいんです♡
初出:しごとなでしこ
ライター 和栗恵
1970年東京都生まれ B型。相模女子大学にて国文学を学び、出版業界へ。雑誌、WEB、ドラマCD、ゲームシナリオ制作など、節操なく様々な媒体を手掛けるフリーランスライター。男女の本質的な違いに着目した、独自の恋愛論・結婚論を、ティーン誌、青年誌、ママさん向けWEB等で展開中。著書にA型夫とB型妻との生活を描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫(笠倉出版社)」、「そして、ありがとう… -犬とわたしの12の涙-(日本文芸社)」等がある。