あなたの職種は何位? 全110職種 仕事満足度ランキングTOP20
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、20歳〜59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に、仕事に対する満足度調査を実施。現在就いている職種について、『総合』『仕事内容』『給与・待遇』『労働時間(残業・休日など)』『職場環境(社風・周囲の社員など)』の5つの指標別に満足度を100点満点で回答してもらった結果、職種別の仕事満足度ランキングTOP20が明らかになりました!
気になる調査結果、のぞいてみましょう♪
【仕事満足度ランキング】3位は人事、2位はMR、1位は…?
今回の仕事に対する満足度調査の結果では、3位が「人事(企画・管理)」で70.9点、2位が「MR(営業)」で71.6点という結果となりました。その中でも、2位の「MR(営業)」は仕事内容と職場環境の満足度が高かっただけでなく、『給与・待遇の満足度』(74.1点)が110職種中最も高いことが分かりました。そして1位は…コチラ!
■総合満足度1位は「融資審査・契約審査」!
全110職種の中で最も満足度が高かった職種は、「融資審査・契約審査(金融系専門職)」(73.5点)!
「融資審査・契約審査」は、5つの指標すべてで上位5位に入るほど、仕事満足度が高い結果でした。その理由を聞くと「会社全体に対する貢献を感じられる」「成果に対する明確な報酬がある」など、仕事へのやりがいや年収に対する満足度が目立つ一方、「残業は少なめ」「有給を取りやすい」などのコメントが寄せられ、“ワーク・ライフ・バランス”を取りやすい環境であることが満足度にも表れていると考えられます。
また、ランキング全体を見ると、仕事満足度の全体平均は100点中63.7点。中でも「企画・管理系」の職種が上位20職種中9つを占め、「希望通りの仕事ができている」「やりたかった職種に就けているから」という意見が目立ちました。やりたいこと、得意なことを仕事にしている人が多い傾向にあり、仕事内容に対する希望と現実のギャップが少ないことが、満足度が高い結果につながっているようです。
仕事満足度に影響するのは『仕事内容』と『労働時間』、今はメリハリのある働き方が主流
ランキングの他にも、今回の調査で以下の2つのことが判明しました!(DODA編集長 大浦征也さんのコメントより)
・仕事満足度に最も影響するのは『仕事内容』
仕事満足度に最も影響する指標は『仕事内容』であることが分かりました。『仕事内容』に満足している人は、仕事に対する総合的な満足度も高くなり、反対に『職場環境』や『労働時間』に満足していても『仕事内容』に満足できていない人は、総合的な満足度が低くなる傾向が見られました。
・働き方改革の影響か、「柔軟な働き方」を評価する声が目立つ
5つの指標の中で『労働時間』に対する満足度の平均点が67.4点と最も高いという結果に! その中でも『労働時間』の満足度が高かった上位20職種のうち、半数以上が企画・管理系の職種で「残業、休日についての働き方の方針がある」「フレックスタイムかつ休みの希望が通りやすい」といった、メリハリのある働き方ができるというコメントが目立ちました。
また、職種を問わず「時間単位の有給取得などを積極的に採用している」など“働き方改革”に取り組んでいるといったコメントが見られ、今の時代は「メリハリを持って休める」「柔軟に勤務スタイルが調整できる」ことが、『労働時間』に対する満足度の平均点を高くしている要因となっているようです。
みなさんは今の仕事に満足していますか? 『仕事内容』『給与・待遇』『労働時間』『職場環境』のうち、どれを最優先に考えていますか?
いずれにしても、1日の大半を占める仕事は自分自身が「楽しいっ♡」って思える方がいいですよね♪
初出:しごとなでしこ