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LIFESTYLE

2017.08.08

料理を作らない料理教室がブーム!【キッチハイク】って知ってる?

世界各地を駆け巡りマーケティングを行う黒島美紀子さんによるコラム連載。数々のお買い物の実践と失敗を繰り返してきた彼女が、ファッション、ビューティ、グルメ、ライフスタイルの動向を消費者目線で考察します。

新しい食い坊さんへのコミュニケーション「キッチハイク」って何?

世間は夏まっさかりなのに、バタバタと仕事の納品が忙しい。
残念な消費家。そんな時ほど、現実逃避に走りたい!

それは…お料理♡

ご飯のメニューを3つほど考えて、色々な作業と手順と段取りを配分し、そして洗い物を極力途中に交えて、最後にどんと完成。

そんなルーティンを自分でうまく切り盛りする感覚も、調味料を目分量で味加減をしたりする料理そのもの楽しさも、頭を切り替えるにはもってこいなのだ。(全てを忘れてモクモクとものを切り刻むのが一番の現実逃避♡)

そんな消費家クロシマの友達マルちゃんが、お料理教室のようなものを開いているというではないか。それも今回は「藍を食らう! 徳島のヒト・コト・モノ」なんてテーマらしい。

つい最近藍染めの現場を見ていた私、その藍が食べられるということで、「行く!」と早速二つ返事。

「ではこちらに申し込んでください」と送られてきたURLがこれ

送られてきたURLには「キッチハイク」と書いてある
ん? キッチンハイク? 料理作るのも楽しそうだけど、それよか、キッチ(ン)をハイクする? どういうことだ?

ともあれ、このたのしそーなコミュニティサイトにとっても惹かれて、当日を楽しみにすることにした。

料理を作らない料理教室「キッチハイク」

暑い中、汗を拭き拭き向かったそこは東上野の懐かしい民家の密集する一角。

こんなところにそんなイベントをするスペースなんてあるのかなー? などと思いながら突如現れた不思議ビル。

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古い倉庫を改築したようだが、やたらオシャレではないか!(写真左)

会場は大きな打ちっぱなしのワンフロアで、ちょっとレトロでイカツイ感じのデザイン。可愛いグリーンやデスクの奥にその共同キッチンはあった!

うっかり集合時間を間違えた私。それも早くに来てしまったらしい。(ワクワクしてすぎ?)

はい、困った顔で迎えてくれたのが今回の主役のマルちゃんです。(写真右)
必死に料理の準備をしている!

手伝おうとすると…「いーんですよ、クロシマさんは、見ててね」とマルちゃん。

ん? あれ?

料理教室じゃ、なかった!

料理を作るというよりは、料理を作っているところにお邪魔して、みんなで食べる!
それがキッチハイクだった。

キッチハイクの流れは…
COOK(作る人)は自分がもてなしたいお料理を考え、キッチハイクのサイトでHIKER(お客さまだな)を募集する

その料理イベントに参加したいHIKERは、参加費(だいたい3000円くらいが相場みたい)払って申し込む。

そして、当日HIKER(参加した私たち)は、COOKに直接レシピを教わったり料理にまつわるストーリーを聞きながら、料理を食べる。

さらに、食への関心が高い似たような趣味の他のHIKERと、出会うきっかけにもなって仲良しになったりもできる。

案の定、可愛い女子やカメラ片手の男子がゾクゾクと集まってきて、キッチンはすぐにいっぱいになった。マルちゃんはみんなをもてなしながら、あれやこれやと忙しそう。

美しく藍の葉っぱとビーツ、エディブルフラワー、などなどを盛り付ける。赤やパープルやグリーンで石のキッチンテーブルも一挙に華やかに。

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でもまだまだ料理は続く。

てことで、結局手伝うのだった、みんなで(笑)

みんな独りで参加してたのだが、手伝っているうちに仲良くなる。

「じゃ私これやりますー」「こっちにお皿、取ってくださいー」「味どうですかね?」

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不思議な一体感がその場を包み、料理をみんなで盛り付けて、生春巻きで野菜をを巻く頃には「あーその方が盛り付け可愛いですねー」すっかり談笑が生まれていた。

新鮮な藍の葉っぱはバジルみたいな感じで、すこし、バジルよりしっかりしてて、そしてほろ苦かった。
(包丁で切ると白いまな板にはみるみる藍色のスジが入ったけど)

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徳島の野菜をディップにつけて、そして生春巻きにしてモリモリ食し、でもそれ以外にもマルちゃんはどんぶりから最後のスイーツまで、たくさん用意していてくれた。

その時のおいしい風景の一部をどうぞ!

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できたものは自分でよそって、そしてキッチンでみんなで立って食べる! 笑(骨太!)
料理の腕前は本当に素晴らしかったけれど、このイベント自体がさらに不思議で、面白い。

広がる! キッチハイクの使い方のアイデア

イベントの参加料も考えると、夜のレストランのごはんよりずっとお安め。
「イベントに友達と予約して、食べたことのないエスニックを食べちゃう」とか、
「会社のみんなで一斉に予約して、ご飯会代わりに面白い体験を一緒に」とか。

何よりCOOKの皆さんは、自分の作った料理を食べてもらいたいのだ。そして自分のお料理にまつわる話をしたいのだ。

この未来型で食いしん坊のマッチングサイト、実は我々がみんなが、お互いを(会う前から)信頼している、という条件のもとに成り立っている。

美味しいものを食べたい人はいい人に違いない。
そして作ってもてなしたい人もいい人に違いない。
その理屈抜きの覚信で成り立つ、損得抜きの楽しい関係。

ちょっと成熟した、人と人との新しいコミュニケーション

お料理好き? いや食べるの好きなしごとなでしこのみなさん、新しい出会いとごはんを求めてぜひともチェックイットアウト!

最後になりましたが、このイベントに参加して気になり、すぐ読んだこの本。キッチハイクの代表が世界を旅していろんな家族の夕食にお邪魔したストーリー。本当に面白いので、この本もぜひともオススメです。

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#もちろんレシピも教えてもらえます
#キッチハイクこれは男子も楽しいぞ
#8月10日も別のキッチハイク参加決定!
#次のマルちゃんのイベントは久米島推し

初出:しごとなでしこ

黒島美紀子 MKシンディケイツ代表

消費家・商業マーケティングコンサルタント
アパレル、セレクトショップ・百貨店を経て独立起業して早や10年余。数々のお買い物の実践と失敗を繰り返し、ファッション、ビューティ、グルメ、ライフスタイルの動向を消費者目線で考察。また、世界各地の商業スペースやブランドをチェック、消費活動を通じたマーケティングを行い、企業と消費者を結ぶ。


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