女性誌の編集部で20年ほど仕事をしていて、結婚願望がなくても結婚していく独身女性と、結婚願望があるのに結婚できない独身女性の差は何かを常に観察しています。とりわけアラサーは女の人生の分岐点時期。この時期、不幸体質になってしまうと、人生の逆転は厳しくなります。
ではアラサー女子の不幸とはなんでしょうか。例えば、付き合っている男性からは結婚どころか「重い」と言われる。会社では重要な仕事が後輩に回されたり、ミスしたりする。落ち込んでいるところに、自分より“格下”の女子から結婚するという報せが届く。さらに、男友達にヤリ逃げされたり、既婚男性から誘われたりしてつい応じてしまう。格下女子の結婚式に参加するも、いい男がすべて既婚者で自己嫌悪になる……というところではないでしょうか。
これらのアクシデントは、不思議なことに同時期に襲い掛かってきます。そこに流されていってしまう人と、流されずに踏みとどまる人には外見的な特徴があることに気が付きました。不幸の濁流にのみ込まれて流されてしまうアラサー女子の外見的特徴を紹介します。体質改善のヒントにしてください。
不幸体質アラサー女子の外見的特徴1:まつ毛エクステとカラーコンタクトをしている
アラサーになると“甘くふんわりとかわいい”といった全体的な雰囲気よりも、人間対人間のガチンコ勝負が増えます。それは仕事も恋愛も同じ。その局面において、人となりを表すパーツ・目をフェイクで盛っていると、相手から信用されず勝負の場に立てません。アラサーになって目の周りを盛っている人は、やめたほうがいいですよ。
不幸体質アラサー女子の外見的特徴2:派手めのジェルネイルをつけ続けている
指先は印象を決めるパーツ。そこをハデに飾り立てていると“いつまでも若さにこだわっている”という印象を与えます。しかし、“カラフルなジェルネイルは私の個性”とオフできない人も多い。しかしそのネイルはあなたではなく、ネイリストさんの個性。アラサーになって、青や緑のジェルネイルをしている人は、かなり痛い。オフした人から恋愛がうまくいくようになると感じます。
不幸体質アラサー女子の外見的特徴3:背中の真ん中よりも長い、ロングヘア
アラサー以降になると、ロングヘアの女性は不幸になっている割合が高いです。モデルやタレントを見ても、幸せそうな人は髪が長くありません。スピリチュアルのフィールドでも、髪の毛には霊力が宿るとも、邪気やマイナスのエネルギーも溜まりやすくなるともされています。金運を上げたい人は髪を切れ、というスピリチュアルアドバイザーも多いので、不幸体質だと思う人は、髪を切ってみるのも打開策のひとつ。
上記の3つをやめると、最初は落ち着かないと思いますが、周囲の評価はじわじわと上がるはず。そして、不思議なことに自分に自信も出てきて、人生が好転しますよ。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。