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2017.02.20

家族への感謝の気持ちで涙、涙…|スタイリスト川村桃子の36歳大人Wedding計画 vol.15

スタイリストの川村桃子さんが3月に行われる大人Weddingへの道のりを赤裸々に綴る好評連載。

これまでのお話&担当編集による裏バナシはこちらから。
未公開エピソードとともにイッキ読み!|大人気連載「スタイリスト川村桃子の36歳大人Wedding計画」まとめ

さて今回は、「家族」のお話。

結婚式直前! 優雅どころかバッタバタの毎日です!

本当に時間が足りなくて焦っています、川村です!!

もうね何だろ、とにかく時間がない(笑)
ネイル、ヘア、エステ、小顔矯正などのメンテナンスをシンガポールに旅立つ前にすべて終えたいし、ダイエットも最後の最後まで粘りたい。でもって、ドレスの最終フィッティングもあれば、東京で行うパーティーの準備もあって…。
もちろん仕事もしてますよ!! 撮影もきちんとしております!

忙しぶってる人って好きじゃないのに、もしや、私。それになってるんじゃ!? ってなくらいの毎日です(笑)

正直、勝手なイメージで、式の前の花嫁は優雅に色々とメンテナンスに行ったりジムに行ったりシンガポール用の洋服とか買って見たり、シンガポール観光のプランまで練っちゃったり…☆
なんて想像していましたが、現実はね、そうもいかない(苦笑)。

でも、お仕事をいただけてナンボ!な職業ですし、撮影現場が大好きで楽しいから、ギリギリまで働きまっせ!!!!

で、今回は家族についてお話ししてみようかと。

「花嫁の手紙」ばりに、泣きながらこの原稿、書きました(笑)

私、川村桃子は両親と3歳上の姉の4人家族。東京生まれ東京育ち。

baby

そして、以前お話したように、結婚するまで引っ越しというのを経験したことがなかったんです。
ただの“すねかじり寄生虫”だったのか、“箱入り娘”だったのかは評価が分かれるところですが(笑)

でもでも、家族は大の仲良し!!
小さい頃から父方の祖父母と一緒に同居をしていたり、基本的に親戚はほとんど徒歩圏内にいたこともあり、いつも周りに誰かがいる環境で、寂しい思いをしたことがありませんでした。

family

私の父は、自分が一人っ子だったからなのか、寂しがりだからなのか、いつでもどこでも母と一緒(笑)。
母と私が買い物に行く時もついてくるし、毎年2人で海外旅行に行ったり、結婚40年近く経つというのに、今でも母とはラブラブです。

思い返してみたら、父に叱られたという記憶は1回とかしかないかも。それも小学生のころに。それ以降は、きっと怒られてないんじゃなかなぁ。

ま、私自身、何を隠そう親に対して反抗期というのがなかったもので(笑)

思春期でも父と楽しくお喋りしたり、2人で車で出かけたりしていて周りの友達の反抗期トークを聞いても、お父さんの何が嫌なんだろう??って疑問に思っていたほど。
父は海外ドラマの刑事ものが好きだったり、車が好きだったり。野球観戦に連れて行ってくれたりビリヤード、ゴルフを教えてくれたり。楽しいことは父がたくさん教えてくれたな〜。

母は本当に温かく優しい人で、いつも私たち姉妹のことを最優先に考えてくれていました。
誰かが出かけるときは、必ず毎度、玄関の外に出てお見送り、帰って来たらちゃんと玄関まで出迎えてくれて。

母のお料理のことも以前話したことがありますが、本当に美味しかったし、いつも温かいご飯でした。それが私にとって当たり前だったので、自分も母と同じようにしたいな、と思うのは自然なことだったんです。

ま、それが他の人から見たら恋愛で“尽くす女”と思われていたのかも(詳細はこちらを。笑
余談ですが、母は昔“ハマトラファッション”だったので、その影響で私もトラッド好きなのでは?と勝手に思っています。

yukata

姉は3歳年上なんですが、私が姉に間違えらることもしょっちゅう(笑)。
普通は逆なんでしょうけど、「もっちゃーーーん!!」といつもいろいろお願いされたり、甘えられています。とはいえ、母が骨折して入院したときなどは、やっぱり姉なんだなぁと思うくらい姉感を出して父を支えたり、いざというときは頼れる姉でもあります。

川村姉妹は同じ中高一貫女子校に通っていたので(母も同じ学校出身)、部活は姉がやっていたのをマネして中等部はバスケ、高等部はチアと後を追っていました。
通学も一緒にしていたので、自然と姉の友人たちにもたくさん可愛がってもらっていました。あと、やっぱり姉が同じ学校にいるっていうのは、幼な心にも安心感があったな〜。

ane

そんな姉の結婚の際は、ドレスのセミオーダーのデザインからヘアメイク、ブーケを「もっちゃんプロデュースでお願い!」と言ってくれて、私の思う“ネーネwedding”をプロデュースさせてくれました!!(「ネーネ」と呼んでいるんです)
そんな姉も今では双子の母です。

自分で言うのも恥ずかしいけど、本当に胸を張って言えるくらい、“仲良しな川村家”で育ったので、自分の結婚相手も、ちゃんと自分のご家族と仲良かったり、大切にしている人がいいなってずっと思っていたんです(それが当たり前というか)。

だから、ダンナさんが家族をちゃんと大切にしていて仲良しで、私の家族ともすんなり仲良くなってくれて本当にうれしい! 今じゃ私の母とLINEする仲だしね(笑)

(毎日、自分が大切にしているモノ、コトを大切にしてくれる人と出会えて結婚できたことに感謝、感謝している私なのでございます)

で、改めて家族のことをこうやって書いてみると…。

本当に家族には温かい愛を注いでもらって、ぬくぬくと育ったんだな〜と。
ここ2、3年、いろいろ“人生”とやらについて考えたりするようになりましたが、その度に親の偉大さに気づいて尊敬の嵐です(今さら…ですが)。
もし自分に子供ができたら…自分が両親にしてもらったように温かく優しく育てられたらいいな。
そうしたら反抗期ナシでいけるかな??(笑)

あーもう、この原稿、結婚式のラスト「新婦の手紙」状態で、パソコンで原稿書きながら泣いてますよ、私(笑)

<この連載は毎週月曜日更新です>

初出:しごとなでしこ

スタイリスト 川村桃子

1980年東京都出身。B型。
スタイリストの金子綾さんのアシスタントを経て、『CanCam』で独立。『CanCam』では主にえびちゃんOL企画などを担当し、その後は『AneCan』ほか女性誌、TV、WEB媒体などで活躍中。
instagram:@momo_k1014
川村桃子Blogはこちら

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