雑貨や家具など、北欧デザインの人気が日本でも定着しつつあります。スウェーデンやデンマーク発のお店が日本でも見られるようになってきていますよね。しかし、北欧は日本からはとても遠い国。行ってみたいと思ってもなかなか行くチャンスがないという人が多いことでしょう。北欧の中でも、スウェーデン、デンマーク、フィンランドは知っていても、ノルウェーのことはほとんど知らないなんていう人もいるのでは? 実は、ノルウェーは親日で素敵な国なんです。旅好きの女性のために、海外在住経験ありの旅好きライターHazukiが、女性のひとり旅にノルウェーがおすすめな理由をいくつか紹介いたします!
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その1 犯罪がとにかく少なく安全で女性に優しい!
ノルウェーは世界中の国々の中でも最も平和で安全な国のひとつとして知られています。犯罪が少ないだけでなく、女性にとってとても優しい国でもあります。まさに男女平等が当たり前の国。社会で女性が活躍することが珍しいことではなく、雇用条件などに男性との差はありません。私もノルウェーで多くの管理職ポジションに就いている女性に出会い、彼女たちは皆育児や家庭と仕事をしっかり両立しており、ワークライフバランスを維持していました。日本の企業で言うところの部長クラスの女性も多く、出張なども頻繁にあると話していました。これは同じ働く女性として驚いたと同時に、これから少子高齢化社会を迎える日本も真剣に取り組まなくてはならない問題なのではないかと感じたことを覚えています。
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その2 女性でも楽しめるアクティビティがたくさん!
気ままなひとり旅では、ひとりだからこそ現地の人と出会ったり、その土地ならではの体験をしながら自由に過ごしたいものです。ノルウェーには、アウトドア派の女性が楽しめるアクティビティがたくさんあります。広大な自然がいっぱいのノルウェーでは、ハイキングや登山、キャンプやカヌー、カヤックも楽しめます。その規模もダイナミック。私がノルウェーに行ったのは真冬でしたが、首都オスロにある公園内をスキーで犬の散歩をしている人を見かけました! 街中でスキー、日本では体験できないものですね。オーロラを見ることのできる場所も点在しています。
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その3 比較的英語が通じる!
海外旅行で心配なのは言葉の壁。しかし、ノルウェーではほとんどの場所で英語が通じます。メニューはノルウェー語で書かれていたりする場合も多いのですが、ノルウェー語がわからなくても問題ありません。英語が片言でも人々が親切な上、彼らにとっても英語は母国語ではないので寛容です。言葉がわからないから、アジア人だからとバカにされるようなことはまずありません。
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その4 人々が穏やかで親切!
バイキング(海賊)の国としても知られているノルウェーですが、穏やかでフレンドリーな人が多い印象です。私がノルウェーで出会った人々も、言葉づかいが丁寧な人が多く、みなにこやかで親切でした。女性がひとりでバーで飲んでいても、嫌な思いをするようなことはまずありません。街行く人に何度か道を尋ねることもありましたが、どんな人もきちんとこちらの話に耳を傾けてくれ、とても親切に道を教えてくださいました。旅先で人に助けてもらう体験をすると、自分も自国で人の力になりたいと思うようになりますね。
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その5 ごはんがおいしくてひとりでも大丈夫!
食事は旅の大きな楽しみですよね。ノルウェーは食事がとてもおいしい国です。パンも種類が豊富で、ホテルのモーニングビュッフェではパンとチーズ、ハムだけで食べきれないほどの種類があります。有名なサーモンもマリネやグリル、スモークしたものなど、とにかく充実! 日本と同じく漁業が盛んなので、サーモン以外にもサバや小肌のようなものや、イワシ、ニシンなど日本人の口に合う魚料理も豊富。伝統的なノルウェー料理のレストランでは、ラムやシカ肉も楽しむことができます。チーズはヤギのミルクから作られるものが有名で、キャラメルのような深い甘みがあって濃厚。どんなカフェに行っても、セルフサービスでサンドイッチに乗せ放題のチーズが置いてあるほどチーズが生活に根付いているんですよ。スーパーでも売っているので、チーズはお土産にも最適です。どのレストランにも女性のおひとり様も多く見かけました。食事を楽しむことができるのはひとり旅には心強いですよね。
ノルウェーが女性ひとり旅におすすめな理由その6 2017年から新紙幣に!
ノルウェーの紙幣のデザインが2017年から新しくなります! これがまた北欧らしくおしゃれなデザインで、お土産としても記念になるかも!
いかがでしょうか? あまり馴染みのない国ですが、ノルウェーは魅力たっぷりの国です。首都オスロは街並みも美しく、歩いているだけで気分も上がります。機会があればぜひ訪れてみて。
writer hazuki
参考/Why Solo Women Should Travel To Norway – Pink Pangea
初出:しごとなでしこ