30〜60代男女824人調査! 好きなおつまみって何?
■第1位「刺身」第2位「からあげ」第3位「枝豆」
調査の結果、第1位「刺身」、第2位「からあげ」、第3位「枝豆」となりました。
30代~40代の1位は「からあげ」となりましたが、どの世代にも共通してランクインしている「刺身」は、お酒の席には欠かせない一品といえそうです。
■塩分の取りすぎに注意!
好きなおつまみランキング第1位の「刺身」は、揚げ物などに比べるとカロリーは低いのですが、口にする時には醤油をつけます。醤油をたっぷりつけたとすると、刺身5切れ分で約1g(*1)の塩分量ともいわれています。
例えば、まぐろの赤身の刺身の場合は5切れで0.1g(*2) の食塩が含まれているため、醤油をたっぷりつけると約1.1gの塩分をとることになります。
30代~50代に人気のからあげは1食分の塩分量が約1.3g(*3)。枝豆100gを茹で、塩をひとつまみかけた場合は最低でも約1gの塩分をとることになります。さらに、塩茹でした場合はそれ以上の塩分をとることになります。
結果として、好きなおつまみの上位3つを食べたとすると、塩分量は約3.4gです。
ちなみに1日の塩分摂取推奨量は、男性が8.0g、女性が7.0g(*4)なので、男女ともに1食で半分近くの塩分をとってしまうことになります。世界基準の摂取目標量5g以下(*5)と比べると、1食で半分以上の塩分量をとってしまうため注意が必要です。
また、お酒を飲むとついつい濃い味のものを口にしてしまい、知らずしらずのうちに塩分摂取量が過剰になっていることも。想像よりも塩分を多く含むメニューは多数あり、「気づかないうちに塩分をとりすぎていた」ということにならないよう注意が必要です。
お酒と一緒についつい食べすぎてしまう、おつまみ。塩分の摂りすぎにならないよう、食べすぎにはご注意を!
調査・情報提供/キューサイ株式会社
*1:消費者庁「栄養表示を活用しよう4」
*2:ベターホーム協会「ベターホームの食品成分表」
*3:厚生労働省「食事バランスガイド」
*4:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」
*5:「Sodium intake for adults and children 2012(WHO)」