働く30歳からは歯も命! 生き方まできれいに見せる美しい歯を手に入れるための「ホワイトニング」。その正解を徹底取材!
歯のホワイトニングはどこで行うのがおすすめ?
ホワイトニングサロンではなく、医師のいる歯科医院で!
低価格で通いやすいホワイトニングサロンやセルフホワイトニングのお店なども増えていますが、効果がなかなか実感しにくく、頻繁に通わなければならないことも。歯科医院でのホワイトニングは、歯科医しか扱うことのできない高濃度の過酸化水素を含む薬剤を使用するので効果が早いうえ、歯の表面の汚れを徹底的に除去するクリーニングとセットで行うことが多いので、より効果が期待できます。
かかる費用の目安は?
クリニックによってかなり差があるが、目安は2万~7万円くらい
矯正と同じく自由診療なので、費用はクリニックによってまちまち。数回セットの場合、歯科医でのホワイトニングとホームケアがセットの場合など、プランによっても異なるが、目安は2万~7万円程度。費用は選ぶ目安にはなるが、安いサロンでの施術は満足感が低くトラブルも多いので注意して。
歯のホワイトニングの施術方法って?
クリーニング後に、歯の中に含まれている色素を分解・漂白する薬剤を塗布し、特殊な光を当てるのが今のスタンダード。
濃度の高い漂白剤(過酸化水素)を歯に塗布し、ライトを照射して歯を白くしていくのが一般的。歯科医院でホワイトニングする場合は、薬剤の浸透をよくしてホワイトニング効果を引き上げるために事前にクリーニングを。虫歯の早期発見や口内環境の改善、歯周病の予防にも有効。使用するライトやレーザーの種類は多種多様で、強すぎる機器の場合は痛みを感じたりすることもあるので要注意。
ホワイトニングの種類は?
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニング。短時間で白くなりたい人に。
ホームホワイトニング
自宅で自分で行うホワイトニング。自然な白さを保ちたい人に。
デュアルホワイトニング
歯科医と自宅でのホワイトニングを並行して行う。より効果が出やすい。
高濃度のホワイトニング剤と特殊な光線を使用するオフィスホワイトニングは、1回の施術で効果が得られることが多い。ただし人によっては薬剤がしみたり、後戻りが早かったりすることも。そして歯科医院でマウスピースを製作して、薬剤を購入するだけで何度でも手軽に自宅でメンテナンスできるのがホームホワイトニング。低濃度の薬剤で徐々に白さを出していくので、後戻りしにくく自然な白さを目ざせるうえ、オフィスホワイトニングに比べると安価なのも魅力。上のふたつのいいとこどりを狙って並行するのがデュアルホワイトニング。予算と効果に合わせて選ぶべし!
ホワイトニングのメリット、デメリットは?
メリット|歯本来の美しい白さを取り戻せる
デメリット|歯の表面が一時的に荒れ、知覚過敏になりやすい
元の歯の色や質には個人差があり、希望の白さになれない可能性はあるものの、清潔感あふれるナチュラルで美しい白さを目ざせるのがホワイトニングのメリット。即効性のある高濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングの場合は、刺激を感じて知覚過敏になってしまうことも。ホワイトニング直後は歯の表面が荒れて色素沈着しやすいので、着色しやすい飲み物や食べ物は避けて。
Oggi11月号「今欲しい! 生き方まできれいに見せる美しい歯」より
メイン画像/Shutterstock 構成/門司紀子
再構成/Oggi.jp編集部