今回ご紹介するのは休日ブランチをゆったり楽しむのにはもちろん、仕事帰りの夜にちょこっと美味しいもの食べて帰りたいってときにもおすすめのお店。9月28日に原宿にオープンしたばかりのカジュアルアメリカンビストロ・BUTTERMILK CHANNEL Harajuku(バターミルク チャネル 原宿)は、本店がN.Y.ブルックリンの住宅地キャロルガーデンに。
50席ほどの小さなレストランでありながら、予約をとっていない週末ブランチには美味しくほっこりする料理を求めて行列が! 「ザガット」ニューヨークシティ2017のブルックリンのベストブランチにもランクイン。2008年のオープン当初から10年たった今でも「ブルックリンでホットなレストラン」と評判だそう♪
お店はラフォーレ原宿近く、神宮前の交差点に!
お店は原宿駅から徒歩3~4分ほどのラフォーレ原宿の近く、神宮前の交差点付近にありアクセス良好。朝10:00のオープンから22:30ラストオーダーまで、1日を通してクオリティの高い料理を提供するビストロスタイルのお店です。
BUTTERMILK CHANNEL、店名の由来は…
N.Y.ブルックリンに本店があるBUTTERMILK CHANNEL。店名は、本店所在地より少し西に位置する約2kmに渡る海峡の名前に由来しているのだとか。ブルックリンがまだ農地だったころ、畜産農家の人たちはその海峡をボートで越えてマンハッタン島の市場まで牛乳を売りに行っていたそうで、バターミルク海峡の潮流はとても激しく、ミルクがバターになってしまうほどだったそう。
その海峡の名前を店名に冠したこちらのお店、お料理はバターミルクがキーワードに。パンケーキをふんわりさせたり、フライドチキンの肉を柔らかくジューシーにして、衣をカリッとさせるのにもバターミルクを活用しているそう。
ブランチのスタートは牡蠣がのっかったブラッディメアリー!
ブランチやディナーのスタートにぜひオーダーしたいのが、ブラッディメアリーにフレッシュオイスターをのせたオリジナルカクテル・STAR OF THE SEA(¥800)。
とにかく見た目がインパクト大! まずは新鮮な牡蠣をちゅるり♪ 自家製のセロリ&ペッパーコーンウォッカを使ったブラッディメアリーは、スパイシーな大人風味で、食事にも合うカクテルに仕上がっています。
シグネチャーメニュー1:人気No.1のバターミルクフライドチキン
ブルックリン本店でも大人気で、数々のグルメガイドで紹介されてきたこのお店の代名詞ともいえるメニューがこのバターミルクフライドチキン(ブランチ¥1,480・ディナー¥1,680)。
バターミルクを使い3日以上かけて仕込んだチキンは、カリッとしていながらも内側はしっとりジューシー。しつこくなくあっさりしているのに、ヤミツキになるなんとも言えない美味しさ♡ 付け合わせの酸味が程よく効いたコールスローやカリカリで塩味のチェダーチーズワッフルも見た目以上に美味しすぎて…このお店のレベルの高さ&人気っぷりが瞬時に理解できてしまったほど!
※ブランチ10:00-15:00(ラストオーダー15:00)、ディナー17:00-23:30(ラストオーダー22:30)
途中でチキンやワッフルに、メープルシロップ&バルサミコビネガーの特製シロップをかけて味変を楽しめるのもうれしいところ!
シグネチャーメニュー2:さっくり美味しいフライドポークチョップ
ブルックリン本店で週末ブランチに人気だというフライドポークチョップ(ブランチ¥1,680・ディナー¥1,880)。肉厚で脂身の少ない豚肉のフライは、想像以上にサクサクであっさりしていて、でも旨味がしっかり凝縮されていて…肉欲も満たす美味しさ♪
シグネチャーメニュー3:ほっこり系バターミルクパンケーキ
シンプルに小麦粉の味を楽しめるバターミルクパンケーキ(¥1,280)。ソースやクリームなどでのデコレーションなしの、昔ながらの素朴な出で立ちながらも、その美味しさは本物! ひと口食べた瞬間から思わずほっこりする美味しさ♪
チキンもパンケーキもザ・アメリカンな料理なのに…厳選した上質素材とこだわりの調理法で、大人の味覚も満足させるシンプルながらも洗練された味わいになっているのがこのお店の魅力です!
シグネチャーメニュー4:野菜の旨味たっぷりのラザニア
ディナータイムに供されるラザニア(¥1,480)は、ナス、ズッキーニ、ケールなど野菜の旨味とバターミルクを使ったリコッタチーズでコクを出したひと皿。肉を使っていないのにこのこっくり感&満足感は本当にスゴイ! 野菜でできたラザニアなので、夜遅くだとしても罪悪感なく食べられそう♪
シグネチャーメニュー5:ダグ特製ピーカンパイサンデー
デザートにはオーナーのダグさん特製のサンデーを。ダグ特製ピーカンパイサンデー(¥780)は、焼いたピーカンナッツ入りのパイを崩してグラスに入れ、アイスクリームとともにサンデーに。甘さが若干アメリカンな感じではありますが…これもブルックリンのお店っぽくてついつい食べたくなってしまう1品。
フライドチキンに、パンケーキ…メニューだけ聞くと一見ジャンクっぽいのに、実際に食べてみるとまったくジャンク感はなく、懐かしさがありながらも大人の舌をも満足させる新しい美味しさ!
さまざまな用途で使えるジュアルダイニング。ガールズトークにも、デートにも、家族ブランチにも、そして仕事帰りのごはんにもぜひ!
門司紀子
大学在学中に女性ファッション誌の編集アシスタントを経て独立。フリーランスエディター&ライターとして、『Oggi』や『美的』などで企画・撮影ディレクション・執筆までを担当。担当する記事はビューティ関連をメインに、食、料理、旅、ファッション、ゴルフまで多岐にわたる。また、ヘルシーなケータリングサービス“mon deli”も手掛ける。キレイを意識したメニューは撮影現場でモデルやエディターからも好評。強靭な胃腸をもつ食いしん坊がゆえ、趣味は弾丸食い倒れ旅。Instagramアカウントは@norikomonji