安い服を着ていても、それがまったく安っぽく見えず、つい「それどこの?」と聞いてしまう素敵さに溢れるおしゃれプロ。その理由は、サイズに妥協せず、しつこいほどこだわっているから! サイズ選びのこだわりを格言にして教えてもらいました。
根本久仁子さんの4桁プライス名品
「『PLST』や『アッパーハイツ』のTシャツは、体が泳ぐくらいゆるっとしたサイズ感をチョイス。『プチバトー』のTシャツは、アイテム自体はボーイッシュでも、高いフィット感で女らしく見えるアイテム。『PLST』のニットは、どちらを前にしても着られます。『PLST』のパンツは、腰周りのフィット感でどちらもMサイズに」
サイズ選びのための4つの格言
[1]コンパクトなトップスでショートヘアを女らしく
私自身ショートカットでパンツ派、着こなしもボーイッシュ。女らしさを加えたいときは、体のライン がわかるフィット感があり、デコルテがきれいに見えるデザインのトップスで調整しています。このパンツにシンプルなクルーネックTシャツを合わせることもありますが、女らしくしたい日は、デコルテを見せて。ボートネックニットは首周りの開きを調整できるので、鏡の前で自分のベストバランスを研究。
「PLST」のニット・ワイドパンツ・手に持った「Theory」のジャケット・「ペレッテリア・ベネタ」のバッグ・「レペット」の靴・その他/本人私物
[2]ゆるっとしたTシャツ。私の場合はそで丈12cmにロールアップするのがベストバランス
ボーイッシュなTシャツが好きなので、体が泳ぐ少し大きめのサイズやメンズものも着ます。ですが、上半身がやせ型なので、腕がきれいに見える位置までそでをロールアップして着るのが鉄則。
[3]どんなパンツも、腰周りがタイトフィットするものを選ぶとすっきり見える
ワイドでもスリムでも、腰周りとウエストの高いフィット感が、ボトムス上手への近道だと思っています。加えて、ウエストをしっかりとホールドするハイウエストなら、きちんと感も兼備。
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2018年Oggi9月号「おしゃれプロはサイズにしつこい!」より
撮影/須藤敬一(人物/おしゃれプロ分)、安井宏充(Weekend.人物/オッジェンヌ分)、坂根綾子(静物) 構成/高橋香奈子
再構成/Oggi.jp編集部