皆さんは飲みに行くと、必ず注文するメニューはありますか? 私は、職場のおじさんと飲みに行くと必ず「もつ煮を頼もう!」と言われて注文します。暑い日が続いて疲れ切った体に、疲労回復効果や美容効果のあるもつ煮はいかがでしょうか?
今回は、美味しいもつ煮のある老舗居酒屋のお話です。
「牛にこみ」が名物の月島【岸田屋】に行ってきました
職場のおじさん達と飲みに行くと、ほとんどのおじさんが必ず「もつ煮」を注文します。私の周りの方々だけでしょうか…? 私の中では勝手に「おじさんは飲みに行くと必ずもつ煮を注文する」というイメージになってしまっています…。
コレステロールが高くて体に良くないイメージがあり、女性と飲みに行ってもあまり注文しないメニューだったので、あるとき気になって、もつ煮について少し調べたことがあります。
まず名称ですが、「もつ煮込み」のことを「煮込み(にこみ)」と言ったり、「もつ煮」と言ったりします。つまり、「もつ煮込み」=「煮込み」=「もつ煮」です。そして、もつにはコラーゲン、ミネラル、ビタミンなど、健康や美容に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。「煮込み」というと冬に食べるものというイメージですが、汗と一緒にミネラルが排出されやすい夏や、肌荒れが起きやすい季節の変わり目など、1年を通して食べると良いものだということがわかりました。
いろいろなお店のもつ煮を食べてみたくなり、飲みに行くといつももつ煮を注文している職場のおじさんに「もつ煮ってお店によって味が全然違ったりするんですか?」「有名なところってあるのでしょうか?」と聞いてみました。
すると、「東京三大煮込みって聞いたことある? 北千住の『大はし』、森下の『山利喜』、そして月島の『岸田屋』。この3つのお店が美味しい煮込みで有名なんだよ。」と教えてくださりました。
後日、特に月島の「岸田屋」がおすすめとのことだったので行ってきました。
暖簾を潜りお店に入ると、目の前にコの字カウンターがあり、奥に渋井看板と厨房が見えます。昭和の大衆酒場の素敵な雰囲気が漂っています。
名物の「牛にこみ」
牛モツはいろいろな部位が入っていて、どれもホロホロになるまで柔らかく煮込まれています。味もしつこくなく、いくらでも食べられるのではないかと思うくらい美味しいです。
ビールはもちろん、日本酒もすすみます。
「肉どうふ」
すき焼きのような味で、牛肉、豆腐、ネギを煮込んだお料理です。これもとても美味しかったです。
「はまつゆ」(左)と「いわしつみれ吸い物」(右)
「はまつゆ」は蛤のお吸い物です。どちらも優しい味でほっこりします。
東京三大煮込みのひとつと言われているだけあって、「牛にこみ」は本当に美味しいのですが、それ以外のメニューもとても美味しかったです。店構えや内装から古き良き居酒屋の趣が感じられ、居心地が良く、美味しい食事とお酒を楽しむことができる素敵なお店でした。おすすめです!
今年中に「東京三大煮込み」を制覇しようと思います。
Oggi.jp’s 小山香織
年金関係の職場で働くアラサーOL。女子大を卒業し、大学院生時代から美容関係の会社を経営した後、現在の職場に転職。女性ばかりの環境に暫くいたことにより、働く男性(おじさん)達の素敵な価値観に関心を寄せる日々。最近の趣味は、おじさん達の影響もあって楽しく飲むこと、食べること、ゴルフ、競馬。そして、女性らしさを忘れないためのホットヨガ。今までおじさん達から教えていただいた社会を上手く生きる方法を綴ります。2018年4月からOggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。