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トレンドメイクに大人女子が注目
メイクのアップデートは、具体的にどこをどう変えればよいのでしょうか? 色だけでなく質感や発色、メイク範囲と、少し更新するだけで旬顔が叶います。プロの技でトレンドを押さえたメイクをマスターしちゃいましょう!
〈POINT〉
・2024年は肌からアップデート
・アイメイクはファッションに合わせて
・チークは控えめが旬
2024年秋冬、最旬肌に更新するSTEP
2024年のトレンドベースメイクをチェック! 実はアップデートしているか否かがどこよりも目立つのが「肌」。だからこそトレンドを追い求めるなら、アイテムの買い替えが肝心です。秋はほんのりとツヤのあるセミツヤ肌を、冬はふんわり質感のセミマット肌を堪能しましょう。
秋:透明感たっぷりセミツヤ肌
ツヤをほんのりと残し、透明感たっぷりに仕上げるのが肝!
冬:ふんわりセミマット肌
ほわっとしたセミマットな仕上がりがこの冬のトレンド!
今季そろえたい3点セット
アイテム1:下地
▲セルヴォーク レアグロウ プライマー 01 SPF22・PA++ 25ml ¥4,400
乾燥が気になる秋冬の下地は「保湿力」を重視。毛穴・凸凹・くすみをふんわりカバーしてくれる下地。光を反射させて自然なツヤ肌を作る。
アイテム2:ファンデーション
▲アルビオン スタジオ グレイズデュウ ファンデーション SPF28・PA+++ 30ml 全6色 各¥5,500
肌に寄り添うように密着するファンデをセレクト。うるおいを逃さない3層設計により、美肌を長時間キープ。
アイテム3:パウダー
▲パルファム ジバンシイ プリズム・リーブル No.00 ¥8,250
肌の透明感を底上げするために、光をコントロールする4色パウダーをGET! 澄んだ透明感を演出できる新色。
最旬肌の作り方手順
まずは下地を1プッシュ指にとり、面積の広い頬から塗り広げる。点置きせず片頬ずつ仕上げて。その後、小鼻まわり、目の下、額、あごの順になじませる。
スポンジを使って下地をしっかり密着させる。叩き込むようにフェイスラインに向かってなじませて。
皮脂が気になる場合は毛穴を埋めるイメージで、下地を小鼻にくるくる塗り込む。油分が気になるなら、最後に軽くティッシュオフ。
ファンデーションは全顔で半プッシュが目安。量をミニマムに抑えるのがポイント。こちらも点置きせず片頬ずつ指で塗り広げて。足りない場合はもう半プッシュプラスして。
頬全体が仕上がったら、残ったファンデーションをスポンジにとって、色ムラが気になる目の下・小鼻のキワへと塗り重ねていく。
端正な肌に見せたい冬は、鼻筋にも少量ファンデーションをオン。下地で作ったツヤが程よくカバーされて、冬の空気にぴったりなセミマット肌に。
パフにパウダーをとったら、手の甲で丁寧に粉をなじませる。しっかりもみ込み、パウダーが肌に均一にのるよう準備する。
塗布はフェイスラインから。顔の中心に向かってなじませていく。秋は輪郭のみセミマットに仕上げることで、顔を引き締めて見せる効果が。
冬はパフに残ったパウダーを、鼻筋にもほんのり重ねて。これにより肌の質感が均一になって、ふんわり感がアップ。ニットやウール素材の服に合う肌が完成。
秋から冬まで対応! 厳選した〝下地・ファンデ・パウダー〟の3点セットで旬の肌に更新
秋冬の「黒&白ファッション」に似合うアイメイク
ファッションがモノトーンに落ち着きがちな秋冬は、洋服に色がない分、いつもより遊びを持って感度高い目元を目指すのが旬。黒トップスの日、白トップスの日に合わせたいトレンドアイメイクを紹介します。
黒トップスの日のアイメイク
黒トップスの日のメイクにピンクや赤を差すのもかわいいけれど、この時季はイエローやカーキのアイシャドウで甘さを抑える変化球が◎。目尻に黒のアイライナーを入れて一点キリッと!
使用コスメ
▲RMK シンクロマティック アイシャドウパレット EX-09[限定品] ¥6,380
▲資生堂 インウイ アイライナーリキッド 01 ¥4,400
白トップスの日のアイメイク
白トップスに黒やブラウンで締め色を使ったメイクを合わせると顔まわりが強くなってしまうので、全体はニュアンシーな優しい色味をセレクト! 目元にはラメや辛口のカーキアイラインで奥行きを作ると、コンサバになりすぎず洒落たムードに。シルバーのアイシャドウは目尻につけると腫れぼったくなってしまうので、目頭から黒目の外側までを目安に塗布して。
使用コスメ
▲パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ モノ クルール 045 ¥5,060
▲OSAJI ニュアンス レゾナンス アイライナー 04 ¥3,190
「黒&白コーデ」の日はメイクで遊んで感度高めのおしゃれにアプデ♡ プロの解説もチェック!
頬は最新「ミュートチーク」で柔和な印象を作る
これまでは「じゅわっと血色感」がキーワードだったチークも、秋冬に差し掛かり変化が。今年はちょっぴり控えめなミュートトーンでふんわり入れるのが旬なんです!
今季目指したい頬はこれ!
がっつりでもなく、のっぺりでもない、ミュートな温度感。柔らかな印象になるようふんわりと入れて。
ミュートチークの入れ方手順
ポイント
1. チークの範囲は頬全体に広めに
高めの位置にピンポイントで色を置くのではなく、チークの発色で頬全体をふんわり埋めるのが今っぽさのポイント。
2. 頬の中心のみ重ね塗り
中心だけほんのりチークを重ねることで、メリハリを強調してのっぺり見えを回避。このとき鼻筋にもほんのりぼかすと、あどけない雰囲気に。
3. ハイライトは使用しない
最近の新作チークはハイライト効果を兼ねているものも多いため、ハイライトは使用しなくてOK。チークのさりげない濃淡だけでメリハリを強調するのが、旬な顔の作り方。
手順
大きめのチークブラシにパウダーをしっかりと含ませ、ティッシュや手の甲で余分な粉を落とす。ブラシを頬の中央に軽く置いてスタンバイ。
ブラシを耳の手前までスライドさせ、頬全体にふんわりと色がつくよう力を抜いてすべらせる。
残ったチークを鼻筋〜黒目下にレイヤード。パウダーは新たに足さなくてOK。
使用コスメ
▲SUQQUブラーリング カラー ブラッシュ 01 ¥6,600
最新の「ミュートチーク」で柔和な印象をつくる♡ 3つのポイント&3つのステップ
唇は「洒落ブラウンリップ」で抜け感ある華やかさを
今季注目したいのが「ブラウンリップ」。くすみトーンの血色が今っぽさ抜群で、程よく深みがあって女らしさも過剰にならない、それが魅力です。ただし塗り方にはコツがあります。抜け感を意識した塗り方で、さらっと盛ることを意識しましょう。
ツヤ系のブラウンリップは、直塗りで上唇をややオーバーめに塗ってぷっくりさせる。
サテン系のブラウンリップは、軽く直塗り後、指でポンポンなじませラフに塗るがのポイント。
最後に
今季はまず肌からアップデート。アイメイクはファッションに合わせ、チークは控えめ、リップで女性らしさと洒落感をアピールするところからはじめてみましょう。どこかひとつのパーツだけでも更新すると、トレンド感あるメイクをさりげなく楽しめるはずです。