忙しくて昼からなにも口にせず、気づいたら21時…。そんな頑張った日こそ、夜ごはんには妥協したくないですよね! とはいえ、その時間から入れるお店ではろくなもの食べられないし…。適当なものを食べて後悔することがよくあるという人にぜひ、行ってみて欲しいお店があります!
西麻布交差点から徒歩3分「東京肉割烹 西麻布 すどう」へ
西麻布交差点から六本木を背に、渋谷方面に少し歩いた右手、西麻布 すどうの灯籠が。この灯籠のたたずまいからして、勝手に期待感が膨らんでしまいますw♪
階段を3階まで上ると…そこには大人な空間が!
「肉割烹」という名前から渋めのお店を想像して階段を上ったら、お店のエントランスは開放感のあるおしゃれな空間。このオープンテラスではなんと、こだわり食材を用いたグランピングBBQ(コースひとり¥6,000~)ができるというから驚き!
店内に入ると、奥まで続く長いカウンターがあり、奥には個室が2室。東京肉割烹 西麻布 すどうでは、肉割烹をメインにしたコースはもちろんのこと、こだわりの新鮮食材を用いた魚介系やアラカルトも充実。そしてなにより働く女子にとってかなり魅力的なのが、22時以降にオーダー可能な本格派の深夜定食が用意されていること! 料理人の手さばきを楽しめるカウンター席は、おひとり様や深夜デート、小腹がすいた接待飲み後にさくっと立ち寄るのにもぴったり。
お目当ての深夜定食、本日は牛カツ定食¥2,000をオーダー!
深夜定食は、和牛ステーキ膳(¥3,000)、和牛ハンバーグ定食(¥2,500)、牛カツ定食(¥2,000)、焼き魚定食(¥2,000)のほか、割烹だし茶漬け(¥1,500)などのラインアップ。小鉢一品、サラダ、香の物、赤だしつき。
深夜だからこそ、あえて食べたい牛カツ!
22時以降の揚げ物は避けたい気持ちはあるものの…頑張って働いた日こそ揚げ物がムショーに食べたくなっちゃうものですよね! ここの牛カツは脂身の少ない(皆無ともいえるほど!)上質な牛ヒレ肉を使用し高温の油で短時間、サクッと揚げた逸品♡ サクリとした衣の下には、肉のジューシーな旨味が詰まっていて、ひと口ひと口、幸せを噛みしめながら完食! 小鉢や赤だしも、本格割烹ならではの滋味あふれるお出汁。一滴残らず飲み干したくなってしまうほど。
定食だけでは足りないときは、ちょっとしたおつまみメニューを追加オーダーすることも可能。深夜に食べ過ぎて罪悪感!? 美味しすぎるんですもの…そんなのもう、気にしません~w♪
個室は接待にもおすすめ!
カウンターの奥にある個室もしっとり、大人な雰囲気。個室は2室ありパーテーションで区切られているので、4~8名の接待にもおすすめ。
深夜定食のファンになったら、肉割烹を食べにもぜひ!
ここからは肉割烹のイチオシお料理をご紹介。まずは人気メニューだという和牛手まり寿司(¥1,200)。右から、霜降り肉と雲丹、赤身肉とカマンベールチーズ、ローストビーフとヨーグルトソース。異なる肉質×味わいの、どれも抜群のコンビネーション!
飛騨牛のリブロースステーキ(50g ¥2,300)。出てきた瞬間、ひと口頬張った瞬間、そして完食するまでニヤニヤが止まらない美味しさ♡やわやわで旨すぎ~♪
岩盤すきやき(¥2,000)。岩盤の上でピンク色の美しいお肉を割下とともに軽く炙って、ごはんの上にON! 卵を落として、雲丹と白髪ねぎをトッピング。ん~♡ 霜降り肉と卵の洪水に埋もれたい♡
港区の酒蔵の日本酒の飲み比べも♪
ドリンクメニューの中で目を引くのが、港区にある23区内唯一の酒蔵・東京港醸造の日本酒。東京の水道水と八王子で収穫されるお米で作られたというもので、その名も、六本木、芝、麻布! 飲み比べセット(¥1,200)をぜひ!
中東の方々にも対応のハラール認定店!
そしてこのお店がちょっとほかのお店と違うのは、日本で唯一のUAE政府公認エミレーツハラールセンター認証のレストランだということ。今、急増している中東からの旅行者の間では和食や和牛が大人気だそうですが、宗教上の規定で食べられるお肉の種類や加工法、お酒は禁止なので調味料にもハードルがあるのだとか。このお店はハラール対応のお肉に、酒や味醂などを使わず5つの素材から抽出した出汁で旨味を引き出す味付けにこだわりが。なかなか機会がないかもしれませんが、中東からのお客様の接待にもおすすめ。ちなみにハラール対応であろうとなかろうと私たちにはあまり関係はありませんがw、とにかくお出汁がいちいち美味しいのはうれしい限り♪
おひとり深夜めし、同僚との残業後ごはんだけでなく、カウンターデート、接待、家族のお祝いディナーなど…さまざまな用途で、予算に応じて楽しめる隠れ家的なお店。まずは深夜めしでお店の雰囲気をチェックして、スポンサー連れてがっつり肉割烹、なんてたくらんではいかがでしょうか!?
門司紀子
大学在学中に女性ファッション誌の編集アシスタントを経て独立。フリーランスエディター&ライターとして、『Oggi』や『美的』などで企画・撮影ディレクション・執筆までを担当。担当する記事はビューティ関連をメインに、食、料理、旅、ファッション、ゴルフまで多岐にわたる。また、ヘルシーなケータリングサービス“mon deli”も手掛ける。キレイを意識したメニューは撮影現場でモデルやエディターからも好評。強靭な胃腸をもつ食いしん坊がゆえ、趣味は弾丸食い倒れ旅。Instagramアカウントは@norikomonji