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LIFESTYLE

2026.10.29

今年も争奪戦!? 1万円超え「パネットーネ」は納得の美味しさ♡【ピエール・エルメ・パリ クリスマス 2026】

ピエール・エルメ・パリ「クリスマス 2026」のたくさんの商品の中から、特に印象に残った2品をピックアップ! スイーツや肉料理に詳しいライター・大雄寺幹子さんによるおすすめブログです。

大雄寺幹子

ピエール・エルメ・パリ クリスマス 2026

今回は、ピエール・エルメ・パリ「クリスマス 2026」のたくさんの商品の中から、特に印象に残った2品をご紹介します!

華やかなお菓子の向こうにある、見えない手仕事——「PIERRE HERMÉ PARIS(ピエール・エルメ・パリ)」の2026年クリスマスコレクションのテーマは「アンヴィジブル」。現代サーカスから着想を得ています。サーカスとお菓子作り。一見関係のなさそうな少し意外な組み合わせですが、お話を聞くとそのつながりが見えてきました。

軽やかで完成度の高いパフォーマンスを支えているのは、表からは見えない訓練や積み重ね。お菓子も、素材の選び方、温度の管理、発酵や焼き加減といった細かな仕事が、ひと口のおいしさにつながっています。ピエール・エルメ氏自身も、その見えない努力に共鳴したのだそう。難しく考えなくても、食べて「おいしい」と感じる、その向こうに手間がある。そんな話を聞いてからの試食は、いつもより生地や食感に目が向きました。

◆パネットーネ ショコラ

今回、私がいちばん惹かれたのが「パネットーネ ショコラ(11,502円)」。

昨年は発売から約10日で完売!

昨年、発売から約10日で完売したというパネットーネ。今年、日本初登場の「パネットーネ ショコラ」の販売もピエール・エルメ・パリ 青山と公式オンラインブティックのみ。人気と聞くと気になりますが、実際に食べて印象に残ったのは、まず生地でした。

軽やか&しっとり食感

パネットーネには、ふんわりとしたパンに近いイメージを持っていた私。こちらは軽やかさがありながら、しっとりとしています。ショコラが入っているからおいしい、というだけではなく、生地そのものを味わいたくなる美味しさ。発酵にはじっくり時間をかけ、丁寧に作っているとのこと。その話を聞いて食べると、しっとりした食感にも、なるほどと思うものがありました。

アラグアニ産カカオの力強い風味にオレンジのコンフィをプラス

このパネットーネの出発点になったのは、ピエール・エルメ氏が友人のイタリア人パティシエ、イジーニオ・マッサリ氏によるショコラ風味のパネットーネを食べた記憶。アラグアニ産カカオの力強い風味にオレンジのコンフィを合わせ、ブリオッシュ生地にはカカオ72%のショコラ片を加えています。

食べると、ショコラのコクがしっかり。そこへオレンジの香りがふわ〜っと広がり、味わいに軽やかさと爽やかさを添えてくれます。ショコラだけを追いかけるのでも、オレンジだけが目立つのでもない。この組み合わせが絶妙なんです。濃厚なショコラを楽しみたい気持ちは満たされるのに、重たさばかりが残らないんです。だから、次のひと切れにもつい手が伸びそうになる。

華やかなデコレーションで見せるタイプのお菓子ではありませんが、切り分けて食べたときの満足感はしっかりあります。生地のしっとり感、ショコラの存在感、オレンジの香り。どれかひとつを強くするのではなく、合わせて食べたときにおいしい。そのバランスが、私にはいちばんの魅力でした!

今年一年頑張ったご褒美にふさわしい「11,502円」

価格は11,502円。気軽に「ついで買い」できる金額ではありません。だからこそ、選ぶなら自分が本当に食べたいと思えるものを買いたいですよね。家族や大切な人と切り分けるのもいいし、今年一年頑張った自分へのクリスマスプレゼントにも。自分で食べたいものを選ぶ、というのがご褒美らしくて好きです。理想は、少しずつ切って一切れずつ味わうこと。ただ、食べてみると「今日はここまで」の線引きが難しそう。大切に食べたい気持ちともう少し食べたい気持ちが、なかなか折り合ってくれません。私の推しポイントは、そこ。立派なお菓子をありがたく眺めるだけでなく、次のひと切れが楽しみになるおいしさでした。

・「パネットーネ ショコラ」
11,502円
12月1日(火)販売開始予定

◆ヤサミン

もうひとつ印象に残ったのが「ヤサミン(送料込み・7,020円)」。ジャスミンを主役に、マンゴーとグレープフルーツを組み合わせた、少し意外性のあるケーキです。

グレープフルーツ、ジャスミン、マンゴーのハーモニー

グレープフルーツ風味のサブレに、ジャスミン風味のガナッシュモンテ、グレープフルーツ風味のビスキュイ、グレープフルーツのコンフィ、マンゴーのコンポートを重ねた一品。ジャスミンというと香りが強そうなイメージもありますが、実際に食べてみると軽やか! マンゴーのまろやかな甘さの中に、グレープフルーツの酸味とほのかな苦味が加わって、これがいいアクセントになっています。

王道とは少し違うものを選びたい方に!

甘いだけで終わらず、酸味と苦味が入ることで全体の味がキュッと引き締まる感じ。さらにジャスミンの華やかな香りが重なって、ひと口の中でいろいろな味わいが楽しめます。個人的には、このグレープフルーツの苦味が少し効いているところが好きでした。濃厚すぎずすっきりとした後味なので、王道のショートケーキやチョコレート系とは少し違うものを選びたい方によさそう。見た目も華やかで、クリスマスのテーブルに置くだけで気分が上がること間違いなし!

オンラインでの購入も可能

「ヤサミン」は送料込み7,020円。オンラインでの購入ができるので、店舗に行かなくても選べるのもうれしいポイントです。「今年は少し大人っぽいケーキを選びたい」という方にもおすすめしたい一品です。

・「ヤサミン」
7,020円(送料込み)
販売中

* * *

一年の終わりに、丁寧に自分の好きな味を選ぶ。そんな小さな贅沢を、クリスマスの予定に加えてみませんか?
 
ピエール・エルメ・パリ

大雄寺幹子

大雄寺幹子

女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。

職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。

以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)

365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。

もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。

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