塗り方ひとつで、肌の透明感はもっと伸ばせる!
教えてくれたのは…

美容家・水井真理子さん
肌状態から生活習慣まで見抜く鋭い洞察力で、多くの人の肌人生を変えてきたスキンケア指導の名手。
「スキンケアを指導していると、なじませる所作が早すぎる人の多さに気づきます。本来肌は、水をはじき、外的刺激も跳ね返すたくましい臓器。つまり化粧品は〝置くだけ〟でなく、〝浸透させて効かせる〟意識が実は欠かせないんです。ムラなく、優しく入れ込むことで肌の受け取り方は確実に変わり、心地よい触れ方は脳を介して巡りのスイッチにも。丁寧な所作こそ、透明感の伸びしろです!」
クレンジングルーティン

洗い始めは肌から! 〝ラメスクラブ状態〟にご用心
「本来はポイントリムーバーの併用が理想ですが、まとめて落とす方も多いはず。その場合は順番にご注意を。目元の華やかなラメから触れてしまうと、それがスクラブのように肌全体に広がって摩擦の原因に。今のラメは耐久性も高く残りやすいため、まずはファンデを落としてから各パーツのオフへ進むのが安心です」
目視するだけで、落とし方はもっと優しくなる
「透明感を育てるうえで、摩擦をかけずにきちんと落とすことは基本。目を閉じたままだと、落とし残しに気づけないばかりか、意識が肌から離れて手の動きが速く&圧も強まりがち。鏡で見ながら行うだけでも、触れ方は優しく整います」
洗顔ルーティン

皮膚を動かすべからず。理想は“泡コロ洗顔”
「洗顔料をそのまま擦る方はさすがに少ないですが、泡でごしごししてしまう方は意外と多い。理想は、泡をそっと転がすように洗う方法。毛穴は丸い形をしているので、くるくると泡を動かすと汚れが浮きやすく。皮膚を擦る洗顔はたるみにも繫がるので要注意」
化粧水ルーティン

「10回つける」より「1回をムラなく」
「化粧水は回数よりも、キメという〝肌の水脈〟にムラなく届かせることが大切。まず全体に優しく広げたうえで、肌がふかっとやわらかくなるまでハンドプレスを。鼻まわりや目元まで細かくなじませるのがコツです。水分が足りないと感じたら、もちろん重ねづけもOK」
美容液ルーティン

フラット塗りで、シワという“溝”に光を!
「成分をしっかり効かせたいステップですが、特にシワ部分は乾燥や表情のクセで硬くなり、成分が届きにくいんです。パパッと塗るのではなく、目元やほうれい線のシワを指で伸ばしながら、意識してなじませることが大切。このひと手間で、細部にも透明感が宿ります」
乳液・クリームルーティン

“5点置き”からの“手のひらパック”で美容成分を密閉
「ここまでのステップで積み重ねた水分や美容成分を肌に抱え込ませ、クリーム自体の成分も届ける。そんな締めとなる大事な工程です。初めに5点置きして分散すると、塗りムラを防げ、無理にのばす必要がなくなるメリットも。最後は手のひらでパックするように優しく密着させて」
2026年Oggi5月号「透明感を育てる! 肌の『にごり』リセット習慣」より
撮影/尾崎玲央(PEACE MONKEY/人物) ヘア&メイク/本田遥香(ROI) モデル/力丸莉帆(Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ) 構成/野澤早織
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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