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2026.02.09

ヒロイン一家がまさかの炎上!?市民の手のひら返しがひどすぎる|『ばけばけ』第18週【ライター・朝ドラ子のあらすじ追っかけ!週間レビュー】

NHKの「連続テレビ小説」こと、「朝ドラ」。朝ドラ大好きなOggiスタッフが、その感想を自由気ままを語ります。今回は『ばけばけ』第18週をレポートしていきましょう!

「朝ドラウォッチャー」ライター・朝 ドラ子

朝ドラ『ばけばけ』今週の見どころと感想をレポ

朝ドラ『ばけばけ』ご覧になられてますか? ヒロイン・松野トキを演じるのは髙石あかりさん。「耳なし芳一」、「ろくろ首」、「雪女」──日本人なら誰もが知る怪談の数々を文学へと昇華した、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツがモデルです。怪談を愛する夫婦の、何気ない日常を描く物語。

朝ドラ大好きOggiチームきってのNHK「連続テレビ小説」ウォッチャー、ライター・朝 ドラ子が、毎週『ばけばけ』にグッときたポイントを自由きままに語りたいと思います!

前回のレビューはこちら:私はシンデレラになれない」おサワの選択に涙。人生の枷は、意外なところに|『ばけばけ』第17週

第18週「マツエ、スバラシ。」を振り返ります

燃え上がる炎
嫌がらせに対し、毅然と立ち向かう父上と母上にもグッときた…(涙)。石を投げられたおトキを気遣い、犯人に怒りを露わにする池脇千鶴さんの演技、すばらしかったです。この振れ幅こそが母の愛。 (C)Adobe Stock

人生山あり谷あり、ハッピーなシーンもあればつらい展開もある『ばけばけ』。ですが見返すのがしんどい週は久しぶりです…。先週までおトキ&ヘブンの結婚をシンデレラストーリーのように楽しんでいた松江市民が、まさかの豹変。街の人から向けられる冷たい目、ひそひそ話、自宅に投げ込まれるゴミ──松江新報の連載「ヘブン先生日録」にて、松野家の借金完済が報じられたのがきっかけでした。

それってつまり、借金の肩代わりにおトキちゃんがヘブン先生の妾になったということでは?と誤解されてしまったよう。純愛じゃなくてラシャメン(洋妾)だったなんてがっかりだわ、と憤る市民たち。勝手に持ち上げて、勝手に勘違いして、手のひら返すだなんてひどすぎる! 現代風に言えば、予期せぬ「炎上」? 言葉にするのは簡単ですが、その矛先を向けられたほうはたまったものではありません。おトキちゃんは石を投げられ、怪我までしてしまったのです。まじで許せない!!(怒)

これまでの『ばけばけ』から考えると、当時は家庭の経済問題解決のための結婚もめずらしくなかったのでは、と感じます。なのに、お相手が異人だから、格差婚だから…そんな要素から脳内で「ないストーリー」をふくらませ、平気で嫌がらせをする。これが差別でなきゃなんなのでしょう。

毎日向けられる悪意に傷つき、疲れていくおトキちゃん。とても悲しく、つらい思いをしているはずなのに、「大丈夫です」と笑ってごまかす姿に胸がギュッとします。どうしようもない現実を目の前にした時、彼女はずっとこうしてどうにかやりすごしてきたんですよね。だからこそ投石で怪我をした日、堰を切ったようにあふれた涙が、観ていて本当に苦しかった。

そして市民からの信じられない仕打ちに、怒りを爆発させるヘブン先生。その一方で、おトキちゃんには「ゴメンナサイ…ワタシ、異人ダカラ」と悲しそうに謝ります。ヘブン先生には最初の結婚を、苛烈な差別のせいで破綻させてしまった心の傷がある。それを思うともう…(涙)。先生のせいじゃない、石投げるほうがぜっっっったいに悪い!

思わずドラ子も「友よ〜!」と叫びました、テレビの前で

けれど、誰も彼もが松野家のことを悪く言っているわけではないのです。真っ先に駆けつけ、ずっと寄り添ってくれた錦織さん。朝から息をきらせて走ってきたおサワ。おなみ夫婦にスキップキッズ、白鳥倶楽部の土江&門脇まで! 土江、見直したぞ。松江中学からは、庄田さんと正木・小谷・丈の学生3人組も。おトキ&ヘブン先生と関わった人たちは、みんな味方でした。友よ〜!(涙)こちらまで救われる思い。

最初の結婚で自身も愛する人も深く傷ついたヘブン先生。あのころは、誰ひとり彼の味方にはなってくれませんでした。どれだけ孤独で絶望したことでしょう。今、散々な目にあわされてなお、心から「マツエ、スバラシ!」と言えるのは、みんなのおかげです。

今作ではこのように、過去に経験した困難と似たような状況に再度ぶつかる展開がよく見られます。かつて心くじけてしまった壁も、今なら乗り越えられる。それこそが、ままならない人生を生きる登場人物たちの──ひいては、現実を生きる私たちの、救いのように感じてなりません。

おトキちゃんもヘブン先生にまっすぐに言います。「悪いのは…ヘブンさんでも、私でもございません」。それどころか、つらい日々をいちばんそばで支えてくれた先生に「ありがとうございました。ヘブンさんと一緒になって、よかったです」と。それを聞いてホッとしたのか、笑顔で「デショ?」と返すヘブン先生がかわいい! 長年の後悔が浄化される瞬間は、こうして不意に訪れるものなのかもしれない。人生はうらめしいことばかりじゃないのです。

さて…市民による嫌がらせはある日パタリと止まります。なんと、今度は県知事の「食い逃げ報道」が大炎上! 人々の興味は完全にそちらに移ったのでした。ちなみにこれも誤報だし、誤解。どうなってんねん松江新報。そして誹謗中傷にいそしむ一部の市民、暇なのか。あれだけおトキちゃんを悲しませておきながら、この変わり身の早さ。きっと軽い気持ちで嫌がらせに加担していたのだろうな〜。余計にやるせなく、腹が立ちます。いやしかし、メディアに関わる者としてドラ子も気を引き締めねば…。

すっかり平穏な日々が戻ってきた松野家ですが、本当にそうなのでしょうか。おトキちゃんの額には傷跡が残り、金縛りにうなされる様子も。本人は何も言わないけれど、心にも深い傷を残しているのでしょう。久しぶりに母上に怪談をお願いする姿からも、それが伝わってきます。おトキちゃんにとって母上の怪談は、悲しみを忘れるための儀式でもあるのです。

またこのとき語られた怪談が、罪のない娘を人柱にするエピソードってのが示唆的で。「なんと残酷な、松江の街」──松江は素晴らしい人たちが暮らす、素晴らしい街である。同時に、軽い気持ちで石を投げる残酷な人もいる。松江に限った話ではなく、どんなことにも光と影があるものです。そんななか、ヘブン先生が「自分の心に聞いて、決めたこと」とは…。

「マツエ、ハナレル、シマショウ。」

新たなる展開の予感です!

次週は「ワカレル、シマス。」大切な親友との、別れの予感

今回の騒動で思うところがあったのでしょうか、愛する松江の街を離れることを決意したヘブン先生。でもそれは、大親友の錦織さんとも離れ離れになることを意味します。だって錦織さんは、松江中学の次期校長なのだから…! くぅ〜ままならない。人一倍ヘブン先生のことを想い、一喜一憂しながらずっと伴走してくれた錦織さん。彼の胸の内を考えると今からつらい。次週予告も、まるでラスボスとのバトル直前みたいなシリアスで見たことのない質感。どうなっちゃうんだ錦織さん!

番組公式サイト

「朝ドラウォッチャー」ライター・朝 ドラ子

NHK「連続テレビ小説」(通称・朝ドラ)をこよなく愛するアラフォー。毎日退勤後に録画をじっくり観るのが日課。会議でのアツい朝ドラコメントが「天才的なウォッチャー」と編集長に認められ、この連載を開始。歴代ナンバーワン朝ドラは『スカーレット』(2019年度後期放送)。

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