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自分で髪を切るメリットとデメリット
自分で髪を切るメリット
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自分で髪を切るメリットは以下の3つ。
・好きなタイミングで髪を切れる
・お金がかからない
・イメージ通りのスタイルを作れる
オン・オフ共忙しい女性や、美容にかけるコストを削減したい人、こだわりを持つ人に大きなメリットがありそうですね。
自分で髪を切るデメリット
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自分で髪を切るデメリットは以下。
・失敗してしまうリスクがある
・美容院のような仕上がりを実現するのが難しい
ただし、大胆なヘアチェンジでない限りこうしたリスクもそれほど大きくないでしょう。「失敗してしまったら美容院で修正すればいい」くらいの余裕を持ってチャレンジしてみるとよいかもしれません。
髪はどれくらいの頻度で切るのがベスト?
一般的に、何カ月ごとに髪を切るのがよいのでしょうか? おすすめの切るタイミングについても紹介します。
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一般的には2~3カ月に1回
個人差はありますが、2~3カ月に1回のペースで髪を切る人が多いようです。髪の毛は1カ月に1cmほど伸びるといわれていて、髪が伸びればシルエットも変わり、ベストな状態をキープしづらくなります。そのため、自然にヘアスタイルの状態が気になる2~3カ月に1回を目安にカットして調整するのが一般的のようです。クセ毛でまとまりにくいことや、地毛と染めた部分の境目が目立つのを防ぐためという目的で、2~3カ月に1回カットする人も少なくありません。頻度はヘアスタイルによっても異なります。例えば、ロングヘアであれば、ある程度髪が伸びてもそれほどシルエットが変わりませんが、髪が短ければ短いほど変化が分かるので、ショートヘアの人は変わりやすく、髪を切る頻度が高くなる傾向にあります。
おすすめのタイミング
おすすめのタイミングの一つが、「髪がパサついてきた」「枝毛ができている」など、髪にダメージが見られるとき。ダメージがある髪は見た目の印象を悪くするだけでなく、毛先が引っかかりやすいなど日ごろのケアにも影響します。また、季節により気候が大きく異なるため、季節の変わり目もおすすめのタイミングです。気候に合うヘアスタイルを選ぶことで、手入れもしやすくなるというメリットもあります。髪のメンテナンス目的だけではなく、気分を変えたいときのリフレッシュにも。ヘアスタイルは印象をがらりと変えるので、イメチェンしたいというときもおすすめです。
髪を切るために必要な道具とは
髪を切るために必要な道具がそろっていないと、うまく切れずに失敗してしまうこともあります。どれも手軽に手に入るものなので、しっかりそろえてからチャレンジしましょう。
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髪専用のはさみ
カットをする際に欠かせないアイテムの一つが、はさみです。文房具のはさみではなく、髪専用のはさみを用意しましょう。プロが使用するような高額なものである必要はありませんが、セルフカット用に販売されているものがおすすめです。通常のはさみだけでなく、すきばさみもあると切り過ぎてしまうなどの失敗を軽減できます。近年は、両方のはさみやコームなどがセットになっている商品も少なくないため、チェックしてみましょう。
後ろが確認できる鏡
髪を切るときは、鏡の前に座って確認しながら進めます。顔周りやサイドは鏡で見えるため切りやすいですが、後ろは見えません。そのため、後ろが確認できる鏡を用意する必要があります。おすすめは、違う角度からしっかり後ろを確認できる「三面鏡」。全体のシルエットやバランスを確認しやすいのがメリットです。手に入らない場合は、しっかり確認できる大きいサイズの鏡を選びましょう。大きければ大きいほど、確認しやすくなります。
ブロッキング用ヘアクリップ
髪を切るときは、まずはじめにブロッキングをします。ブロッキングとは、髪の毛を分割して分けることです。こうすることでカットがしやすくなり、バランスのよい仕上がりになります。ブロッキングに必要なのが、分けた髪を留めるヘアクリップ。「ダッカール」とも呼ばれています。髪を挟む下の部分は金属、上の部分はプラスチックでできているのが一般的。髪の長さにもよりますが、少なくても4本程度あると安心です。長いもの、短いものなど異なるサイズの商品が販売されているので、自分の髪の長さや量に合うものを選びましょう。ロングヘアであれば、長い髪もねじってしっかり留められるように、挟む部分が長いタイプがおすすめです。

目の細かいコーム
髪を切るときは普段使うブラシタイプではなく、目の細かいコームが便利です。美容院で、コームで少量の髪をとかしながらカットする光景を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか? ブロッキングするときに手早く髪を分けられたり、毛先をサッと整えて長さを確認したりするときなどにも活躍します。
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自分で髪を切る方法3STEP
自分で髪を切る基本的な方法を紹介します。失敗しないように、事前に手順を確認しておきましょう。
STEP1:まずブロッキングをして
実際に髪を切る前に、ブロッキングをします。長さを左右対称に揃えたり、切り残しがないようにするためになど、バランスのよいシルエットに整える役割があります。レイヤーがきれいに入りやすくなるというのもメリットの一つです。ブロッキングはおおまかにするのではなく、手間が掛かっても細かくした方がカットしやすく、仕上がりがよくなります。基本的には、はじめに前髪・サイド・後頭部に分けます。さらに後頭部を上下に分け、下の部分は縦に4ブロックにしましょう。ショートの場合は、前髪をサイドの髪と一緒に切ってしまうこともあるため、しっかりブロッキングすることが大切です。
STEP2:襟足から髪を切っていく
まずは後方の襟足部分からスタート。内側になる部分の髪から長さを調整していくと、きれいに仕上がります。内側の髪の長さに合わせて全体を整えていくため、基本となる内側の髪のカットは慎重に行いましょう。後方が終わったら、サイドの内側をカットします。完了したらブロッキングした髪を下ろして、内側の長さに合わせてカットしていきましょう。最後に前髪などのポイントカットをします。ショートヘアの場合は、後ろのカットが終わったらサイドをカットします。耳の後ろ部分を整え、後頭部のバランスを見ながらカットしましょう。
STEP3:前髪を切っていく
前髪の切り方ステップも紹介します。「SUNVALLEY」代表・朝日光輝さん曰く、セルフカットでも失敗しないコツは以下。
・前髪を濡らしてコーミングし、クセをとる
・水の重みで根元を固定させてから切る
・一気に切らず、薄め&長めにカットする
詳しく見ていきましょう。

まずは生え際1〜2cm、横を向いてこめかみがぱっくり割れないような前髪の量を取って、残りをクリップで留めます。

根元を霧吹きで濡らしたらコームで真下に髪をとかし、そのまま自然乾燥させます。

分けた前髪をさらに分けます。黒目の中央より内側の部分だけを取り、それより外側の髪を耳にかけておきましょう。

中央の前髪を真ん中に集めて指で挟み、その下をカットしていきます。鼻の少し上を目安にしましょう。カットしたらハサミを縦に入れて、毛先1cmほどを間引きします。

サイドの髪を耳から外して真ん中と合わせ、前髪を中央で分けます。半分を中央に寄せて、先ほどカットした短い部分に合わせて長い髪を切りましょう。ハサミは内側から入れます。反対側も同様にカットしたら完成!
Domani8/9月号「”おうちDEビューティー”最前線!」より
イラスト/Ayumi Kuriyama 構成/斉藤裕子 再構成/WebDomani編集部
成功するセルフカットのコツとは
自然なシルエットに仕上がるためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか? 3つのコツを紹介します。
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髪が乾いた状態でカット
美容院では、まず髪をぬらしてからカットするため、濡れていた方が切りやすいと思っている人もいるかもしれません。しかし、素人がカットする場合は乾いていた方が全体的なシルエットが分かりやすく、仕上がりのイメージがしやすいため、失敗を避けられます。シャンプー後などで髪が濡れている場合は、しっかり乾かしてからはじめましょう。半乾きの状態でカットしてしまうと、乾いたときに長さが均等でない箇所が出てくる可能性もあります。クセ毛の人やパーマが掛かっている人は、しっかり髪を伸ばしてからカットするようにしましょう。部分的にクセが出ている場合は霧吹きで濡らしてドライヤーで乾かすだけでもよいですが、全体的の場合は一度シャンプーをして、しっかり乾かして髪の毛を伸ばしましょう。
コームで髪を整えよう
カットする前にはコームで髪をとかし、整えておきましょう。絡まっている毛があるとカットしづらいだけでなく、長さがバラバラになってしまうリスクもあります。一見整っているように見えても内側がしっかり伸びていないこともあるので、カット前のとかす作業は大切なポイントです。しっかりコームでとかすことで見えない内側の毛もきれいに整います。また、髪のダメージを取り除くために髪を切りたいという場合は、とかすときに引っかかるなど傷んでいる箇所を見つけやすく、ダメージを受けた部分をカットしやすいというメリットも。ロングの人は、まず大きめのヘアブラシで全体をとかし、細かいところは目の細かいコームを使うと整いやすくなります。
縦にはさみを入れて自然に
自分で髪を切るとなると、つい横向きにはさみを入れてしまいがちです。しかし、横にはさみを入れると、毛先が重たい印象になったり、不自然なかたちになってしまいます。自然なスタイルに仕上げるためには、はさみを縦に入れ、そのあと横にはさみを入れて整えると、程よい軽さを出しつつきちんと長さをそろえられます。右利きであれば、左手の人差指と中指で髪を挟むようにして持ち、縦にはさみを入れて少しずつ切りましょう。左手は強く引っ張り過ぎず、軽く挟むのがポイントです。また、慣れていないと微調整を重ねるうちに短くなり過ぎてしまうこともあるため、切り過ぎないように希望の長さよりも少し長めを目安にカットします。

Domani8/9月号「”おうちDEビューティー”最前線!」より
イラスト/Ayumi Kuriyama 構成/斉藤裕子 再構成/WebDomani編集部
万が一失敗した場合の修正方法
そもそもどんな状態が失敗?
カットで“失敗”と判断できる基準は以下。
・髪の長さが左右非対称になってしまった
・切りすぎてイメージより短くなってしまった
・すきすぎてボリュームがなくなってしまった
・毛量調整がうまくいかず髪が重くなってしまった
・イメージとは違う髪型になってしまった
自分で修正を試みてもよいですが、修正がうまくいかなかったとき後戻りできないくらい髪を切ってしまう可能性もあります。ある程度カットした後、これらの失敗基準に当てはまってしまったら早めに美容院で修正してもらいましょう。
美容院で毛先を合わせたり整えたりしてもらう
美容院で修正してもらう際、どうお願いすればよいのでしょうか。美容師さんの意見や提案を聞くのが一番ですが、どのような修正が有効なのかもチェックしてみましょう。
髪の長さが左右非対称になってしまった
短いほうに合わせて長いほうを切る修正が必要になります。
切りすぎてイメージより短くなってしまった
髪の長さを戻すことはできません。そのため、カットラインをそろえてもらったり、短くても自分に似合いやすいヘアスタイルを提案してもらったりしましょう。
すきすぎてボリュームがなくなってしまった
髪が短くなってもよい場合は、髪の厚みが出せる部分までカットするのが有効です。短くしたくない場合は、スタイリングで厚みを出すのがおすすめです。
毛量調整がうまくいかず髪が重くなってしまった
具体的にどの部分をすきたいのかを美容師さんに明確に伝えます。
イメージとは違う髪型になってしまった
理想のイメージをより具体的に伝えます。
前髪はセルフで修正できる可能性大
髪全体の失敗は美容院での修正がおすすめですが、前髪のカットを失敗してしまった場合は、自分で修正できる可能性があります。
例えば前髪をすきすぎてしまった場合。この場合は厚みがある部分まで長さをカットしてみましょう。すいた部分が毛先だけなら、厚みを取り戻すことが可能です。
ただし、前髪は今よりも短くなってしまうため、これ以上短くしたくない! という場合は前髪を深くとって量感を足す修正方法がおすすめ。
量感を足すにはカットした前髪よりもさらに深くから髪を取り、もう一度同じ要領でカットしていきます。すきすぎない程度にハサミを縦に入れてなじませましょう。
ただしこれは応急処置法です。時間が経つと奥から持ってきた前髪が左右に割れてしまう可能性大。どうしても気になるようなら、やはり美容院にて修正してもらうのがベターでしょう。
美容院で髪を切るときのオーダーポイント
理想の髪型の画像を用意する

イメージにぴったりな写真や画像を探して提示することが、一番手軽で確実に伝わる方法だと言われています。 感覚には個人差があります。イメージする髪型を口頭で美容師さんに伝えても、自分が思っている髪型がそのまま伝わっているとは限りません。
できるだけさまざまな角度から撮影された画像を複数枚用意し、仕上がりのイメージに相違がなくなるよう努力しましょう。
長さや形を具体的に伝える

たとえば前髪は眉上がいいのか、眉が隠れるくらいがいいのか。後ろは首をすっきり見せたいのか、鎖骨くらいにしてほしいのか、肩につけたいのか。実際に手で示して伝えるのが有効です。
「短め」「長め」といった表現には、認識の差が生まれます。抽象的な言葉で伝えず「肩上1cm」や「今の長さから3cm」など、具体的な数字を使って伝えてみましょう。

また、自分がイメージしていた髪型は、スタイリングによってそのような髪型に見えるのかもしれません。
写真を見る限り「あごくらいの長さかな」と思っても、毛先を巻いているため短く見える可能性もあります。
「ひし形になるようなスタイリングをしたい」「髪を巻いたときに鎖骨くらいの長さにしたい」など、スタイリング後の完成イメージまで事前に伝えられるといいかもしれません。
本当に髪を切る? カット前のチェックポイント
自分で切る場合も美容院で切る場合も、切ってしまった髪は戻りません。そもそも本当にここまで伸ばしてきた髪を切っても後悔しないのか、ここで少し冷静に考えてみましょう。
そもそも髪を切りたくなる心理って?

人が髪を切りたいと思う心理には、ストレス発散や気分転換といった「現状を変えたい」と願う心理が隠されていることが多くあります。
他にも「今のヘアスタイルに飽きた」「試してみたいヘアスタイルがある」という美意識からくる心理もあります。
ヘアスタイルには見た目を大きく変える力があるため、髪を切って自分のイメージやキャラクターを変えようと考えることは自然な現象です。
切った髪は戻りませんが、新しい髪はいずれ再び伸びるもの。失敗しても何とかなる! と考えられる人は、思い切ってカットしてみてもよいでしょう。
切るか悩んだら考えたいチェックポイント
ただ何となく髪を切りたい… やっぱり自分で切って失敗するのは怖い… と思う人は、切ってしまう前に以下に紹介するポイントをチェックしてみましょう。
- 新しいヘアスタイルを気に入るとは限らない
- すぐまた飽きてしまう可能性もある
- 勢いで切った場合、後悔することも
- イベントが近い場合、髪を切るとヘアアレンジの選択肢が限られる
- 長さによっては髪を結べず困る可能性がある
これらの可能性について考えてみて、それでも切りたい! と思ったら、思い切ってカットしてみましょう。
髪を切る以外にもできるイメチェン方法
やっぱり髪を切るのを躊躇してしまう… 止めておこうかな… と感じた人は、髪を切らなくてもできるイメチェン方法を試してみましょう。
おすすめの方法は以下。
- 前髪だけを変える
- 髪型はそのままにヘアカラーをしてみる
- パーマをかけてみる
- ストレートをかけてみる
- 髪のセット方法を変える
- アレンジをしてみる
リスクの低い前髪のみを切ったり、長さをそのままに髪の形状を変えたり。これだけでも今の印象とは大きく変わるはず。本当に切ってしまってよいのか悩んだときは、これらをまず試してみてから判断してもよいかもしれません。



