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LIFESTYLE

2026.01.13

日本のものづくりをパリで発信する「DEJIMA STORE PARIS」で、鳥取の民工芸品と出会う

日本とヨーロッパのものづくりを繋ぐパリのブティック DEJIMA STORE PARIS。ブティックの魅力と、鳥取県の工芸品フェアの様子をレポートします。

「DEJIMA STORE PARIS」が提案する、日本とフランスの工芸のコミュニケーション

パリのマレ地区にあるDEJIMA STORE PARISは、日本の「ものづくり」をパリから発信しているブティック。日本全国のライフスタイルアイテムが独自の審美眼で選び抜かれ、販売されています。

ブティックの名前「DEJIMA」は日本とヨーロッパの交易の地であった長崎の出島からとった名前。ブティックの様々なプロジェクトやアイテムが長崎やその付近で制作されたこともあり、思い入れのある場所だそうです。エントランスや提灯に描かれたチャーミングなブティックロゴは、まさに出島のシェイプですね!

DEJIMA STORE PARIS
住所:7 rue des Filles-du-Calvaire 75003 Paris
HP

懐かしくて新しい、日本の工芸技術が光るアイテムたち

ワードローブを選ぶときのように、日用品も素敵なストーリーと機能性があるものを少しずつ集めていきたいですよね。このブティックでは日々を彩る自分のためのアイテム、ギフトにぴったりなアイテムが見つかります。

こちらのアイテムはフランス人アーティスト ジョッヘン・ゲルナーが有田焼の技法を使って生み出したコレクション。グラフィックを磁器に転写させる日本の伝統技術「印判」技術が施されています。中央のデザインは、猫が爪とぎするような動作を表現したもの。まさに日本とフランスの感性が合わさったアイテムですね。

日本全国のその地域独自のアイテムを選んでいるブティックなので、もしかすると慣れ親しんだ土地のアイテムが見つかる楽しみも。こちらは神戸の伝統的な製法で作られた無添加ソープ。加熱せずに仕上げるコールドプロセスで作られているため、天然のオイルの栄養がたっぷりで、保湿力が高いソープです。体だけでなく髪にも使用できるのだそう。神戸出身の私としては、故郷でこのような素敵なアイテムが作り続けられていることを学べて嬉しく、近々このアイテムをトライしたいなと思っています。

ギフトにもぴったりな上品なパッケージが美しいお香は、DEJIMA STORE PARISチームのおすすめアイテム。お香の伝統的産地である淡路島産で、日本人デザイナーによるパッケージデザインです。日本の日常を切り取ったアイテム名(おかえり、おやすみ、など)も素敵ですね。

鳥取民工芸品 meets DEJIMA STORE PARIS

2025年11月、ブティックで鳥取民工芸品のフェアが開催されました。鳥取県の民工芸品、鳥取在住のクリエイターによるアイテムが展示販売され、県独自のものづくり・伝統工芸を伝える機会となりました。

フェア中は鳥取県独自のアイテムを美しくディスプレイされました。中央のお面は、鳥取県の麒麟獅子舞(きりんじしまい)という伝統行事の際に使用される、愛嬌のある表情のお面です。「張り子」という技術で、鳥取が誇る和紙を貼り重ねて成形されています。伝統技術を伝えながら、日常のインテリアにも馴染む民工芸品です。

鳥取から生まれた民工芸品が美しく、温かく展示されている様子。

温かみがあって、毎日使っても飽きのこない鳥取の民工芸品。様々な陶磁器があり(牛ノ戸焼、因州・中井窯など)、それらの全ては芸術性だけでなく、日々大切に使用するための日常品として作られてきたものなのだなと感じました。

鳥取県知事とフランス人アーティストとの交流も

こちらは鳥取県知事と、リサとギヨームの二人組によるフランスのクリエイティブ・ユニットが交流されている様子。リサとギヨームは、数年前から鳥取県の食や民藝の魅力をフランスに向けて発信し続けています。

今回のフェアでは、彼らが7年かけて作り上げた本「Rencontres à Tottori(鳥取での出会い)」が登場しました。鳥取の職人たちと交流してきた軌跡がまとめられた一冊です。

ぜひ、彼らが映し出す美しい日本とフランスの風景をこちらのInstagramでチェックしてください。この本は彼らのオンラインショップで購入できます。

DEJIMA STORE PARISが持つ、日本のものづくりへの熱い眼差しと鳥取県が大切にしてきた民藝が交流する素敵なフェアでした。鳥取県での民藝の土壌について、さらに学びたくなりました。

今回紹介された工芸品に触れることができる場所があり、鳥取民藝美術館といいます。民藝の美を日常生活に取り入れる活動で功績がある吉田璋也氏により設立されました。次回の鳥取への旅で、ぜひ訪れたいアドレスです。

そしてパリではDEJIMA STORE PARISで、美しくて温かな日本のものづくりを再発見しに、ぜひ触れてほしいです。

Ayami Okura

在仏スタイリスト・ライター。パリで日々見つける、ロマンティックなファッション&ライフスタイルをご紹介していきます。
instagram:@ayamiokura

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