
――記念イベント、どのようなイベントにしたいですか?
Yoshiko:1周年のタイミングでいろんなAnM(アンマー/MyMのファンダムネーム)が全国から来てくれるので楽しみです。
Miyuki:今回は横浜と大阪の2か所で開催するので、関西の方々にも初めて見ていただけるのでうれしいです。楽しみだね。
Yoshiko:前乗りしたいですよね。
――前乗りして何をしたいですか?
Yoshiko:食べたいです。関西おいしいものがめっちゃあるので、たこ焼きとかお好み焼きとか。
Miyuki:おいしいものいっぱいあるからね。
Yoshiko:金龍ラーメン行きたいです(笑)。
Mahiru:言っておかないとね。
Yoshiko:前乗りするけどついて来んなよ。探すなよ。AnMは前乗りすんなよ。当日入りしろよ。
Miyuki:なんでだよ(笑)。させてやれよ。遠くから来る人もいるんだよ。
Yoshiko:自由にね(笑)。
Miyuki:でも忘れられない日にしたいですね。
Yoshiko:1周年ですもんね。しかも初めていっぱい曲を歌いますよね。
Miyuki:それぞれソロ曲も用意しているので。
Mahiru:前回ファンミーティングやらせていただいたときは3曲披露したんです。「ASOBOZE」2回だから4曲か。トークもあったんですけど、今回はトークなしだなと思っています。
Miyuki:トークなし?
Yoshiko:いける?
Mahiru:しゃべりたくねーって感じ。歌だけ聴きにこいよ。
Miyuki:あー生意気だ。
Yoshiko:8曲で2時間…いけるか?(笑)
Mahiru:空いた時間は水分補給に使って。
Miyuki:1回マッサージ入れるか。40分くらい。
Yoshiko:え、合間に?(笑)。帰っちゃうって〜(笑)。
Miyuki:舞台上でね。
Yoshiko:斬新だなあ。それやる新人はなかなかいないですよ。
Miyuki:マッサージかましたタオル、プレゼントしようよ。
Yoshiko:汚ねえー!(笑)。
Mahiru:あと、テンション上がったらダイブするんでキャッチしろよ。
Miyuki:怖!やっちゃいけないんだよ、今はもう。危ないんだよ。
Mahiru:避けんなよ!
Yoshiko:デカすぎるでしょ、ダイブするには(笑)。
Mahiru:絶対避けんなよ!
Miyuki:客席は、ほぼほぼ女性なんだからさ。大丈夫かな、心配だなあ…ダイブは。
――そうなると行く側の心構えも大事ですね(笑)。
Miyuki:そうですね、体力つけてきてください。
Mahiru:生半可な気持ちで来んなよ。怪我するぞ!
Miyuki:本当に怪我するよ。
――ではもう準備は着々と進んでおられるんでしょうか?
MyM:(沈黙)…そうですね。
Yoshiko:(ふたりを見ながら)準備してる…?
Miyuki:気持ちはね。来るんだなあって。あと1ヶ月切ってんなあとか。
Mahiru:いつ稽古するんだろう…。
Miyuki:稽古は6月に入ってからするって。
Yoshiko:あ、そうなんですね。大丈夫かな。
Miyuki:地道に行こう。カラオケに各々行って「ASOBOZE」と後は好きな歌うたって喉開かせて。
Yoshiko:好きな歌?(笑)。地道だ。
――仕事で壁にぶつかった際、どのように乗り越えていますか?
Miyuki:寝るかもしれません。寝たら大体忘れません?忘れない?真面目ですね。でも別に仕事できなくても生きられるじゃないですか。生きることのほうが大事だから、自分が楽でいられるほうを選ぶといいですよ。自分を大切にしてほしいです。忘れていいんですよ。忘れちまいましょうよ。
Yoshiko:かっこいい。うわーって眠れなくなったりしないですか?
Miyuki:悪夢を見ちゃうとか?ない!テンションが上がって寝付けないことはあるけど、テンションが下がって眠れないことは絶対ない。なることある?
Yoshiko:なっちゃいます。スベッたときとかね。
Mahiru:わーってなります。
Miyuki:スベッたこと、すごいずっと反省して「あのとき、ああすればよかった」とかすごい言うもんね。
Yoshiko:めっちゃ気にしちゃいますね。こうしておいたらよかったのかなと、まーちゃんに夜な夜な相談することもあるし。
Miyuki:で、まーちゃんはそれ言われてどうするの?
Mahiru:なんか私たちってバランスがよくて、どっちかがグッと下がっているときは、もう1人まで下がることはないんです。極端に落ち込んでいたら、もうひとりは引っ張ってあげなきゃって気持ちをお互いもっているんですよ。
Yoshiko:確かにそうだね。
Mahiru:私も結構落ち込んじゃうタイプで引きずるし、忘れたと思っても何日か経ってからフラッシュバックしてウワーッとなることもあるんです。そういうときはとことん泣いちゃいます。
Miyuki:とことん悲しむんだね。それいいね。
Mahiru:そうです。そこで、よっちゃんが「大丈夫だよ。それこそ死にやしないし、自分が気にしているだけで周りの人は意外と人のことなんて何も気にしてないよ」ってたくさん前向きな言葉をかけてくれるんですよ。とことん落ち込んだ後にこう言う声をかけてもらうとだんだん落ち込んでいることがバカバカしくなって、吹っ切れます。「よし、もう一度頑張ろう」と思えるので、我慢はしないことが大事だと思います。悲しいときも悔しいときも、うれしいときだって感情に素直にいること。ただ、それをずるずる引きずっちゃうのはよくない。大島さんが言ったように、人生って自分が主人公じゃないですか。
Yoshiko:そうなんだよね。
Mahiru:他のだれのものでもないから、楽しく生きられるか、しんどく生きるかは自分次第。いつまでも引きずらずに切り替えようと思えるようになりました。よっちゃんがどれだけ前向きな言葉をかけてくれても自分が切り替えないと入ってこないので、最後は自分次第。自分の切り替えが大事だなと。
――「ASOBOZE」の歌詞にも「私は自分の人生を生きる」もありますよね。辛いときにそれを聞くと元気になりますし、歌の力ってすごいですよね。今日「ありがとうございます」という気持ちで取材にうかがいました。
MyM:ありがとうございます!
Yoshiko:聴いていただいてうれしい。
Miyuki:こんなご意見までいただけてありがとうございます。
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