スタイリスト&エディターが最新「機能服」事情を語る!

倉益:夏おしゃれのお悩みを解決できる服として、真っ先に思いついたのが撥水加工やUVカットなどの機能。昨年10月に異動してきた私は今年の春夏シーズンが人生初の展示会だったのですが、「機能服」の多さに驚きました。
伊藤:機能服自体は以前からあったけど、ここ数年で急激に増えましたよね。複数の機能を兼ね備えた多機能服も一層増えた気がします。
とくに進化を感じたのは「ジャケット」!
展示会で見た服や貸し出し品のタグには、たくさんの機能表示が! 中には複数の機能を備えたアイテムも。

大椙:個人的には、アウトドアブランドの展示会で見た「ヒートプロテクション」(高い通気性と遮熱性で肌を紫外線から守る機能)が、あまり見慣れなくて新鮮でした。
倉益:どんどん進化しているんですね。そんな機能服の中でも、今年ならではのトレンドは何かあるんでしょうか?
兵藤:いちばん進化を感じたのはジャケットかなあ。半袖ジャケットやシアー素材など今年らしいデザインに+αで機能がついていた気がします。
大椙:確かに! それに、5月号の大特集でも取り上げましたが、トレンド的にもジャケットが豊富なので選びやすそうです!
兵藤:夏はTシャツなどカジュアルなアイテムも増えるので、きれいめ派のバランサーとして、夏には夏のジャケット選びができそうですね。
Oggi読者からも4大悩みに共感の声が!
インスタグラムのストーリーズで、よもやまトークで出た4大悩みについて投稿すると、1,005名の方から反応をいただきました。またもや汗じみには共感の嵐!

倉益:「真夏のジャケット」で悩んでいたブレーンの方も喜んでくれそうです♡ あと、兵藤さんの「シワが味になるボトムをはく」、大椙さんの 「汗、汚れが目立つ色は着ない」 という工夫のように、夏おしゃれのプロのテクニックも気になります。…ということで、「機能服」と「夏おしゃれのプロのテクニック」、番外編として「ファッション小物」もOggi6月号で紹介していきますね。

2025年Oggi6月号「『夏おしゃれの困った!』あるあるチームOggiのよもやまトーク!」より
構成/倉益璃子
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
Oggi.jp