【パレスホテル東京】アフタヌーンティー「テール エ メール」
今回は、都内で人気「パレスホテル東京」6階にある「ラウンジバー プリヴェ」で開催中の、上質な大人向けアフタヌーンティーをご紹介します!
「ラウンジバー プリヴェ」に隣接するフランス料理「エステール」のシェフ・小島景氏が手掛ける、1日限定10食のアフタヌーンティー「テール エ メール」。
「エステール」のコンセプトである〝大地(La Terre)と海(La Mer)の出会いの物語を紡ぐ場所〟から名付けられました。小島シェフの出身地である鎌倉の新鮮な野菜を用いたセイボリーや、ペストリーシェフが趣向を凝らした見た目にも美しいスイーツなど、ここでしか味わうことのできない逸品が揃います。
「エステール」のシェフたちが腕によりをかけたメニューは、一品一品が繊細で、まるでフレンチダイニングでの体験を凝縮したかのような仕上がり!
2023年の夏にリニューアルし、本物志向のアフタヌーンティーファンの間では、スイーツ、セイボリーともにこだわりがありドリンクの種類も豊富と話題となっています。
最初はロンネフェルト社公認のティーマスター・宮下彰氏おすすめの紅茶本来の香りと味わいが感じられるオーガニックのピュアブラックティーからスタート。
アイスティーをゆっくりいただいていると、グリーンや黄色の鮮やかで夏らしい色合いのスイーツとセイボリーが次々に登場!
こちらのスタンドにも注目です。「ラウンジバー プリヴェ」の目の前に広がる皇居外苑の豊かな自然をイメージしたスタンドは、このアフタヌーンティーのためだけに作り上げられたオリジナルのもの。
「エステール」のコンセプトに基づいた、大地に芽吹く豊かな草木や、生命の母である海が波打つ様子をモチーフにデザインされました。ロートアイアンと呼ばれるヨーロッパの伝統的な金属加工の技法を用いて製作されたスタンドは、手作業によって生み出される自然な風合いが特徴です。
1段目は、小ぶりながらもそれぞれ食感や味わいに変化があり飽きのこない「ピッツァ スライダー」。奥右から時計回りに「熊本県産赤毛和牛と野菜のペースト」「島根産ホウボウ、トマトとオリーブ」「北海道産桜マスとキャヴィア」 「天城軍鶏とモリ―ユ茸のペースト」の4種類です。中でも厚めにスライスされた北海道産の桜マスとキャヴィアの塩味、ソースの絶妙なバランスはおかわりしたいほどの美味しさ!
2段目は、小島景シェフの出身地でもある鎌倉の新鮮な野菜を使った初夏らしい「季節野菜と季節野菜のソース」。野菜本来の美味しさがぎっしり詰まっています。ラディッシュ、にんじん、ビーツ、トマト、キャベツ、ズッキーニは、オリーブの自家製ソースと一緒に!
3段目は、旬のフルーツを使用したボリュームのあるスイーツのプレート。奥から時計回りに、夏らしい爽やかな味わいの「パイナップルと生姜、フロマージュブランのムース」、食感の変化が楽しい「ココナッツとチョコレートのシュー」、ほのかに香るスパイシーなタバスコがポイントの「マンゴタルト」、サクサクのパイ生地と濃厚ピスタチオがたまらない「ピスタチオのフラン」、甘酸っぱいイチゴにお酒がたっぷり染みた大人味の「苺のババ」が揃います。
スタンド以外にもスイーツやセイボリーがたっぷり!
コーヒーの苦味がポイントになった「コーヒーとショコラのデセール」
濃厚ヘーゼルナッツの香ばしさと食感が楽しい「ヘーゼルナッツのパウンドケーキ」
フワフワ食感とトマトの優しい甘さが特徴の「トマトのフラン」、自家製マヨネーズと一緒にいただくジューシーな「アスパラガス」など、セイボリーも充実。
約30種類あるフリーフローのドリンクは、ロンネフェルト社(ドイツ)のルイボス、ハーブ、アロマティーを始め、マイティーリーフ社(アメリカ)のオーガニックアイスティー、長野園(国産和紅茶)のオリジナルブレンド、アールグレイ、寿月堂(日本茶)の煎茶、コーヒーなどの商品から構成されています。
ロンネフェルト社認定のティーマスター・宮下彰氏指導のもと、お茶ごとに抽出するお湯の温度や香りにもこだわり、茶葉の最高の状態を引き出し最善の状態での提供を心がけているそう。
季節ごとに変わるメニュー、クオリティ、景色、サービスなど含めかなり完成度の高いアフタヌーンティーは、遅めのランチや自分へのご褒美としてもおすすめです。予約困難になる前に行かれることをおすすめします!
【詳細】
アフタヌーンティー「テール エ メール」
・場所:パレスホテル東京 6階 ラウンジバー プリヴェ
・提供開始時間:14:30〜
※2時間半制
・料金:8,000円
・グラスシャンパーニュ付き料金:11,000円
※別途サービス料15%がかかります
・1日限定10食
※前日17時までの事前予約制(月曜・火曜以外(祝日は提供))
※その日の旬の食材を使用しているため内容は変更となる場合があります
大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。