〝皮膚の変態〟こと大野真理子さんが語る美肌・美白ケアとは
「清潔感のあるキレイな皮膚はコスパもタイパもいい!」と語るのは美容家・大野真理子さん。今回は、彼女の考える美肌や美白、スキンケアについて伺いました。
美容家・大野真理子さん
アパレルを中心に複数の会社を経営しながら、美容家としても活躍。著書『「皮膚の変態」が本気で選んだ270品 悩みに「効く」コスメ』(講談社)が好評発売中。
清潔感のあるキレイな皮膚はコスパもタイパもいい!
〝皮膚の変態〟の異名を持ち、SNSで発信する自らの経験をもとにした美容情報が絶大な支持を集める美容家の大野さん。
趣味の皮膚管理の中でも、スキンケアによる美白ケアはいちばん費用対効果が高いと語ります。
「20代でアパレル会社を起業して、清潔感や透明感をビジュアルでわかりやすく演出することの重要性に気づいたんです。
小さな会社なので営業も商談もすべて自分でやる中で、最短ルートで結果を出すためにビジネス書を読み漁り、結局は清潔感に行き着きました。
洋服もですが、皮膚や髪、爪といったパーツに清潔感があると、それだけで信頼が増す気がしませんか?そういった、自分の能力の範囲外で加点できるポイントを積極的に取りに行った結果が、地道な美白ケアなんです」
▲美白にかける想いは365日、いつだって本気!
▲こちらの写真は家族でリゾート地を訪れたときのもの。「映えと美白は両立しないので、潔くビジュアル面はあきらめます(笑)」(大野さん)全身黒ずくめで紫外線から徹底的にガード!
「美白ケアって、最近は特にレーザーなどで一発逆転できると思われがちですが、実は全然違って。選ぶ機械や照射してくれる人のセンスで効果が変わるから、運勝負な一面も。
課金をしたのにマイナスの事象が起こり得る、それが美容医療なんです。私も過去に、安易な光治療のせいで肝斑が出てしまい、それを治すために時間とお金を費やしたことがありました。
この苦い経験から、美白は日々のスキンケア&UVケアによる肌管理がいちばんコスパがいいと気づいたんです」
30過ぎたら生き様こそが加点。知性が色気になる
「今はコスメも進化しているので、セルフケアで十分に効果を感じられると思います。
大切なのは美白やUVケアを春夏だけのものにしないこと。秋冬もコソコソと積み重ねることで圧倒的な透明感を手にできるんです!
肌には年齢を重ねるほど生き様が表れるとも思っていて。透明感を追求するには知性が必要だし、知性がある人には色気さえ感じる。
他者の信頼を得るのにコスパがいいなんて言いましたが、私が皮膚管理に夢中になる本当の理由はそこにあるのかもしれません」
2024年Oggi5月号「『これさえあれば!』な美白&UVお見立て会」より
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI) 構成/火箱奈央
再構成/Oggi.jp編集部