’24春夏ベースメイクのトレンドを分析!
この春のベースメイクはどんなものがいい? 質感から使用感までOggiの美容プロたちが徹底的に分析してみました!
クロストークをしたのはこの3人
ファンデーションの最適解は“セミマット仕上げ”のリキッド
山梨:形状でいうと、この春はリキッドファンデーションがベースメイク市場を席巻している印象ですね!
木部:ですね〜。質感は、ツヤツヤというよりもマットやセミマットなものが多いイメージ。
北川:最新のマット系リキッドファンデは耐久性もスゴいよね。『24時間プルーフ』など強気に謳っているものも目立ってます!
山梨:働くOggi読者にはうれしい機能だけれど、塗りやすさやつけ心地はどうなのでしょうか?
“最新リキッドファンデ”、気になる使用感は?
木部さん:それがスゴいのよ! 最新のものは、手にとった瞬間や肌にのせてすぐは〝美容液成分たっぷり〟みたいな感触でみずみずしいけれど、のばすうちにピタッと止まる瞬間が訪れて、過剰なツヤや厚みがす〜っと浄化されるように消えるの。
山梨:スゴい! ムラになりにくく、のばしやすいところが今まで以上に魅力的ですね!忙しくても、メイクが苦手でも、キレイに仕上がりそう♡
木部:うん。薄くフィットしてくずれにくいのに、そこはかとない潤いを感じる肌印象に仕上がるよ。素肌感も高くて、老け見えもしない!
北川:見た目も感触もさらっとしていて涼しげ。これから始まる汗ばむ季節でもきちんと感があって洗練された肌印象をキープできるから、Oggi読者のみなさんにはこの春、『新作のセミマット系リキッドファンデーション』が断然おすすめですね!
下地やフェイスパウダーで透明感がさらにアップ!
北川:メイク下地は、ナイアシンアミドなど、もはや美容液レベルのスキンケア成分が配合されたものがより増えている印象があったかも。
山梨:紫外線とか汗とかオフィスの空調とか…肌を乾燥させたり老けさせたりする要因は春夏も多いから、スキンケア機能が優秀なのはうれしいですよね。
木部:そんな美容液下地は最新のマット系ファンデの前に仕込むことを、私はおすすめするよ!
北川:事前に潤いとツヤを美容液下地で仕込んでおけば、マット系ファンデの発光感がより引き立つし、スキンケア効果によってメイクくずれしにくい肌環境にも整うし、メリットだらけですね。
“最新フェイスパウダー”のいいところ
山梨:私は最新のフェイスパウダーが全体的にさらにキメ細かく、使ったほうが透明感が高まることに感動! くずれにくくはなるけれど、粉っぽくなるといったジレンマがなくなりましたよね。小鼻の脇とか眉とか、テカリやすい部分に塗っておくと、メイク直しができなくてもキレイな肌印象をキープできると思う。
木部:ですね。おすすめはマットでもツヤでもない、やわらかな光を放つシルキータッチのフェイスパウダー。Tゾーンにピンポイントでのせれば、セミマット系ファンデと質感のコントラストが生まれて、ハイライトなしでも立体的な仕上がりに。
北川:カッコよ〜♡ 仕事がデキる憧れの美人先輩風オーラが、肌から炸裂しちゃいますね。
結論
働くOggi読者のみなさんには、きちんと感があってくずれにくい「発光オーラ肌」がベスト!
2024年Oggi4月号「この春、ベースメイクは『素肌力をあげる』コスメに頼ろう」より
撮影/金野圭介 イラスト/ユリコフ・カワヒロ 構成/北川真澄
再構成/Oggi.jp編集部