今のお手入れが将来の肌を支えてくれる
エイジングケアを始めるべきか、まだ早いか、迷っている人も多いOggi世代。結論からいうと、30歳前後なら積極的に高機能なコスメを取り入れていいと思います。
この秋「SK-Ⅱ」が、肌の中には20代で既に小さな炎症=エイジングの火種が潜んでいるという事実、その火種が小さいうちにケアをすることが老化防止につながるという研究結果を発表しました。今のお手入れが、将来の肌を助けてくれるのです。
この秋の新作コスメは即効性が高いものが多く、2週間も使えば手応えを感じられるので、続ける励みになります!
教えてくれたのは…
▲美容エディター・大塚真里
Oggiをはじめ多くの女性誌で美容ページを手がける。特にわかりやすいスキンケアテーマに定評あり。
気づかないうちにシワやたるみが加速!? 炎症老化を食い止める!
肌の中には、細胞分裂という役割を終えても留まる「老化細胞」があり、それが周囲の細胞に悪い刺激を与えて小さな炎症を起こします。この炎症による肌のダメージ=炎症老化にアプローチするコスメがこの秋のトレンド。
A:クレ・ド・ポー ボーテ|セラムラフェルミサンS n 40mg ¥36,300(9月21日発売)
炎症老化を根本から断つ! 老化細胞にアプローチしながら、ハリを引き出す処方で引き締まった美肌へと導く美容液。
B:パルファン・クリスチャン・ディオール|プレステージ マイクロ ローション ド ローズ 150ml ¥19,800
炎症を食い止める美容液ローション。ディオールガーデンで育てられたバラ由来のエキスが、微小炎症にアプローチ。
C:ロート製薬|ブルーミオ ディープブーストセラム 25g ¥3,850(9月10日発売)
セラミドでエンジングケアという新発想。独自に開発した機能性成分「ブルーセラミド」が、炎症老化を防ぐ。
D:SK-Ⅱ|スキンパワー アドバンストクリーム 80g ¥24,200(編集部調べ)
エイジングの火種にアプローチするクリーム。
E:クラランス|クライオ-フラッシュ クリーム マスク 75ml ¥10,450
肌を冷やして炎症を鎮めるという発想のマスク。塗って10分おき、拭き取る。
結果が出やすい! 表皮ケアで目に見える透明感とハリを手に入れる
肌は表面の表皮とその奥の真皮という2層に分かれます。この秋、30代から顕著になる表皮のしぼみに着目し、表皮を集中的にふっくらさせる処方のコスメが複数登場。代謝が早い場所なので結果が出やすく、真皮を守るという意味でのエイジングケア効果も。
F:シロク FAS|ザ ブラック エッセンス 200ml ¥11,550(10月6日発売)
成分のほとんどが黒米発酵液。表皮のあらゆる層にアプローチし、透明感あふれる肌に。
G:コスメデコルテ|AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス 全3種 各200ml ¥11,000(9月16日発売)
肌をリラックスさせる独自処方。洗顔後すぐに使うプレ乳液。ぐんぐん浸透し、肌の緊張を解きほぐす。
H:カネボウ化粧品 トワニー|スキンオーラジェニック 30ml ¥16,500(10月7日発売)
表皮にふっくらハリをもたらす。表皮のヒアルロン酸を増やす独自開発成分「NAG2.0」を配合。
●掲載した商品の価格はすべて、税込価格です。
2023年Oggi10月号「今、『映える肌』はどうつくる?」より
撮影/松本拓也 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部