呼ぶと家具が動く! 限られた空間を有効に使える♡
「カチャカ」はAI技術を搭載し、人の声や専用アプリの指示で室内を移動して、ドッキングした家具を指定された場所まで運ぶ家庭用自律移動ロボット。「ねぇカチャカ、○○を持ってきて」と呼びかけると、専用の棚である「カチャカシェルフ」を運んできます。
マッピング技術を搭載し、走行中も障害物を検知。人や床に落ちているものを避けながら移動します。「カチャカ」は家具の下に潜り込んで連結する仕様なので、1台あれば複数の家具とドッキングさせられ、限られた空間を有効活用できます。
棚は女性でも簡単に組み立てOK! シックなデザインも◎
「カチャカ」が運ぶ家具は、組み立て式。今回使ったのは「カチャカシェルフ3段」(29,800円)です。段ボールから出したときには「組み立てが苦手な私でもちゃんと完成させられるかな」と不安でしたが、細かいネジなどは使わないので、やってみたらわずか10分ほどでシェルフが完成しました! これならひとり暮らしの女性でも、簡単にカチャカライフをスタートできます♡
シェルフの使い道はアイディア次第。コスメを収納して移動式ドレッサーにしたり、キッチン用品や調味料をのせたり、テレワーク用の仕事道具を収納したりと、ライフスタイルに合わせて自由に活用できます。
シンプルなデザインなので、簡単なテーブルとしても使えます。3段タイプのシェルフは、ソファーサイドやダイニングテーブルの近くにあると使い勝手のいい高さの717mmです。
デジタル設定も簡単に完了!
スマートファニチャーである「カチャカ」は声で呼びかけるほか、アプリでも操作可能。また、スケジュール機能も備えているので、毎回カチャカを呼ばなくてもあらかじめ決めた時間に自動的に移動させることもできます。スキンケアや勉強の時間になったら自動的に家具を運んでくるので、習慣化したいことをサポートする役割も期待できます。
アプリとのセッティングも簡単。カチャカのカメラにスマホアプリのQRコードを読ませるだけなので、デジタル操作が苦手な人でも手軽です。
「引っ越しをせずに今の部屋を広く使える」から生活の利便性が上がる
「カチャカ」本体のサイズ感は、幅240mm × 奥行387mm × 高さ115mm。イメージとしてはロボット掃除機くらいのサイズ感です。
お値段は22万8000円(税込)と高額ではありますが、室内に「自立して移動する家具」があることで、限られた居住空間を有効に使えることや一度買ったらずっと使えることを考慮すれば、お引越しをするよりも安く済むとも考えられます。また、月額4,980円~の48回分割払いでの購入もできるそう。
「カチャカ」はそのときどきの自分のタイミングに応じて、いろんな活用法がありそうな製品です。ライフステージが変わってもいろいろな使い方ができるので、使うとき以外は見えない場所に収納しておきたいものを、奥にしまい込むことなく片付けられるのは、生活の利便性を上げる術につながりそうです♡
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。