電気ケトルだけではハンドドリップも無理がある…
大人になると急に食の好みが変わることってあると思いますが、その代表格のひとつがコーヒーだと思っています。昔は苦手だったけれど今は大好き! むしろ、もはや立派なコーヒー中毒… なんて方もいるはず。
私も30代にしてある日突然、コーヒーが好きになったものです。
本来、ハンドドリップをするならば、抽出したコーヒーを入れておく“ドリップポット”や、いわゆる“ドリップケトル”と言われる細長い注ぎ口に加えて湯沸かし機能も備わったものなどが必要だと思います。
ですが、家にはそこそこの調理器具があって収納スペースに余裕はないし、何よりコーヒー初心者としてあれやこれやと嵩張る道具を揃えるのには抵抗があり。
ということで普段から使っている電気ケトル(ティファール)でハンドドリップをしていたのですが、幾度となくこの作業をこなし慣れてきても、やはりお湯が勢いよくドバーッと一気に出てしまう始末。
それによる雑味を感じられるほど繊細な舌は持ち合わせてはいませんが、とはいえ、やはり注ぎづらいのは確かでストレスになっていました。
そこで、“ドリップポット”などを買わずともどうにかうまく注げる方法はないかな、と探し、辿り着いたのが… こちらのアイテム!
NANTOの「スキッター コーヒードリップ用注ぎ口」です!
使い方は簡単。
電気ケトルの注ぎ口に装着するだけ!
※電気ケトルの種類によっては装着できないこともあるかもしれません。また、装着するケトルに合わせて角度を微調整する必要があります。
一見、頼りなさそうにも見えますが、これが想像以上の優れものなのです!
【Before】
【After】
狙ったところをめがけてゆっくりお湯を注ぐことが可能に!!
お湯の量をコントロールしながら注げるので、かなりストレスが軽減されました。
注いでいる最中に落ちてしまうということもなく。なのに付け外しが簡単だから、使いたいときにサッと使えます。面倒な作業を挟むとそれだけで使う際の心理的ハードルが上がってしまうので、これはうれしいポイント!
また、ステンレス製のシンプルな構造なので、余計な力を加えたりしない限り壊れるという心配もなさそう。
ちなみにこれ、もともとはアウトドア用なので、キャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍! メスティンやクッカーなどに取り付けることも可能なのだとか。
私はAmazonにて購入しましたが、税込み1,180円ほどでした。
もし万が一壊れてしまっても… これはリピ買いしてしまう気がします。
※記事中の感想は筆者個人の感想です
文/川原莉奈