そもそも香りの持つ力とは?
香りは、脳内の感情をつかさどる「大脳辺緑系」や自律神経系をつかさどる「視床下部」を刺激したり、体温や睡眠・ホルモンの分泌・免疫機能などのバランスを整えてくれたり(※1)と、実は様々な力を発揮してくれます。
また、エッセンシャルオイル(精油)は香りや種類は様々にあり、心地いいと感じる香りも十人十色。本記事では、どんなときにどんな香りが最適なのか、具体的な例を香りのプロが解説。ぜひ参考にして、仕事や生活に取り入れてみてください。
※1:参考/日本アロマ環境協会「アロマテラピーとは」
温活やリラックスしたい時におすすめ「ゆず」
寒さで凝り固まった身体をほぐす温活やリラックスをしたい時には、柑橘系の香りがおすすめ。特に「ゆず」は、安心感のあるやわらかな香りで、ほっこりした気持ちに。入浴剤を使ってお風呂にゆっくり浸かったり、リビング等で香りを広めるなど、生活シーンにも取り入れやすい香りです。
そろそろやらなきゃ! に「ローズマリー」「レモン」
仕事や勉強、家事など気持ちを切り替えて集中したい時には、清涼感のあるすっきりとした香りの「ローズマリー」や「レモン」を。エッセンシャルオイルを直接嗅いでもいいですし、アロマストーンにオイルを染み込ませたりしてリビングや仕事机に置いておくのもおすすめです。
安眠したい時におすすめ「サイレントムーン」
心地よく眠りにつきたい時は、「ラベンダー」や「ヒノキ」の香りがおすすめ。アロマブルームのオリジナル商品「サイレントムーン」は、4つの精油(ラベンダー、ヒノキ、ベルガモット、クラリセージ)がブレンドされていて、夜空に浮かぶように緊張から心をときほぐし、ゆったりとした気分に。私はトリートメントオイル(※2)を自分の胸元につけ、自分の体温で揮発させた、ふんわりとした香りを楽しみながら眠りについています。
※2:ホホバ油など植物油をベースに、エッセンシャルオイルが1%以下の濃度になるように混ぜた皮膚塗布用のオイルです。肌の弱い方は低い濃度で試してからお使いください。
アロマブルームでは、エッセンシャルオイルを配合したボディオイルやハンドクリーム、入浴剤なども展開。外出先やバスタイムにも香りを取り入れられるのが嬉しいところ。
次回は、実はあまり知られていないけど使える! エッセンシャルオイルの活用法についてお届けします。
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