持ち家と賃貸、どっち派が多い?
仕事や生活環境などの変化のタイミング、漠然と将来を考えたときに、次の住まいをどうするか考えてしまいますよね。持ち家にするか、賃貸にするか、どちらが良いのでしょうか。
将来設計のプロ・ホロスプランニングでは、「持ち家VS賃貸 あなたはどっち派? またその理由は?」というアンケート調査を実施。結果を一部抜粋してお届けします。
今回調査をおこなった、500名の男女のうち、年収300~750万円の間が約7割でした。参考にしてみてください。
「持ち家VS賃貸」、持ち家を選ぶ方が多数!
500名に「現在のお住まいの状況は?」と質問すると、持ち家と答えた方が56.8%と、全体の6割近くを占める結果に。持ち家に住んでいる方のほうが、賃貸に住んでいる方よりも14.8%上回る結果でした。
次に、「持ち家VS賃貸」ズバリ、あなたはどっち派?」と聞くと、「持ち家」を選んだ方が61.4%でした。現在持ち家に住んでいる方はもちろん、「今後持ち家に住みたい」と思っている方が多い模様。そのほか、「どちらでもない」と答えた方も5.2%いて、持ち家と賃貸のどちらかに絞れない方も少数ながらいたようです。
持ち家派と賃貸派、それぞれの意見はさまざま
「持ち家・賃貸・どちらでもないを選んだ理由」を聞くと、持ち家派・賃貸派・どちらでもない派それぞれの意見が集まりました。
早速みていきましょう。
◆「持ち家派」の意見
・持ち家は自分の持ち物(資産・財産)になる
「賃貸で家賃を払い続けるなら、家を買ってローンを払った方がのちのち資産になるから」(26歳・女性・専業主婦/大阪府)
「持ち家は最終的に財産になるから」(34歳・女性・専業主婦/神奈川県)
「ローンさえ終われば自分、もしくは家族の財産として価値が残るから」(39歳・男性・会社員[正社員]/山口県)
・家賃を払わずに住める点が魅力!
「家賃を払わなくて済むし、売ればお金になるからです」(33歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/愛知県)
「ずっと家賃を払い続けるのはちょっとな、と思います」(48歳・女性・個人事業主/鳥取県)
「住宅ローンが終わったら固都税位払えば家賃払わずに住めるから」(49歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/岡山県)
そのほか、老後を考えると持ち家が安心、あらゆることに気を遣わずに済む点に魅力を感じる、子供のことを考えると断然持ち家!、持ち家なら自分が好きなように設計・リフォーム・DIYなどができる!、「庭が持てる」というメリットも大きい! といった意見がありました。
◆「賃貸派」の意見
・引っ越しのしやすさや自由度の高さが魅力!
「その時々で住みたい場所を自由に変えられるから。持ち家の場合、近所でトラブルがあったとしても簡単には引っ越せないことなどを考えると賃貸の方が気軽でいいと思う」(27歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/愛知県)
「生活スタイルに合わせて引っ越しやすいから(38歳・女性・専業主婦/北海道)
家を買ってしまうと一生そこにいなければいけないので」(39歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/北海道)
・「持ち家特有のお金や管理の問題を考えて賃貸」という方も多数
「持ち家は管理が大変だと思うから」(29歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/広島県)
「持ち家は資産になりますが「ローンの支払い」が終わっても「固定資産税」「維持費」は常に別途お金がかかってしまうから。また持ち家になるとご近所トラブルになったときに気軽に引っ越すなどができないから」(32歳・女性・フリーター[パート]、契約社員/岐阜県)
固定資産税を支払ったり、家のメンテナンスなどを自分でする必要がないからです(35歳・女性・専業主婦/宮城県)
そのほか、「災害に遭った時のことを考えると賃貸のほうが安心」という意見や仕事の関係上、あえて賃貸を選ぶ方、「災害に遭った時のことを考えると賃貸のほうが安心」という意見もあったそう。
◆「どちらでもない派」の意見は…?
「ローンを払い終わっても税金と修繕費はかかるし賃貸は一生払い続けるのでどちらがいいか決めづらいと思いました」(24歳・女性・個人事業主/千葉県)
「持ち家は持ち家で建てた後の維持費が大変だなと思います。賃貸は賃貸で色々と手数料が入居退去時にかかるのでなんとも言えないかなと思いました」(28歳・女性・フリーター[パート]、契約社員・東京都)
「持ち家は、凄く憧れがあるしチャンスが在れば欲しいですが賃貸は、壊れたところとか修復してくれるのでそれは、助かるのでどちらも選べないです」(35歳・女性・会社員[正社員]/大阪府)
持ち家・賃貸それぞれにメリットとデメリットがあり、メリットとデメリットを把握した上で天秤にかけた結果「どちらでもない」という判断に至った方が多いようです。
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今回のアンケート結果から、持ち家に住んでいる方のほうが多いことや、持ち家派の方が多いことを考慮すると、持ち家の需要が高い状態は、今後も続くと考えられそうです。
ホロスプランニングは、以下のようにコメント。
「持ち家は賃貸に比べて選べる住宅の種類が豊富。また、住宅ローン完済後は住居費の負担が軽くなり、資産として活用することも可能です。ときには専門家のアドバイスを活用する方法も有効です。お金の使い方で悩まれた時には、当社の将来設計士へご相談ください」
ライフステージにあったお金の使い方は、プロに頼ってみるのもアリですね!
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査日:2022年6月30日
調査エリア:日本全国
有効回答数:500名(男性:34.6%、女性:65.4%)
10代:1名、20代:93名、30代:212名、40代:127名、50代:52名、60代:12名、70代:3名
調査対象条件|成人の方
調査機関(調査主体):自社調査