1位:パン・サンドイッチ・バーガー系

軽食やファストフードとして人気が高いパン系のメニューは、キッチンカーメニューでも非常に人気でした。
片手でも食べられること、持ち運びがしやすいこと、ゴミが少ないことなど、消費者目線でのメリットが多いことから売上が見込めると考える人が多いのかもしれません。また、具材を変更すれば複数の種類を提供しやすいところもメリットのひとつ。
「ホットサンドをメインとして販売して行きたいです。ホットサンドなら夏も火を通しているので安心だと思うからです」(40代・女性)
2位:スイーツ系

やはり人気が高めのスイーツ系。キッチンカーといえばクレープを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。最近ではクレープ以外のスイーツ系も人気で、焼き菓子や和菓子のキッチンカーなどバリエーション豊富。
ちょっと疲れたから休憩したい! というときにも、甘いものは選ばれやすいので、子どもから大人まで楽しめるメニューを提供すれば人気店になれるかもしれませんね。
「クレープです。あるキッチンカーのクレープで具がないシュガーバターを食べたときめちゃくちゃ美味しかった。そのキッチンカーを超えるシュガーバターに出会ったことがないのでプロデュースしてみたい」(30代・男性)
3位:ソフトドリンク系

ソフトドリンクは、フードメニューとセットで購入してもらいやすい点、提供に手間がかからず原価が安い点から、多くのキッチンカーで販売されています。
見た目がおしゃれなものであれば、SNSでの投稿も増えて一躍有名になる可能性もあるでしょう。
「ソフトドリンクといっても、単純に自販機で買えるようなものではなくて、色がきれいだったり、ミックスだったり使っている果汁がそこでしか飲めなさそうなドリンク。ソフトドリンクの方がホットドリンクよりも季節問わなさそう。容器の種類も単純で、手短に提供できそうだから」(30代・女性)
【番外編】注目度急上昇グルメも!

アンケート結果では、他にもさまざまな意見が見られました。ランクインとはならなかったものの、注目度の高いグルメや思わず共感しそうなグルメなどを紹介します。
◆健康を意識
「低糖質ドーナツ。ランチアドリブなどのデザートやおやつに、罪悪感なしに食べられる低糖質のドーナツを販売したら売れるかなと思ったので」(50代・女性)
「野菜たっぷりで断面が綺麗なおにぎらずや、野菜たっぷりの鶏肉の照焼き丼など。野菜多めだと、ちょっと小腹が減ったときにカロリーが低めで手軽にサクッとおやつ替わりにも食べやすいと思うから」(30代・女性)
◆人気の海外グルメ
「豆花(トウファ)です。台湾がとても好きで、コロナ前は何度も旅行に行きました。タピオカドリンクや小籠包などはメジャーですが、豆花はなかなか売っていません。健康的でローカロリー、フルーツなどと合わせると種類も豊富な豆花を出したいです」(30代・女性)
「フィッシュ&チップスみたいな、昔にあったイギリスにあるスタンドのイメージが良いです」(50代・女性)
◆懐かしい思い出
「僕が小学生の時に地元に100点のテストを持っていくとオマケしてくれるたこ焼きの販売車がありました。僕にとっては懐かしの味であり思い出の味であるためたこ焼きを選んだわけですが、僕はそれよりも移動販売車のお客さんとの壁のなさが大好きです」(50代・男性)
「メキシコに住んていたので、メキシコ料理作りが得意です。なので、日本人が知らないメキシコ料理を提供したい」(30代・女性)
◆地産地消を意識
「大学芋風のサツマイモステイック。最近フライドポテトの輸入が滞ったりしているのを見て、国産のサツマイモを使ったサツマイモステイックなら食物繊維も豊富で健康志向で地産地消が可能になり、食糧自給率も上がると考えたからです」(40代・女性)
* * *
思わず、食べたい! と思ったキッチンカーグルメもあったのではないでしょうか。馴染みのあるスタンダードなものから、海外グルメ、思い出の味まで、そこでしか味わえないグルメに出合いたいですね。
【調査概要】
調査期間:2022年4月5日~2022年4月6日
アンケート対象者:20代以上の男女
アンケート回答人数:300名
MYキッチンカー
TOP画像/(c)Shutterstock.com