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2022.07.01

2022夏は猛暑日が増える! 7月〜9月の気温は平年より高めで列島が真っ赤に…【気象予報士・太田絢子が解説】

気象庁は6月21日、3ヶ月予報を発表しました。これまでの傾向と変わらず、今年の夏は厳しい暑さが予想されています。それでは詳しく見ていきましょう! 気象予報士の太田絢子が解説します。

気象予報士 太田絢子

気温は全国的に高い傾向に!

7~9月の気温は沖縄・奄美地方を除き、西日本・東日本・北日本で平年より高い見込みです。

▲予想される海洋と大気の特徴・気象庁ホームページより

地球温暖化の影響などにより、大気全体の温度が高い状態が続いています。

さらに、昨年秋から続いているラニーニャ現象は、夏の前半にかけて続く可能性が高くなっています。この影響で夏の主役である太平洋高気圧は日本付近への張り出しが強くなりそうです。

さらに、大陸から張り出すチベット高気圧も日本付近への張り出しが強くなる予想で、これらの影響で西日本・東日本・北日本は暖かい空気に覆われやすい見込みです。

例年以上に最高気温が30℃以上の真夏日や、35℃以上の猛暑日が増えることが予想されます。夏のレジャーの計画を立てるときには、猛暑を考慮してくださいね。

降水量は平年並みに!

一方で、降水量は全国的にほぼ平年並みの見込みです。

ただ、月別に見ると、7月前半は西日本・東日本では、前線や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べ曇りや雨の日が少ない予想です。

太平洋高気圧が西日本や東日本付近への張り出しを強めたために梅雨前線が押し上げられ、各地で記録的に早い6月に梅雨明けとなりました。

一方で8月になると太平洋高気圧の張り出しが弱まる時期がありそうです。このため沖縄・奄美、西に本、また東日本の太平洋側では、南からの湿った空気の影響を受けやすくなり、平年に比べて晴れる日が少ない見込みです。引き続き最新の気象情報はこまめに確認するようにしてくださいね。

気象予報士 太田絢子

気象予報士、防災士。中学生のころから気象に興味をもち、大学在学中に気象予報士試験に合格。卒業後は損害保険会社に就職し、交通事故や自然災害に遭った人へのサービス業務に従事。自然災害が多発するなかで、犠牲者をゼロにしたいと思うようになり、気象キャスターへ転身。現在は地元名古屋のCBCテレビ「チャント!」などに出演中。趣味はモーニング巡り、季節の箸置き集め。


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