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LIFESTYLE

2022.05.02

もう畳まない! 洗濯物の面倒から解放される「片付けない」片付けって?

冬が終わり、春がきたと思ったらもうすぐそこに暑い夏の季節がやってきます。それなのにまだクローゼットにはニットやコートが? そんな人はクローゼットを衣替え不要のカタチに整理して、少しの工夫でストレスのない暮らしを目指しましょう!

整理収納アドバイザー kayoko

◆季節が変わったのに、衣替えをしていないから着るモノがない!

(c)Shutterstock.com

春になったと思ったら一気に気温が上がって、薄手の服を着たいけれど衣替えが間に合わなくて着るものがない……。

以前の私は洋服が大好きで、ちょっと高くても流行のものなどをたくさん買っていたので、衣替えはひと仕事でした。季節の変わり目になると、やらなきゃやらなきゃと背中を押されているようでした。

でも整理収納を知ってモノを取捨選択していったら、自分の本当の好みが分かるようになりました。おかげで今は、シンプルで着心地がいい服が数点あれば十分、という価値観に変わりました。

だからクローゼットの中もスッキリしていて「本当に着る服」だけになっています。

◆クローゼットの整理収納で衣替えが不要に

我が家のクローゼットは夫と私で一つずつ。私のクローゼットの中は、冬服、夏服、フォーマル、下着、くつ下類、ルームウェアに分けています。

クローゼットの一番手の届きやすいところに、夏は夏服を、冬は冬服を、と掛け直すだけ。いわゆる〝衣替え〟はこれで完了です。

つまり、クローゼットの手に取りやすい位置に季節の服を入れ、季節が変わったら移動させるだけ。面倒な衣替えから解放されました!

ちなみに、基本は薄い色→濃い色の順にグラデーションになるようにハンガーにかけておくと、どんな服があるのかが分かりやすく着るときに選びやすくなり、見た目も整います。

よく着る服と着ない服が分からない場合は、着た服を右からかけていく習慣にすると、あまり着ない服が左側に固まります。新しい服を買って、クローゼットのスペースに余裕がなくなってきたなと思ったら、左側の服の処分を検討するようにしてもいいですね。

◆「吊るす収納」でもっと時短! 畳まなくていい洋服収納

洗濯機は自動でも、そのあとにハンガーに干して、取り込んで、畳む。これが面倒! 洗濯物をハンガーから外して、畳んでしまってくれるロボットが普及しないかしら……。

毎日清潔に気持ちいい状態でいたいけれど、ハンガーに干した服をハンガーから外して、畳んでタンスに戻す。この工程の多さに以前の私はうんざりしていました。面倒なので、ハンガーに干した状態でついつい放置したままになることも。

そこで、干したハンガーのままクローゼットに入れてしまうことに決めました。つまり、クローゼットの中を基本的に「吊るす収納」にするのです。Tシャツだって、タンクトップだって、ニットだって、ルームウェアだって、ボトムスもなんでもかんでも、とにかく頻繁に着るものは吊るしておく。

こうすると、干したあとにハンガーから外す → 畳む → しまうの手間がなくなって、ただ移動するだけ! 効率的!

それに、畳むとどうしてもシワがついてしまいますが、ハンガーのまま吊るしておけばそれもなくなります。

子どもの服も、子どもが手の届く高さに突っ張り棒を設置して、ハンガー移動で済むように変えました。おかげで子どももお手伝いしたくなるみたいで、自分の服は自分の場所にしまってくれます。着るときも自分の服をちゃんと準備できるようになりました。

◆手間いらずなのにセンスよく見える、おすすめハンガー

ハンガー干しをラクにするのが、ハンガーの種類。クリーニング店で無料で付いてくるハンガーは、干すときに服がハンガーにうまくおさまらず、ハンガーの跡もくっきりつくし干しにくいと感じていました。そこでマワハンガーに統一!

ハンガーの種類ひとつでこんなにも干すのが苦痛じゃなくなるとは思いませんでした。乾いたあとの服がズレにくく落ちることもないので、もう手放せません。洗濯ばさみを使わなくなりました。

しかも見た目もシンプル。すべてのハンガーを同じメーカーの形と色に揃えておくと、クローゼットの中がスッキリときれいに見えるのもうれしいです。

◆収納の基本は、モノの「見える化」

(c)Shutterstock.com

収納とは「モノの定位置を決める」ことです。モノを使いたいときにパッと見えて、すぐに取りやすいように置いておく。これさえできていればいいのです。

要するに、一番よく使うモノを、それを使う人にとって最も使いやすいところに置くこと。クローゼットの洋服も、いま着たい服を一番手に取りやすい位置に吊るしてきましょう。日々の暮らしのプチストレスが劇的に減りますよ!

モノの定位置が決まったら、次はモノの「見える化」です。お店では全種類の商品が見えるようになっていますよね。家の中もあの状態が理想です。

お店で商品が見えないと、店員さんに聞いたりストックを探してもらったりする手間が生じてしまいます。同様に、例えばはさみを使いたいときにはさみがパッと見えないと、脳の中でいちいち同じような面倒が起こるんです。

私たちは一日の中でこれを無数に繰り返しています。それが積もり積もって「面倒くさい」という感覚になっているんです。

洋服を色のグラデーションで吊るしておく工夫も、「見える化」のテクニックです。

◆「見える化」を叶える3つのテクニック

(c)Shutterstock.com

ただ、お店のように「見える化」にしたくても、家庭内のスペースには限りがありますよね。私がやっているのは主に次の3つだけ。

テクニック1:「仕切る/立てる」

例えばハンカチのコーナーや靴下のコーナーをグループ化してまとめること。同じようなモノがあちらこちらにあると、どうしても見つけにくくなります。

それから、積み重ねないで立てるようにします。こうすると、多くのモノが上からパッと一目瞭然です。さらに、取り出しやすく戻しやすいのです。

テクニック2:「ラベルを貼る」

こんな小さな仕掛けで、見つける→取り出す→使う→戻すという一連の動作が、何も考えずに、勝手に体が動くようになるんです。

テクニック3:「2〜3割のゆとり」

スペースに対してピッタリ詰め込んでしまうと見にくいですし、そもそもギュウギュウ詰めでは取りにくく、また使ったあとに戻しにくいです。

リビングもキッチンも、同じ基本のテクニックで整理できます。衣替えのシーズンに、まずはクローゼットの中から見直してラクにスッキリしてみませんか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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