この花は何の野菜？ 二日酔いに効くと言われているアノ野菜
野菜は、生活習慣病の予防・改善に役立つほかにも、美肌やたるみにもアプローチするという嬉しい効果も。今回ピックアップする食材は、生薬としても有名な野菜です。
この花は何の野菜か知っていますか？
正解は、「ウコン」の花です！
正解は、ウコンの花でした！
ウコンは、しょうが科の食べ物で、生のまま食べられることがないので旬の時期はないですが、強いていうのなら、収穫時期の10〜11月ごろ。主な産地は沖縄県、鹿児島県です。
◆ウコンの歴史
ウコンの原産は東インドとされ、着色料や香辛料としても広く流通しています。日本へは、室町時代に中国から沖縄（当時は琉球王国）に伝来。今では、沖縄が日本最大の生産地となっています。
実は、ウコンの種類は世界に約50種類以上も存在していると言われています。日本に流通しているのは、秋ウコン、春ウコン、紫ウコンの3種。私たちがウコンと呼んでいるものは、秋ウコンをさします。
◆ウコンの栄養
ウコンを英語で言うと、「ターメリック（turmeric）」。カレーのスパイスとして聞いたことがある人もいると思います。スパイスがたくさん入ったカレーは栄養満点と言われていますね。ウコンはどんな効果・効能があるのでしょうか。
・肝機能改善
ウコンに含まれるクルクミンはポリフェノールの一種で、アルコールの代謝で生成されるアセトアルデヒドの分解速度を促進させる作用があり、二日酔いや悪酔いを予防するのだとか。しかし、この効果は科学的に立証されたことがないそうで、効果を期待しすぎて大量に摂取することはやめましょう。あくまで、消化機能の回復を早める程度として考えておきたいところ。
・老化や生活習慣病の予防
ウコンのクルクミンは抗酸化作用が期待されています。コレステロール値を下げ血流を改善したり、動脈硬化を防ぎ、脳卒中や心臓病を予防したりする効果があるそう。
・美肌効果
クルクミンには、肌荒れや肌の老化防止、口元のたるみにも作用すると言われています。
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ウコンの花から効果・効能まで紹介しました。ウコンは近年、がん抑制にも効果があるのではと示唆されています。今後も注目していきたいですね！
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