この可憐な花は? 古くから親しまれている食べ物の花です
私たちが食べている野菜や果物のほとんどは海外生まれのもので、伝来してから国内で栽培が始まりました。
今回ピックアップする花は、そんな食材のひとつ。海外原産です。この花を知っていますか?
正解は、「オリーブ」です!
正解は、オリーブの花でした! 小さくて可愛い花が咲くのですね。
オリーブは、暖かい気候を好み、日に当たる量が多いほど育ちも良い傾向にあります。一年中販売されているオリーブには、旬の時期があります。北半球では10月〜12月頃、南半球では4月〜6月頃です。とれたてのオリーブは、フレッシュな味わいと、香りが楽しめるのだとか。
◆オリーブの歴史
オリーブの歴史は相当古く、紀元前1万年前にはあったとされています。原産はデジタル大辞泉によると、地中海地方とのこと。
日本に入ってきたのは、安土桃山時代にキリスト教の宣教師が持ち込んだそう。その後、栽培が本格的になったのは、1908年(明治4年)。温暖な地中海の気候に似ていた、香川県の小豆島(しょうどしま)が試験栽培を成功させたことから始まります。
今でも、小豆島ではオリーブの栽培を盛んにおこない、国内生産の9割以上を占めています。
◆オリーブの栄養
オリーブは熟してくると、明るい緑色から黄色、赤色、赤紫色、黒紫色に変わっていき、緑色はグリーンオリーブ、黒紫色をブラックオリーブと呼びます。
それぞれ栄養も変わってくるので、摂りたい栄養をもとに選ぶのもいいですね。
・グリーンオリーブ
たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維、ナトリウム、カルシウム、ビタミンEなどが多い
・ブラックオリーブ
鉄、ビタミンB1、ビタミンB2などが多い
◆オリーブの選び方
オリーブの種類はたくさんあり、1200〜1300種類とも言われています。なので、一度食べてみて好みのものがあったら、メモしておくと◎。
オリーブの瓶詰めや缶詰は種抜きが多いですが、本来の旨味や食感を楽しみたいなら、種ありがおすすめ。種を取る手間がかかりますが、せっかく食べるならおいしさを重視したいですね。
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ここではオリーブについて紹介しましたが、キッチンや食卓で使うようになったオリーブオイルも健康効果が高く、種類も様々。オリーブオイルの選び方は以下をチェックしてみて。
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