見た目に騙された… リボ地獄男とマッチング!?
コロナ禍でますます需要が高まっているのが“マッチングアプリ”。結婚を目指して初登録したアラサー会社員U紀さんの手痛いファーストマッチングを覗き見!
見栄張り男は借金まみれ
今年34歳になる会社員のU紀さん。地元の友達はみんな結婚、同期も寿退社派とバリキャリ独身派にくっきり分かれてきているというのが現状のようです。同年代の男性社員も既婚者ばかりで35歳までには結婚をしたいと思いマッチングアプリに登録されたようなのですが…。
「高収入・高学歴・高身長という昔でいう“三高”の男性会員もたくさんいて最初はびっくりしました! でもきっとそんな人たちは可愛くて若い女の子としかやりとりしないだろうと思っていたら、年収900万円というY也さんとマッチングに成功したんです♪ どうやら彼は年内にも年収1,000万円を目指して頑張っているようで、高収入男性目当てじゃなかった私も浮き足立っていました。
初デートはY也さんの住む恵比寿で食事をすることに。駅前で彼の到着を待っていると、ビシッとキメたスーツ姿にハイブランドバッグと高級時計という出立ちで登場。顔はイケメン! というほどではなかったけれど、食事中の彼との会話が楽しくてなんとそのまま彼の家で飲み直すことになっちゃったんです♡
高収入なY也さんだけあって、てっきり夜景の見える広くて素敵なマンションに住んでいるかと思いきや、なんと6畳ほどの1Kアパート。しかも床にはいくつものブランド物が雑に転がっていて驚き…。あたりを見渡してみると次に目に飛び込んできたのは大量のクレジットカードの請求書! 私は驚いて『Y也さん買い物好きなんだね〜まぁ年収も高いですもんね!』と言うと、彼から驚きの告白が!
『あぁ〜、アプリで書いてる年収はちょっと盛ったんだよね。実際は400万円くらいだし。男も見栄張らないとね〜。ブランド物はリボで払ってるから毎月の支払いはそんなに苦しくないよ』一気に酔いが覚めました(笑)。
見栄のためにブランド物を身につけて、おまけに金利の高いリボ払いで支払っているとは。彼のその価値観を否定するわけではないし、私もご褒美にブランド品を購入することがあるけれど、年収のサバ読みには完全に騙されましたね。それにこの状態だと今後リボ払いに苦しむ姿が想像できました。
アプリ上のプロフィールを真に受けすぎた私が愚かだったのでしょうか。今年中の結婚に早速暗雲が立ち込めるマッチングのスタートでした」(U紀さん)
男女の価値観のズレで最も多いのが“金銭感覚”だそうです。平均的な年収だと衣食住全てに贅沢ができるという訳ではないですよね。いずれかに重点を置くと考えたとき、そこが相手の男性とマッチするかである程度の価値観の摩擦を少なくできるかもしれません。
もしかしたらU紀さんが出会ったこの彼は年収のサバ読み以外にも“衣”の価値に重きを置きすぎたため気持ちが冷める原因の一つになったのでしょうか。やはりプロフィール上では感じ取れない雰囲気や価値観は実際に会ってこそわかるものですね。
コロナ禍が続く中、気軽に出会ったり大勢で集まることが難しいですがU紀さんのように婚活を頑張るアラサー女子を、同じ婚活アラサー筆者も応援したいと思います!
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪