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手相において「鎖」が意味するものとは？
手相において、鎖のような出方とは、複数の線がグシャグシャになったような出方や、「島」が連なったような出方を言います。
これによって、手相にそれぞれ「味」のようなものが出ます。グシャグシャでスッキリしていないから、鎖状担っている線は悪いという説もありますが、そんなことはないのではないかな… と思う占い師です。人間臭さが鎖に現われるのです。
感情線が鎖状なのはいいって本当？
感情線は小指の下の部分にあるふくらみ（水星丘と言います）の下あたりから、中指や人差し指の方へ向かって、なだらかなカーブを描きながら伸びています。
感情線は、基本線の一つでその字の通り、感情に関することを司っている線です。愛情や感受性、性格の傾向、対人関係や気持ちの表現の仕方を見ることができます。その人の人間性や本心がよく表れます。
感情線が鎖状になっている人は、感情が豊かで人間味に溢れている人とされています。実際、私が占ってきたお客様で鎖状の感情線の方は、情が深く、慈悲深い人が多かったです。
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生命線が鎖っぽくなっている人
生命線は人差し指の付け根と親指の間あたりから始まり、金星丘（親指の横のふくらみ部分）に沿いながら、手首の方に向かってカーブを描くように位置している線です。生命線にはその人が持つ生命力や健康状態、体力・バイタリティ・スタミナといった心身の強さ、寿命の傾向などが表れています。
生命線が鎖状の人は、無理がきかない人と聞いたことがありますが、マッスルマッスルという筋骨隆々な体格で、鎖状の生命線を持つ殿方を鑑定したことがあります。健康上、何の問題もなく、トレーニングに励み、こっちから聞いてないのにタンパク質の重要性についてずっと語っていました。…というわけで、生命線が鎖状でも何も気にしないでいいと思います。
生命線についてもっと詳しく知りたい方は以下からどうぞ。
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頭脳線が鎖状に見える人の思考回路
頭脳線は、親指と人差し指の付け根の間を起点として、手のひらの中央をめがけて、斜め下に横切っている線です。物事を考える早さや長さ、楽観的か悲観的かといった思考の傾向、判断力、記憶力、創造力、どんな才能を持っているかのような知的さに関わることが出ている線です。頭脳線を見ればその人が内面に秘めている性格もわかります。
この頭脳線が鎖状の場合、私の持っている占いの教科書によると「考えがコロコロと変わる人、日和見主義、どっちつかず」などなど散々な書かれようだったのですが、「臨機応変、様々なアイディアが出てくる人」とでも言い換えておきましょう。人間の性格は紙一重ですので、いい方に転ばせましょう。
頭脳線についてもっと詳しく知りたい方は以下からどうぞ。
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子だくさんの人の印とされる鎖がある
子宝に恵まれる人に出る「ファミリーリング」と呼ばれる手相があります。これは当たったり外れていたりと、あまり当てにならない鎖だったので、ご紹介するのをためらったのですが、せっかくなので解説したいと思います。
位置は親指の第二関節。この部分が鎖状になっている状態を「ファミリーリング」と言い、子供がたくさんできたり、親戚がたくさんいたりと、一族が繁栄する人に出る手相と言われています。
がしかし、前述したように、そうでもない人にも立派なファミリーリングがある例をたくさん見ているので、これはあまり当てになりません。まあ、あったらあったで家が繁栄しやすいんだわ～と幸せ気分になるのもありかもしれません。
手首付近の鎖の意味とは？
手首の付近の線は鎖状になりがちです。が、ここは手相では特に見ません。故に、手のひらと手首の堺にそもそも線がなくても、真っ直ぐな線が入っていても、鎖状でも何も気にしないでいいと思います。
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監修：いけのり
人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。
