女性の手相占いでよく聞かれる質問に占い師が回答！ 特に注目したい部分はここ

【目次】
・女性の手相で特に注目したい部分は？
・鉄板は「私、結婚できますか？」の結婚線
・恋愛線からわかる恋愛の傾向と対策
・環境が変わりがちな女性は生命線に注目
・仕事を頑張れる女性の手相とは

女性の手相で特に注目したい部分は？

男も女も関係ない、ジェンダーレスな時代ではありますが、女性のお客様の鑑定中、特によく聞かれる質問というものがやはり存在します。今回はそれを中心に、女性自身が気になっている手相、もっと注目してほしい部分などをご紹介していきたいと思います。主に、結婚線、恋愛線、生命線、そして運命線です。

鉄板は「私、結婚できますか？」の結婚線

まずは、妙齢の女性を占うと十中八九聞かれる「私、結婚できますか？」の結婚線からいきましょう。この質問をされると、結婚に対してまったく思い入れのない私は、

「なぜ、結婚したいのですか？」

と、聞き返してしまいます。あ、別にお客様を困らせようとしているわけではありません。本来結婚をする必要がない、潜在的に結婚したくないと思っているのに、「ある程度の年齢になったら嫁に行くもんだべ」という旧態依然とした価値観から、半強制的に生み出された質問なのではないかと思い、ご本人の真の気持ちを確認したいのです。

いただくご回答はさまざまですが、まあ、そんな話は置いといて、結婚線の位置を確認していきましょう。

結婚線は、小指の付け根と感情線の間に走っている短めの横線です。結婚運を観る時に使います。結婚線は1本立派に出ている人もいれば、複数本出ている人もいます。線の数は「真剣に恋する相手の数」と言われています。

感情線に近ければ近いほど早婚、小指の付け根に近ければ近いほど晩婚とされています。また、同等の長さ・太さの結婚線が2本以上両手に出ている手相を「離婚線」と呼ぶ時もあります。ええ、なんて不吉な線なのでしょうか。結婚を夢見ている未婚女子の手のひらに離婚線を発見した時、私は見て見ぬふりをしてそっと相手の手のひらを畳みます。…手相は変わりますからね、大丈夫です。

恋愛線からわかる恋愛の傾向と対策

そして結婚も大事ですが、その前に相手と出会うのが前提。ということで恋愛線について解説しましょう。恋愛線は恋愛の傾向や大恋愛の時期などがわかる線です。恋愛の傾向とは、明るく仲良く恋をできるタイプか、つらい恋に陥りがちかといったようなものです。

恋愛線は、感情線から枝分かれした線が親指と生命線の間にある金星丘に向かって伸びています。

金星丘は手のひら内の親指の横の膨らみで、生命力、健康状態、スタミナ、家族との縁などが表れるところです。気持ちを司る感情線が、生命力を意味する金星丘へ向かいながら描かれる恋愛線… 恋愛というものの概念が具現化されているように思われます。ちなみにこの恋愛線、結構出ていない人が多いので、ないからと言って「私、一生彼氏できないんだわ～」などと凹むことはありません。指標の一つといった感じです。

環境が変わりがちな女性は生命線に注目

次に女性の皆さんに聞かれるのは「私、長生きできますか？」です。そもそも平均寿命が殿方より10年も長い女性陣… 「長生きしたい！」という意気込みから違っているのかもしれません。そんな問いに答えるために確認するのが生命線です。

生命線は人差し指の付け根と親指の間あたりから始まり、金星丘（親指の横のふくらみ部分）に沿いながら、手首の方に向かってカーブを描くように位置しています。全体的に手相が薄い人でも生命線だけは大抵はっきりしています。

生命線にはその人が持つ生命力や健康状態、体力・バイタリティ・スタミナといった心身の強さ、寿命の傾向などが表れています。健康に関して、日頃特に問題なく過ごしていると忘れがちですが、健康状態というのは各人の人生そのものに影響するため、それを鑑定できる生命線はとても大事な手相です。また、環境の変化による体の状態もわかります。女性は人生を通して環境が目まぐるしく変化しますので、生命線には特に注目をしていきたいものです。

仕事を頑張れる女性の手相とは

最後に注目したいのは人生そのものが現われる「運命線」です。運命線からは一生に影響を及ぼすもの、例えば、仕事運や結婚運（家庭運）、また、本人の人生への満足度などが読み取れます。さらには、目標達成に向けて努力できる意志の強さや現状の満足度なども観ることができるので、その人がどんな人で、今どんな状態にあるのかを知ることができます。

結婚しても共働きでガシガシ頑張るのが向いている女性の運命線は、上の図のようにはっきり出ていることが多いです。逆に内助の功でいきたいというしっぽりタイプの女性は運命線がなかったり、薄っすらとしていたりします。ただ、各人の状況によって観方はだいぶ異なってくるので、ここに書いているのは参考程度ですが（薄っすらの運命線＝会社内で目立たず補佐的に働くのが向いているというケースも）。

今回ご紹介した手相は、女性男性という区分けに限らず大事な線ですので、男性の読者様（いたらですが）も、手のひらを見つめて確認してみてください。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。