やっぱり独身がいい!?『独身に戻りたい瞬間』はこんな時!
結婚をすれば必ず幸せになれる? 既婚者に聞くと、別れたいと思った瞬間がある人が多い模様。交際中にはわからなかった相手の性格や価値観の不一致、それに嫌でもお互いを取り巻く環境まで結婚すると介入しなくてはいけません。それゆえに結婚前とはどうも事情が異なる模様。
今回は未婚の筆者が既婚者たちの『独身に戻りたい瞬間』について根ほり葉ほり聞いてきました!
◆1人の時間がない
最も多かった意見が「1人の時間がない」。結婚をすれば同居をするのが一般的。カップル時代から相手と同棲をしていた人よりも、一人暮らしだった人の方が「1人の時間がない」と感じやすいようです。相手を気にせず何かに没頭したり、休日に1日中ベッドでゴロゴロできるのはやっぱり独身の特権? また家事・育児により、ますます1人時間が削られていると感じているみたい。
・『趣味の海外ドラマいっき見が結婚してからはできなくなりました』(女性・31歳)
・『子供がまだ幼いから専業主婦になったけど独身時代のだらけた生活が恋しくなる』(女性・30歳)
・『独身の同僚が休日に飲み歩いていると独身に戻りたいなぁ〜って思いますよ』(男性・33歳)
◆自由にお金が使えない
共働きが増えた今、財布は別で! という夫婦も珍しくありません。今回話を聞いた夫婦の多くも共働きが多く、夫が家賃・住宅ローン、妻が光熱費、食品など生活雑費は割り勘で、ときっちり分けているパターンも。では実際どういった部分で自由にお金が使えないのでしょうか。
・『独身時代はデパコス。現在はプチプラコスメ使用です。共働きですが、将来のための貯蓄などを考えると私の稼ぎもそう使えないことが判明』(女性・27歳)
・『やっぱり飲み代にかけれないところがキツイ。奥さんも欲しいものを我慢してくれてるみたいだけど、たまにパーっと使いたい時はあります』(男性・33歳)
・『趣味が自転車なのですが、パーツとかが高くて。妻からはもう買うのはやめて! と言われ…。よほど高給取りじゃないと独身時代と同じお金の使い方はできないんじゃないかな』(男性・36歳)
◆親戚付き合いが面倒
結婚は2つの家族が1つになるため、おのずと両家の親兄弟と親戚関係になります。それらがわずらわしいと感じ、独身の方が良かったなぁ〜と思う既婚者男女も。中でも地方に嫁いだ女性側からの意見が噴出!
・『地元で嫁いだから、地方の嫁あるある一年中親戚の冠婚葬祭の手伝いをさせられます。上京して東京で結婚すればよかったと感じています』(女性・28歳)
・『年末年始、九州の主人の実家へ行きました。お義母さんはゆっくりしててね〜というものの、主人の実家には親兄弟が何組かやってくるので手伝わない訳にはいかず…。結局クタクタで、全く休んだ気がしませんでした。主人には申し訳ないですが一瞬、結婚間違えたかな? なんて思いました』(女性・35歳)
番外編『もう一度恋愛したい・している』
最後に恋愛に関する『独身に戻りたい瞬間』を聞いてみました。すると別の人との恋愛に憧れを抱く声がちらほら。中には現在進行形という人まで! それって独身に戻るのも時間の問題?
・『旦那は性格重視で選んだのでつい好みのイケメンを見ると、あぁ〜もうあんな人と恋愛できないんだな〜ってちょっとセンチメンタルになりますね(笑)』(女性・30歳)
・『俺が結婚しているのをわかっていてアプローチしてくる子もいますね。それが妻より可愛いと恋愛対象として見ちゃいますよ。まぁ一線を越えないよう気をつけます』(男性・31歳)
・『結構真剣に好きな子がいるんです。相手も現在の状態=不倫なのは承知の上だけど、デートの帰りに悲しい顔をされると今の妻との“離婚”がよぎります』(男性・34歳)
・『好きな人がいます。私も働いてるので素敵な男性と出会う確率も専業主婦よりかは高いせいですかね。問題は起こしたくないので積極的にいけないのは残念ですがw』(女性・31歳)
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今回話を聞いた彼らに共通していたのは、本気で離婚を考えるまで独身に戻ろうと決意していないところ。確かに夫婦生活の中で何度も『独身に戻りたい』と思う瞬間はあるようですが、それはある程度覚悟していたという声がほとんど。
「生まれ変わっても結婚したい?」と言う問い掛けにも、全員が「もちろん!」と返答。中には悩みならが答える人もいましたが、不満以上に結婚したことへの幸せや安心感を手に入れているってことですね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪